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カテゴリ:海外リーグ野球
『来年の脅威に?』
続いては韓国と台湾の野球について見ていきたいと思います。 まずは韓国、韓国プロ野球(KBO)が昨季に引き続き大ブームとなっており、日本のファンがチケットを購入しようとしても売り切れとなっているといった記事が掲載されていましたね。 実際にKBOの観客動員数は絶好調で、twitterによると目標としていた1200万人に達する見込みである事に加え、このブームをきっかけに新たに球団拡張案が浮上していることが判明しました(twitter)。 このうち蔚山と城南の2都市がプロ野球誘致に動いており、まず蔚山市はKBO委員会と野球育成への共同協力促進に関する覚書に署名した事を発表し、現在ある球場を6000席増設する改修を行い、近隣にホテルを建設して万全の準備を整えるそうです。 続いて城南市は現在の総合体育館施設を2万人収容の球場に改修する事が決まっており、何とドーム球場にする案もあるそうです。 2027年に開場予定で、年間10試合以上のプロ野球試合を開催する予定である事が見込まれるそうです。 この他にも3都市がプロ野球誘致に動いているとの事で、今やKBOは産業となりつつあるようで、日本のように黒字で経営できる環境になっているそうで、このブームに乗って都市としてはプロ野球チームを誘致したい考えのようですね。 続いては台湾、先日の試合にて日本ハムの古林がマダックスを達成した事が台湾でも話題となっています(twitter)。 これは台湾球界にとっても非常に大きな出来事となりそうで、仮に日本ハムでNPB上位の成績を収める事ができれば契約が終了する3年後にMLB挑戦が見込まれ、その際に山本由伸や今永らに匹敵するような大型契約を結べる可能性が生まれます。 現状の台湾球界は上位層がMLBやNPBとマイナー契約する事が多く、自国のプロ野球リーグを経由せずに海を渡ってしまっているのが現状です。 しかしながらこれまではその海を渡った選手らが思うような成長ができないケースが多かったのですが、日本ハムの古林や今季ポスティング移籍が見込まれる徐投手が仮に大型契約を結ぶ事が出来れば間違いなく潮目が変わる物と思われます。 やはり台湾の選手はまず台湾プロ野球(CPBL)でプレーした方が良いと考えているだけに、この2人次第では「まず国内でプレーする」という選択をする選手が増えていくのではないかと思われます。 どちらも来年はWBCで日本と対戦する事が見込まれます。 韓国は世代交代に成功している上にイ・ジョンフやキム・ハソンといった選手らも協力で、台湾はこれまでやや投手が弱い印象だったものの、MLBにて160キロを計測する投手(twitter)が現われており、プレミア12で活躍した林投手は順調に3Aまで昇格しており(twitter)、古林や徐といった投手らが参加する者と思われるので相当脅威となるのではないでしょうか。 ちなみにKBOに関しての情報はこちらのtwitterの方が詳しいので、是非ご覧いただければと思います。 いずれにせよ、日本だけでなくメキシコやアメリカでも観客動員が比較的好調なのは嬉しい限りですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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