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カテゴリ:海外リーグ野球
『古き良き野球、ニカラグア全勝突破!』 本日はWBC予選を見ていきたいと思います。 台湾で行われているWBC予選ですが、ニカラグアがスペインを相手にタイブレークの末2-1でサヨナラ勝ちを収め、本日台湾相手に6-0と完勝を収めて見事に全勝でWBC本選への切符を手にしました(twitter)(twitter)(twitter)(twitter)。 ニカラグアは中南米地域の国、中南米地域の国と言えばドミニカ共和国やベネズエラ、プエルトリコ、バハマ、キュラソーなど強打者揃いのイメージを持たれるかと思います。 しかしながらニカラグアは堅守のチーム(twitter)で、投手陣も90マイル弱の球速帯ですが小さなテイクバックでタイミングを取り難いのか打ち損じが多く、更に変化球も制球良く投げ分けていた印象で台湾を相手に12得点を奪ったスペイン打線を封じ、巨人戸豪から4点を奪った台湾打線も小刻みな継投で再三のピンチを凌いで無失点に抑え(twitter)(twitter)、3試合で僅か2失点に抑え込みました。 打線の方は小刻みに繋いでいくスタイルで、小技や盗塁を絡めるなどまるで以前までの日本が十八番としていたスモールボールを体現した野球を見せ、初回に2点を先制すると、9回にはダメ押しの3点を追加して台湾を突き放しました(twitter)。 ただスモールボールと言っても台湾投手陣の90マイルを越える直球もしっかりとジャストミートして弾き返して二塁打を放つなど全くの貧弱というわけではなく、見事に打ち崩しました。 初戦はこの中では明確に力が落ちる南アフリカ(とはいえ意外にも健闘した印象で、もう少し力を入れるようになって行けば面白い国になりそうです)にまさかの大苦戦を喫したものの、スペイン戦では何度も大ピンチを凌いだ末(twitter)に連日のサヨナラ勝ちを収め(twitter)、そして最終戦にプレミア12で優勝した台湾を相手に完勝し、これ以上ない最高の形となりましたね。 前回のWBCでは死の組(ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコ、イスラエル)と言われたグループに入ってしまいましたが、来年のWBCではどの組に入るのか注目ですね。 そして敗れた台湾は再びスペインと再戦する事となります。 初戦での先発が予想されたエース徐投手が体調不良から復帰して本日登板しましたが、恐らく明後日に先発登板が予想されます。 懸念となるのは打線、やはり2月という時期が台湾にとっては圧倒的に不利なのか、ウインターリーグを通じてプレーしていた他の国とは明らかに仕上がっていない印象を受けます。 ただスペイン投手陣はニカラグア投手陣と同じようなタイプの投手が多いものの、制球面は不安定な投手が多いのでそこが狙い目で、この日ニカラグア投手陣の球筋を見たのも収穫ではないでしょうか。 キーとなるのは徐投手が多くのイニングを投げて無失点に抑え、何とか打線が得点していく形を取る事でしょうか。 一方スペインはこの日98マイルを計測した絶対的エース徐投手(来年海外挑戦濃厚)を打ち崩すことができるかに掛かっているでしょう。 特にスペインは前回のWBC予選ではチェコ相手に21得点の大勝を収めていながらも肝心の決定戦でチェコ投手陣に抑え込まれて涙を飲みました。 しかしながら欧州野球選手権大会ではその悔しさを乗り越えて見事にオランダを破って決勝進出を決め、イギリスを破って優勝を果たしました。 今回こそは同じ轍を踏まずにWBC本選の切符を掴み取る事ができるでしょうか?注目したいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.02.24 00:00:09
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