|
カテゴリ:海外リーグ野球
『運命の一戦は?』
いよいよ本日、WBC本選出場を決める一戦が始まります(twitter)。 当初はプレミア12でも優勝を収めた台湾が1位通過でスペインとニカラグアで2枠目を争うのではないかと予想されていましたが、結果はニカラグアが全勝で1位通過、そしてスペインが2勝1敗、台湾がまさかの1勝2敗で負け越す結果となりました。 その原因としては情報収集不足ではないか?とされており、こちらのtwitterにて記事が掲載されているのですが、ちょっとした冗談が炎上してしまったそうですね(twitter)。 ただ本日開催される予選通過決定戦のチケットの販売数(当初は1万枚の販売しか予定していなかった)に関する記事(twitter)を見ても分かる通り、台湾が出場するという事もあって急遽1万枚の予定だった販売数を追加販売する事が決まったそうで、どうも台湾側にも1位通過は固いという慢心が多少なりともあったのかもしれません。 しかしながら恐らく先発はエースの徐投手が濃厚、158キロを計測するなど日本ハムに入団したグーリン投手と並ぶ台湾を引っ張るエース投手なだけに、12得点を記録したスペインとてそう簡単には打てないと思われます。 しかしながらスペイン打線は今大会チーム最多本塁打(twitter、twitter、twitter、twtter)を記録しており、甘く入れば一発という怖さを秘めています。 皆鋭いスイングを見せており、年齢もまだ中堅ぐらいの選手が多いのでNPBや韓国プロ野球(KBO)もアメリカばかりでなく、こういった国からも選手を獲得するのも面白いのでは?と思います。 また、守備もファインプレーが多くミスもないなどニカラグア同様に堅い守備を見せており、投手陣が四死球連発しない限りは非常に手強いチームと言えそうです。 泣いても笑っても今日のこの一戦でどちらが進出するかが決まります。 オカルト的な要素ですが、スペインは前回予選でチェコに21得点しながらも決定戦で敗れており、今回も同じく2位という不吉な予感が漂います。 そして台湾の方も実はスペイン語圏の国に何故か非常に弱いというジンクス(twitter)があり、実際に初戦では5-12と大敗を喫しています。 どちらかのジンクスが的中してしまう形となりますが、果たしてどちらになるでしょうか。 最後に面白い情報としてスペイン代表に選出されて3番サードでスタメン出場を続けているエンカーナシオン内野手が注目を集めています(twitter)。 その活躍が認められたのか、KBOのスカウトがエンカーナシオンを高評価(twitter)しており、スペイン国内リーグでプレー経験があり、精通している方のtwitter(1、2)も言及しています。 何よりまだ25歳で巨人に入団したチェコのフルプ外野手同様にノビシロ十分な打者で、実は昨年開催された日欧野球でも栗林から右中間に二塁打を放っているだけに、非常に面白い選手だと思います。 前回はニカラグアのエラスモ・ラミレス投手がドミニカ共和国の強打者を抑えてマイナー契約を勝ち取り、上記の通りフルプも巨人へ入団しているだけに、今年はエンカーナシオンが続けるか期待したいですね。 「追記」 本日の先発ですが、スペインは初戦で3.1回を投げて7奪三振1四球と好投したロッソが登板、2020年と2021年にPHIにてMLBで登板経験のある投手で、スペイン投手陣の中では95マイルを計測するなど速球派タイプの投手です。 それに対して台湾は何とエースの徐ではなく、OAK(移転するので今後どういう表記になるのか…)傘下2Aの荘陳投手が先発する事になりました。 こちらも157キロを計測する豪速球投手であり、スプリングトレーニングでは招待選手となっていたのですが、台湾代表からの打診を受けて招待選手を蹴ってまでプレーする事を選ぶなど男気のある投手です。 ただエースの徐ではない投手を選択しましたが、果たしてこの選択が吉と出るか凶と出るか…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|