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カテゴリ:広島東洋カープ
『放物線、再び』 本日の広島はヤクルトと練習試合を行い、1-4で敗れました(youtube)(youtube)。 先発常廣は2回を投げて1安打1奪三振無失点と好投、記事によるとフォークの調子が悪くカットボールを多投したとの事で、常廣は練習の成果が出たと決め球として使える目処が立ったと話しています。 確かに腕の位置はオーバーとスリークォーターの中間ぐらいなのでカットボールも横変化しやすそうな印象を受けます。 長いイニングを投げるには直球とフォーク以外の精度も大事となって来るだけに、大きな収穫と言えそうです。 この日は右足が本塁まで回ってくるなど徐々に体重移動も良くなってくれればと思います。 そして二俣ですが、この日もヤクルトの金久保からレフトスタンドに放物線を描くソロ本塁打を放ちました(youtube)。 左足を踏み込んだ際に前肩を捻らなくなった事でスムーズにバットを出せるようになったように感じ、昨季に比べるとスイング自体も強くなったように思います。 タイミングは投手が足を上げたと同時に自身も足を大きく上げ、そこからそろ~っと下ろしていきますが、本塁打を打った際はしっかりと余裕をもって振る事が出来ていたように思います。 ただ前回の記事でも触れましたが、やはりスイングした後に左足がかなり三塁側にブレてしまう程の踵体重になってしまっている点が今後の大きな課題となってきそうです(それでも赤塚から打った時よりもブレは抑えられています)。 そういった意味ではスタンドインさせられる程の長打力があるかなりの踵体重なので「右の宇草」といった印象、ただ二俣の場合だと外角球は強く叩けないものの楽天戦での決勝点を呼ぶきっかけとなったライト前ヒットなどちょこんと合わせる対応力もあるだけに、何とかもう少しブレないようになれればなと思います。 他には中村貴浩が同じく前肩を捻らなくなった事で無理なくスムーズに引っ張る事が出来てライト前ヒットを記録、内田も痛烈な打球で三遊間を破るレフト前ヒットを打ち、彼ら2人にも期待したいですね。 このまま順調ならば常廣が入ってくるのかな?と思いますが、タイミング自体は取りやすそうなので3~4回投げてどうなのかを見てみたいところです。 そして二俣が本塁打、内田もヒット、個人的に期待している中村貴もヒットと結果を残しました。 野手陣に関しては「物足りない」と言い続けてきましたが、私自身が少々劇的な成長を求めすぎていたのかな?と思います。 このように見ていくと、昨季や今までよりも良くなっているなと感じさせる部分があるだけに、少しずつで良いので成長していき、レギュラーへと駆け上がって欲しいところです。 最後に紅白戦、練習試合と2本塁打を記録した二俣ですが、将来的には現状の野間に長打を併せ持った選手になってくれる事を期待したいですね(かつて野間が求められた打者像ですが)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.02.16 00:12:42
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