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カテゴリ:広島東洋カープ
『遠のく背中・忍び寄る影』 本日の広島は0-0で巨人と引き分けました。 先発玉村は内角への直球系統や得意のスライダーで巨人打線を翻弄、今日は内外角を駆使した事でストライクゾーンを幅広く攻めた事により、ボール球を振らせることが可能となりました。 僅か68球で6回を投げて3安打5奪三振無四球無失点でした(9:4:1:2)。 5番手中崎は満塁のピンチを背負うも丸を遊撃ゴロに打ち取って無失点に抑えました(5:0:1)。 一方野手陣は先発グリフィンの前に打線が沈黙、ただ3回は末包が四球で歩くも無理な盗塁を敢行して憤死、直後に中村奨成が三塁打を打っただけに勿体ない攻撃となりました。 尚もチャンスが広がったものの、小園が初球の外角へ逃げる変化球を当てるだけの打撃で凡退するなど勿体ない打撃でしたが、やはり外角にきっちり決められると当てるだけの打撃になってしまうところが小園の最大のウィークポイントとなっています。 今日は打線を大幅に入れ替えてきましたが不発でした。 しかしながら同じメンバーで打順をやり繰りするだけでは戦力の底上げなどできないと思います。 個人的な開幕前のプランでは前半戦のうちに若手野手を積極的に起用し、技術面の向上を二人三脚で行っていき、屈強な野手陣を整えて後半に鍛え上げた野手陣で勝負を掛けようと書きました。 これだと優勝は無理かもしれませんがAクラスに滑り込み、そしてクライマックスシリーズで優勝チームを捲って日本シリーズに進出、あわよくば日本一というプランを描いていました。 そしてそこから体作りを行っていた岡本や佐藤を2年目から先発ローテに入ってもらい、満を持して優勝を狙っていこうと考えていました。 しかしながら現状を見ていきますと、佐々木の故障は致し方ないですが、田村は我慢できずに足を上げろと言って瞑想させた挙句に2軍降格、結局2軍に落ちてからはすり足に戻したものの、足を上げた事によってまた前肩を内に捻るようになり、今も悪癖が出たままです。 他には今季成長の兆しがみられる中村貴浩は一度も1軍に昇格せず、林も結果を残しているにもかかわらず昇格見送っています。 それに反して正月のインタビューでは「若い選手を積極的に使っていく」と言っておきながら現状の1軍メンバーは松山以外の選手らが1軍に集結しており、結局外国人打者がいる以外は昨季と同じ戦いとなっています。 今のままの戦い方を続けるのならば虎の背中は遠のいていき、更にベテランの衰えがより顕著になっているにもかかわらず世代交代は全く進まない状況となっています。 そしてあまり話題に上がりませんが、床田はツーシームを武器とする投手ですからMLB球ならばより曲がるだけに、ポスティングによってMLB挑戦の可能性は十二分にあり得ますし、坂倉や小園のFA移籍だった考えられます。 状況次第では一気に激しい音を立ててチームが崩壊していくのではないでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.07.06 00:00:04
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