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カテゴリ:海外リーグ野球
『2軍の創設がカギ』 それでは今回も前回に引き続き、佐賀アジアドリームズについて個人的に感じている事を書いていきたいと思います。 前回は東南アジアや南アジア出身の選手育成について書き、今のチーム体制だと中々当該選手達の育成ができないのではないか?と書きました。 これはbaseball unitedのチームにも感じた事ですが、あちらも結局当該地域の選手主体ではなく元MLBやマイナーの選手達が主体となっていましたが、佐賀アジアドリームズも今季は日本人選手が多く入団するなどその傾向が強くなっているのかな?と思います。 個人的に一番注目したいのがこちらのコラムに掲載されていた2軍創設の話です。 こちらには今季から1軍(独立リーグのリーグ戦)で活躍する選手だけでなく、これから伸びていく選手を育てる事も使命であると語っており、2軍を設ける考えを示しています。 ただ現時点では何も発信がないものの個人的にはこの2軍の創設には大いに賛成で、そもそもやはり1チームだけでは人数が限られてしまい、中々各国の全体的な底上げが難しいという点が挙げられるでしょう。 そして独立リーグに参戦当時から正直に思っていたのですが、やはり今の東南アジアや南アジア出身の選手達(フィリンピンや中国主体ならばまだ良い勝負ができるのかもしれませんが)では独立リーグとはいえ日本人選手を主体とする他球団相手に戦うのは中々厳しいものがあり、実際昨季は全敗してしまいました。 ここでポイントとなるのは選手の年齢、やはりある程度年を重ねてしまった選手では中々プレーの向上は厳しく、今現在の代表選手(若い選手ならば有望ですが、中堅以上となると厳しいと思います)よりかは2軍を創設するのならば20歳前後の若い選手を獲得して一から身体作りやメカニズムをしっかりと教え込んだ方が良いのではないかな?と思います。 現在中国が希望の星というチームを結成してLA五輪に向けて10代~20代前半の選手を集中的に育成していく計画を発表して選手育成に励んでおり、佐賀アジアドリームズも同じように東南アジアや南アジア出身の10代~20代前半の選手をしっかりと育てていく事が最も各国の野球レベルを引き上げる事への近道だと考えています。 個人的には独立リーグ参戦よりも2軍の育成システムの確立こそがある意味一番大事なコンセプトかもしれないなという印象です。 そして次回はもう少し踏み込んで可能性や個人的な考えを書いてみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.03.22 14:53:34
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