|
カテゴリ:広島東洋カープ
『課題は明白』 本日の広島は1-3で横浜に敗れました。 先発森は前回同様に変化球主体の投球、3回までは内野安打1本に抑えていましたが、4回に牧にライト前ヒット、一死からオースティンを詰まらせながらもヒットを浴び、この一打から狂ってしまったでしょうか。 宮崎にもレフト前ヒットを浴びて満塁とすると、桑原にはライト線へのタイムリー二塁打、戸柱にはタイムリーを浴びるなどこの回のみ連打を浴び、3.2回を投げて1奪三振無四球3失点で降板しました(8:3:4:1:1)。 宮崎には1球だけ内角を突くもそれ以降は外角のみの投球となってしまい、読まれやすくなったでしょうか。 オースティンにはヒットを浴びたもののしっかりと制球できた内角カットを投げられていただけに、もう少し自信をもって突いていっても良かったのではないかな?と思いました。 また、球速が最速146キロと森にしては遅く、床田もそうですが何とか出力を維持できないものでしょうか? 2番手黒原は1.1回を投げて1安打2奪三振無失点(0:3:0)、3番手島内は1回1安打2奪三振1四球無失点、ただ今季はあまり芳しくない投球内容が続いており、やはり2球種だけでは厳しいのでかつてのフォークを解禁しては如何でしょうか(1:0:1)? データ上では非常に優秀な球種だっただけに、何故に封印するのかが不思議でなりません。 4番手ハーンは3者凡退1奪三振無失点(1:1:0)、5番手栗林は先頭宮崎にヒットを浴びるも後続を打ち取って無失点(2:1:0:1)。 一方野手陣は先発ジャクソンの前に僅か4安打と抑え込まれました。 ジャクソンは左打者の方がより強いタイプで、三振も右打者よりも左打者から多く奪っており、主力に左打者が多い広島野手陣には厳しかったでしょうか。 春先は奮いませんでしたが、徐々に調子を上げてきて8月以降はエース級の活躍、来季も横浜に在籍するとすれば非常に厄介な投手になりそうです。 この敗戦により、横浜が1勝、もしくは広島が1敗でもすれば横浜のCSが確定となり、事実上今日で終戦と言っても良いでしょう。 今日の敗因はやはり打線、森はKOされたものの何だかんだで3失点にまとめており、投手陣はこの1年間よく投げたと思います。 一方で打線は投手陣におんぶにだっこ状態、投手陣に疲れが見えた時期にカバーしてあげられる事もできませんでした。 ただそんな中で矢野の打撃面での成長が目覚ましく、打率.230ぐらいでしたが、今や.257と.260近くまで引き上げており、何と9月は打率.304、出塁率は.366と好成績を残す事が出来ました。 優勝争いをしていた時期にバンテリンドームで守備のミスを犯すなど苦しい時期もあり、以前の記事にて「自分で乗り越えていくしかない」と書かせていただきましたが、今日は見事な守備で失点を防いでおり、壁を乗り越える事ができたのではないでしょうか。 後はもう少し三振の数を減らせして四球を今以上に増やして欲しいところです。 拾った情報によりますと、今年のドラフト1巡目入札は野手で行く事が決まったそうです。 個人的には絶対的エースの金丸が良いかな?と思っていましたが、この悲惨な状況を見ると野手を入札したくなるのも頷けます。 今年のドラフトではしっかりと長打を打てる、もしくは出塁率の高い野手の指名を望みたいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|