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カテゴリ:海外リーグ野球
『第2グループの発展を期待』 本日は広島の試合がないので、今回はフィリピンとパキスタンの野球について見ていきたいと思います。 まずはフィリピン、この度タキッグ市に新球場が建設されて本日一般公開されました(記事)。 記事によるとバランガイ・ウスサンにあるフェリーノ・マルセリーノ・シニア野球スタジアムという名称だそうで、タキッグ市以外の近隣都市もプロ野球・大学野球・一般人利用やイベントなど多目的スタジアムとして機能するそうです。 これは「build better more」プログラムに沿ったもので、プロスポーツの振興と国内選手育成を目的としたインフラ整備との事です。 また、国際基準を満たす球場との事で、今後はこの球場で国際大会を実施する可能性もありそうですね。 そして一番気になる項目として「プロ野球」という言葉が出来ましたが、昨年新たに創設されたフィリピン野球リーグに関する情報がfacebookにて掲載されていました。 今年はまだ実施されていませんが実施する可能性がありそうで、更にそこにはthe commercial baseball leagueと記載されており、翻訳すると「商業野球リーグ」となり、所謂プロ野球なのかな?と思います。 新球場建設と野球リーグの始動とフィリピンでも野球が活発になり始めており、更にアメリカで運営されているフィリピン大学野球グループではフィリピン系の選手らが研鑽を積んでおり、フィリピン野球の底上げが期待できそうですね。 続いてはパキスタン、西アジア大会でパレスチナに敗れた準優勝となったものの、パキスタン国内で野球連盟会長がオリンピック委員会から表彰されたようです(twitter)。 更に政府からの協力要請もあって投手の発掘に加え、baseball unitedにてフランチャイズが付与されているパキスタン最大の都市と言われているカラチにて野球振興策が実施される事がfacebookやinstagramで明らかとなりました。 パキスタンはアジア野球選手権大会へと駒を進め、パキスタン系アメリカ人の招集を検討しており、多くの有望選手の参加が見込まれるので非常に楽しみですね。 他には国立野球アカデミーやパンジャブ州での野球振興、独自のプロ野球リーグ創設、日本ハムとの提携、baseball unitedの初シーズンなど最も発展が著しい国ですね。 クリケットがパキスタンのNO.1スポーツである事はこれからも揺るがないかと思いますが、baseball unitedに関する記事でもあるようにプロクリケット選手を断念した人達が野球へ転向できる道筋を設ける事ができれば自ずと競技人口も増えると思います。 アジアでは日本、韓国、台湾が観客動員も好調な状況で、来年WBCが開催されるといった追い風もあります。 しかしながら野球を更に広げていくには中国を始めとしてフィリピンやパキスタンといった次に続くグループの底上げが必要となってくるかと思われます。 今回取り上げたフィリピンやパキスタンでは上記のような動きがあり、過去記事でも取り上げましたが中国でも既存のリーグとは別にプロ野球リーグ立ち上げを協会会長が語っています。 まずはこれらの国々がレベルを上げていずれは3強に対抗できるようになっていければと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.30 00:00:05
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