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カテゴリ:広島東洋カープ
『2人の長距離候補』 本日は広島の情報を見ていきたいと思います。 まずは大道、デイリーの記事によると今オフは体重減と投球フォーム改良に取り組んでいるとの事です。 どうやら昨季は94キロと体重を増加していたそうですが、今季は88キロに減らして体のキレを取り戻したいとの事です。 また、投球フォームデータを駆使しながら改良中との事で、釣竿をイメージしているとの事で、印象だと腕の使い方を改良するのでしょうか? ただ個人的に大道の場合は前に突っ込みがちな点と躍動感がありすぎて前足の踏み込みが一定しないところに問題があるのではないかな?と思っており、腕の使い方よりそちらを改善した方が良いのではないかな?と思います。 続いて佐々木と渡邉、安仁屋氏が記事にて2人の印象を語っていますが、佐々木は「間の取り方が良い」とタイミングの取り方を称賛し、左右問わずに打ち返す対応力についても評価しています。 こちらの記事では野間からも「コンタクト率が高そう。対応しそうな感じを受けた」と素材型との触れ込みに反して対応力の高さを褒められています。 過去記事でも触れましたが、最終学年秋の打撃内容ではBB/Kが大幅に改善し、元々三振もあまりしないタイプなので対応力には長けたところがありそうですね。 ちなみに打撃練習では角度をつける事を意識しているとの事、最終学年では対応力重視の打撃スタイルに移行したので本塁打は0でしたが、打撃内容を維持したうえで角度もつける事に成功すれば広島の中心選手になって行けるのではないでしょうか。 そして渡邉は低めの球に強そうだと話し、左キラーにもなれそうとの見解を示しています。 ただし、打ち損じる場面もあって「タイミングの取り方をどうにかすれば1軍でも期待できる」と話しています。 確かに過去記事でも書いたのですが、どうも打撃フォーム(youtube)を見ていてもテイクバックにぎこちなさを感じるところがあります(足を上げてから踏み込むまでのバットを持つ手の動作)。 特に3年生の頃の本塁打を打った際の打撃などは特に感じるところではありますが、4年生では大分良くなっているのかな?とも思います。 また、低めの球に強そうだと言う点ですが、確かにMLBのスラッガーを彷彿させるようなバットの出し方や軌道をしており、この選手は文句なしでスラッガー候補だと思います。 最後に再びこの2人に関する記事ですが、佐々木には外野手を守らせ、渡邉は元々本職の捕手としてのポジションを検討しているとの事です。 正直なところ佐々木に関しては三塁一本(もしくは大学時代に経験のある二塁)で勝負してもらいたいところで、そもそも1巡目を使ってまで獲得した強打者なのですからサブポジに時間を割くよりは打撃を重点的に磨くべきなのでは?と思います。 渡邉に関しては三塁や外野という話が出ていましたが、個人的には元々本職の捕手の方が面白いと思っていたので賛成です(過去記事でも仲田らとポジションが被るのが懸念としています)。 よく考えてみますと、三塁は新井監督が小園について三塁起用を基本線としていると話し、更に佐々木が入った上に内田もいるとなると、これ以上三塁候補を増やしてもなという思いがあります(ましてや3人も右の強打者でタイプが被ります)。 外野の両翼も候補となる選手が非常に多い事情(センターを守れる人材が不足しているのであって外野手自体は多め)もあります。 逆に捕手は坂倉のFA取得が間近に迫り、これだけ盗塁を刺せて打てる捕手ならば最低でも3億円以上積まなければ厳しく、甲斐が流出したソフトバンクならば5億積んできてもおかしくないでしょう。 そう考えると流出してしまうものと考えた方が良く、それならば渡邉は捕手として考えた方が良いのではないかな?と思います。 大学時代は巨人に入団した坂本が故障離脱したシーズンでは捕手を守り、それでいて打撃でもしっかりと成績を残したので打撃に影響はなさそうで、石原がマスクを被る時は一塁を守れば良いので適任なのではないかな?と思います。 以前から書いていますが、やはりできれば今季は「若手野手育成に主眼を置いたシーズン」にして欲しかったなという思いがあります(良い素材が入ってきただけに)。 ちなみに渡邉は中国新聞の記事にて「鯉のカブレラ」と称されるなど非常に楽しみな選手です。 モンテロという強力なライバルが入ってきましたが、それを覆すだけの活躍に期待したいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.18 13:27:29
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