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2025.05.27
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カテゴリ:海外リーグ野球


 『以前の構想案に近い?』

 今回は佐賀アジアドリームズに在籍しているアジア諸国について見ていきたいと思います。
先日、numberにて佐賀アジアドリームズについての記事が掲載されました。
記事は​前編​と​後編​の2回に亘って掲載されていますので、是非読んでいただければと思います。

 まず前編についてですが、大体はこれまでと同じ内容で、インドネシアを始めとする東南アジアではプロ野球リーグが存在せず、しかも恐らく欧州のように毎年継続されるような国内リーグすらも中々存在していない国が多くなっています。
野球で生計を立てる事が出来ないのでプレー継続を断念してしまう選手が多いという事情がありました(フィリピンの場合は大学野球リーグが存在しており、奨学金などを得られるので少し事情が違ってきますが)。


当初はインドネシアでプロ野球リーグ創設という計画を立てるもまだインドネシアにそこまでの熱があるわけではないのでスポンサー獲得などにも苦戦が予想され、当初の方針を転換して「日本に独立リーグのチームを作って参戦しよう」という事で誕生したのが佐賀アジアドリームズです。

 ここからは新情報となりますが、このプロ野球チームの誕生によってアジア諸国の状況が変わりつつあるようです。
今年からカンボジアの投手2名(​twitter​)が入団しましたが、記事によると月収は十数万円なので一見多くないと思われるかと思います。
しかしながら実のところカンボジアでは平均月収が2万前後であるそうで、基本的に日本での生活費は球団が負担しているようです。
つまり仮に月収が14~16万円ぐらいと推定すると、彼らはカンボジア人の平均月収の7倍以上の月収を手にしているという事になります。
ちなみにインドネシアの平均年収は40万円程なので平均月収に換算すると3万前後となり、こちらもインドネシア国内の人々よりもかなりの額を貰っている事になります。
つまり彼らの国の人々からしてみればかなりの高給取りであり、正に野球で生計を立てられる環境が誕生したと言っても良いのではないかと思います。
この辺りの理論に関しては​過去記事​にて日本の独立リーグではなく「インドネシア国内プロ野球リーグ創設」に関する妄想させていただいた中に人件費について書かせていただいているのと合致しますね。

 続いて後編ですが、こちらはパキスタン出身のムシャラフ・カーン投手について書かれています。
この投手は2023年のアジア選手権大会に参加して日本戦に先発した投手です(​twitter​、​twitter​)。
カンボジアの投手2名同様に今年から佐賀アジアドリームズに入団した投手で、昨年行われたパキスタン野球リーグの登板にて最速145キロを計測した事が確かパキスタン野球連盟にて掲載されていたかと思います。
また、トクサンTV(​twitter​)でも紹介されたとの事で、既にオリックスなど複数のNPB球団が視察に来ているという報道がなされており、今後の成長が楽しみですね。
ちなみにインドで注目されているbaseball unitedと契約している投手というのは恐らくアクシャイ・モア投手かサウラブ・ガイクワッド投手のいずれかではないかと思われ、この2名は先日まで行われていた西アジアの野球大会に出場しています(​twitter​)。
baseball unitedのシーズンは今年11月が初めて開催されて恐らくインドの投手2名は参加が予想されますが、できればムシャラフ・カーン投手も参加して経験を積んでも良いのではないかな?と思います。
ちなみにパキスタンの平均年収は僅か6万円となっており、カンボジアやインドネシアよりも更に厳しい経済状況において既に2・3年分の平均年収となる額をそれも月収で貰えており、正に夢の舞台と言えるでしょう。

 これまでプロ野球選手としての道筋が立てにくい国の人々がプロ野球選手として生計を立てられる環境ができました。
やはり野球を国際化していくには競技としての面白さを伝えていくのは勿論ですが、やはりしっかりとお金を稼げるスポーツである事を示すのがより効果的ではないかな?と思います。
現在アフリカでもウガンダから北海道の独立リーグへやってきており、プロ野球リーグのない国々の選手らの受け入れこそが今後の独立リーグにおける重要な役割となるのではないでしょうか。

 ただし、問題なのはしっかりと数年にわたってしっかりと育成していって欲しいという点、茨城APにてタイ人の選手やシンガポール人の選手らが入団しましたが、半年も在籍していない上にろくに出場機会も得られないままその年限りで退団してしまっており、これでは意味がないと思います。
昨年の佐賀もインドネシアの選手らが大半退団してしまうなど入れ替えが激しく、これが人々の目にどう映ってしまったのかが個人的には引っかかっています。
NPBならばドラフト指名した選手を1年やそこらで退団させる事は余程の事(正直ダメ元で獲得した育成枠の選手やかなりの素行不良)がない限り滅多にありません。
やはり獲ったからにはしっかりと見込んだ選手を獲得し、数年かけて育成していく事が大事ではないかな?と感じ、とっかえひっかえでは信用を失ってしまいかねないのではないかな?と感じ、個人的には若い有望な選手に焦点を絞って獲得した方が良いのではないかな?と思います。

 個人的には佐賀アジアドリームズのように殆どの選手が外国人選手というのは面白い発想だと感じており、実は​過去記事​にて「日本国内で欧州プロ野球リーグを創設してみては?」といった妄想を書いたことがあります。
今回の話は欧州ではなく東南アジアや南アジアとなりますが、この佐賀アジアドリームズのような球団を増やして日本国内で東南アジアプロ野球リーグを開催してみても面白いのではないでしょうか?
この辺りは九州アジア独立リーグの各球団と打ち合わせを行ってそのような方向性(全員とはいかないまでも半分東南アジア・南アジアの選手らでフィールドには一定人数の当該地域出身の選手を置かねばならないといったルールを作れば)で打ち出してみるのも良いのではないでしょうか。
基本的に独立リーグの収入源はスポンサーに依存していると聞いていますが、佐賀アジアドリームズの場合は日本企業と東南アジア企業を結ぶ仲介事業としても独立しているなど収入源もしっかりしており、このリーグ全体をそのような方向性に持っていく事ができれば他球団が東南アジア企業からのスポンサーを獲得する事が出来ますし、現時点でインドネシアなど他国のメディアが取り上げているそうで、このリーグ全体がそうなればテレビ中継なども望めるようになってくるはずです。

 日本には各都道府県に十分にプロ野球開催な球場が多いだけに、これらを活用するのは大いにありなのではないでしょうか。
今回は東南アジアの話でしたが、別にこれはアフリカの選手達でも欧州の選手達でも大いに結構なのではないでしょうか。
やはり理想は「それぞれの地域でプロ野球リーグが創設される」という形が望ましいですが、東南アジアや南アジア、アフリカならば言い方は良くないですがまだまだ人件費は安く、そこまで費用が嵩まないので地域を限定してプロ野球リーグ創設すれば十二分に野球の国際化を実現する事ができるのではないでしょうか。
まだまだ日本国内の野球は人材を国外に向ければ大きく発展していける可能性を秘めているのではないかな?と考えさせられますね。

 「追記」

 佐賀インドネシアドリームズがNHKワールドにて特集されており、​配信​が始まっていましたので是非ご覧いただければと思います。
野中寿人氏曰く、世界160ヶ国にて配信されているようで、当然ながら東南アジアや南アジアにも届いていると思われるだけに、存在を知ってもらって各国でプロ野球選手を目指す人々が出てきて盛り上がっていく事を期待したいですね。




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最終更新日  2025.05.27 00:28:43
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