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カテゴリ:海外リーグ野球
『それぞれの国際大会』 今回は海外の野球の大会について見ていきたいと思います。 まずは東アジアカップ、現在3日目まで行われていますが、対戦成績はAグループは香港が全勝、タイが2勝1敗、マレーシアが1勝2敗、カンボジアが全敗となりました。 そしてBグループはフィリピンが全勝、シンガポールが2勝1敗、インドネシアが全敗となりました。 何と佐賀インドネシアドリームズの選手が多く名を連ねていたインドネシアが全敗するという残念な結果となりました。 やはりフィリピンはリトルリーグ~大学野球までは充実しているだけあって東南アジアの中では抜きん出て強いですね。 ただやはりプロ野球がない上に国内リーグも停止していたのですが、今季から国内リーグが復活し、プロ野球も佐賀インドネシアドリームズにもフィリピンの選手が参加しており、更に連携協定も発表されたのでより一層フィリピン野球の底上げが期待できるかもしれませんね(twitter)。 元々大学野球までは奨学金も得られるなどそれなりの地位が与えられているだけに、プロ野球選手という道が開ければより一層盛り上がっていくのではないでしょうか。 また、本日ワールドシリーズに敗退してしまったものの、NYYのボルピーはフィリピン系アメリカ人であり、フィリピン国内でも特集が組まれていたそうです(twitter)。 ちなみに東アジアカップの試合はフィリピン野球協会のfacebookにてライブ配信されていますので、興味のある方は是非ご覧ください。 続いては11月にUAEのドバイにてアラブクラシックが開催予定ですが、インド代表やパキスタン代表として出場する選手達のインタビュー記事が掲載されています。 パキスタンからはアジア野球選手権大会に出場したムシャラフ・カーン投手や日本の高校球児だったハスネン投手が出場予定、インドからはbaseball unitedの東西対抗戦にも出場したアクシャイ・モア投手が出場予定、他にはインドの全国選手権大会にも出場した選手達が出場する予定との事です(twitter)。 ちなみにこちらはインド代表として出場する選手の打撃練習動画です(twitter)。 こちらの地域ではbaseball unitedが創設され、更にパキスタンでもプロ野球リーグが創設され、後者の方は当該地域の選手達のスキルを底上げする為のプロ野球リーグという事で、当該地域の選手達がメインとなりそうです。 ここの地域でもプロ野球選手という道ができれば野球にも脚光が浴びるのではないでしょうか。 インドでも実は各州で野球大会や大学で野球大会などが行われているそうなので、プロ野球ができれば盛り上がっていくと期待しています。 他には来年開催予定の欧州野球選手権大会の開催地が発表されたそうで、オランダやイタリアといった元々欧州の中では野球が盛んな国は勿論ですが、何とベルギーでも開催される事が決まったそうです(twitter)。 元々イスラエルの予定だったそうですが、政情不安によって開催地が変更される事が決まったのですが、3ヶ国の共催となる事が決まったようですね。 最後に拡大が決定したプレミア16?ですが、プレミア予選の開催地に中国が立候補しているとの情報がありました(twitter)。 近年、中国では野球への取り組みが活発になっており、今年もU23のワールドカップの開催国となって初出場で大健闘の4位、国内リーグでは福建省にもプロ野球チームが誕生し、ドーム球場建設も進んでいるなど目覚ましい1年となりました。 また、沖縄で開催されるジャパンウインターリーグにも中国の選手達が参加するなど積極的です。 プロ化も目指しているとの事で、中国野球にも目が離せませんね。 今年は各国プロ野球リーグが大盛況、これから野球を普及させていこうとする国やプロ野球を始めようとする国にとっても追い風となると思います。 東南アジアや西アジア、欧州でも野球が盛んになっていく事を期待したいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.01 00:00:11
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