広島カープ考察

2024/01/05(金)15:32

広島 人的補償情報

『日高暖己を獲得』  本日は久々に広島についての情報を見ていきたいと思います。 昨日に西川のFA補償の発表を5日に発表すると鈴木球団本部長が名言していましたが、広島は人的補償を選択して日高投手を獲得すると発表しました。 日高は昨年のドラフト5巡目で指名を受けて入団した高卒2年目の投手、まだオリックスに入団したばかりなので1年で移籍する形となりました。 触れ込みによりますと、最速148キロの直球とフォークが武器で、それ以外にもスライダー、カーブ、チェンジアップなどを投げ分けるとの事です。 個人的には支配下枠の事もあって金銭補償ではないかと予想していましたが、人的補償を選択してきましたね。 ただ今回日高の獲得で追加補強や育成選手の支配下登録もし難くなった事もあり、ひょっとするとトレードがあるかも?しれませんね。  早速今年の成績を見ていきますと、高卒1年目ですが既に12試合に登板して20回17被安打9奪三振7与四球1与死球で、防御率は3.15となっています。 そしてこちらが台湾で行われたウインターリーグでの​成績​、ここでは4試合に登板して18回21被安打14奪三振8与四球3与死球で、防御率は3.50となっています。 数字上では防御率こそ良いですが投球内容はまだまだといった印象、2軍では与四死球率は3.60なものの、WLでは5.50となっている制球面にやや課題が残るでしょうか。  最後に投球フォームを見ていきたいと思いますが、今回はイージースポーツ様のtwitterやパ・リーグTVから見られる動画を参考にしたいと思います。 まずこちらが2軍公式戦での​動画​、こちらがフェニックスリーグでの​動画​となります。 ちなみに山本由伸二世と呼ばれていたので比較対象として山本由伸の投球フォーム(​動画​)も見ていきたいと思います。 正直なところ、山本由伸と似ているのはテイクバックぐらいな印象で、それ以外は腕の位置から何から全然違う印象を受けました。 山本由伸はスリークォーター寄りの腕の位置ですが、日高はオーバーハンドで振り下ろしており、担ぎ投げ気味のフォームをしています。 広島は森下や栗林などを好んで指名するので確かに好みのタイプの投手と言えるでしょうか。  まず気になるのは体重移動の際の右膝、少々折れすぎている印象で膝小僧が地面につきそうなぐらいになっています(昔はその形が良いと称されていましたが、膝小僧がつきすぎるぐらい沈み込ませると下半身の力が地面に落ちてしまって伝わらないとされています)。 フェニックスリーグではステップする幅が広がって更に沈み込んでしまっており、最後の右足の引き上がりが公式戦の頃に比べると弱くなっています。 他には投げ終わった後に体全体が一塁側へ流れてしまっているところも課題でしょうか。 上半身はグラブをしっかりと抱えられていないからか壁を作れていない印象で、この辺りにも課題を感じるでしょうか。 やはり制球に課題を抱えているのも分かる投球フォームかな?とも感じますが、さほど修正するのが難しそうではないのはプラスではないでしょうか。 高校時代の投球フォーム(​動画​)と比較してみても右足の引き上がりは今の方が断然良いので期待したいですね(ただ高校時代よりも体が流れるようになってしまっていますが)。  まだ高卒2年目の投手且つ体格を見てもまだかなり細身な印象、広島では高卒投手はまず体作りがメインでチラホラ登板させるという方針です。 ドラフト1巡目指名の斉藤はかなり体格が逞しくなっていますが日高は高校時代とさほど変わった印象はなく、登板数は公式戦だけで12試合と高卒投手にしては割と投げており、フェニックスリーグやWLにも参加していたのでどうやらオリックスの育成方針は広島とは違うようですね(ただオリックスの方が投手育成は上手いですが…)。 ただ広島に移籍してきただけに、ひょっとするとこの細身の体格を大きくしようという事でまずは2.5軍で体作りからとなる可能性があるのかな?と思います。 将来的に先発投手としての大成を期待したいですね。 ​ PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】​

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