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カテゴリ:海外リーグ野球
『正念場、奇跡を起こせ』
今回はチェコ(欧州)について見ていきたいと思います。 まずは来年開催されるWBCですが、公式からプールが正式に発表されました。 日本はプールCに配置され、韓国や豪州、チェコ、台湾と試合を行う事が正式に決定し、準々決勝からはアメリカへ渡り、ドミニカ共和国やベネズエラ、オランダ、イスラエル、ニカラグアらが入っているプールDの上位2ヶ国と対戦する事になります。 状況的に見て優勝候補のドミニカ共和国やベネズエラと当たる可能性が非常に高く、日本にとっては初の準々決勝敗退の可能性もあり得る組み合わせとなっているだけでなく、プールCも近年世代交代に成功して力をつけつつある韓国や台湾などグループステージ自体も侮れません。 そんな中でもう一つの正念場となっているのがチェコ、前回は中国に勝利を収めたものの、今回入っていたのが台湾なのでかなり厳しい戦いとなります。 この1年間で投手層の薄さを解消していきたいところですが、若い投手をしっかりと育成して勝利を掴み取りたいところです。 また、今年もプラハベースボールウィークが行われ、今回はアジアからの参加はなく欧州の4ヶ国のみの組み合わせとなりました(twitter)。 他にはU23の欧州野球選手権大会がチェコのトシェビーチで開催される事(twitter)が決まり、他にはドイツとの試合が今年も予定されているそうで、昨年に続いて今年もチェコで様々な大会が開催されます。 そして欧州野球のビッグイベントである欧州野球選手権大会が今年開催(twitter)され、チェコはグループAに入りました。 一見すると、かなりの強豪揃いの組に入ってしまったと感じるところですが、実は今回の大会はかなり変則的なトーナメントとなっており、何とA組とB組はグループステージ全敗だったとしても自動的に準々決勝に進出できるようで、C組とD組は上位2ヶ国が準々決勝に進出できる仕組みになっています。 何故このような形になっているのかと言いますと、どうやら前回大会でのベスト8の国とベスト9以下の国で分けられており、ベスト8の国が自動的に進出できる形となりました。 ただそうなってくるとA組とB組の試合の意味が果たしてあるのかどうか微妙なところではありますが…。 近年力をつけつつあるチェコですが、まだ欧州野球選手権大会での優勝がありません。 今年こそは優勝を目指していきたいところで、国際大会で結果を残して国内リーグへの人気へと繋げていき、更なる盛り上がりを期待したいですね。 また、再来年はプレミア16が開催され、チェコはWBSCランキングの13~18位に入っているので来年開催される予選大会(13~18位に2枠を追加した8ヶ国で4枠を争います)に出場して本選への出場を目指す事になりそうです。 そして2028年のLA五輪の予選も恐らくあると思われ、これだけ国際大会のラッシュがあるだけに、しっかりと結果を残していきたいところですね。 勿論プロ野球リーグ化を目指すドイツや既に特権が外されてしまっているオランダ、イタリア、スペインといった国々も結果を残していきたいところですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.16 00:00:12
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