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カテゴリ:広島東洋カープ
『広島好みの左腕現る』 昨年から始めているカテゴリを絞ってのドラフト予想、今回は6巡目について考えてみたいと思います。 過去記事でも何度か触れていますが、広島の6巡目は基本的に「左腕投手」、「長打はさほどないが身体能力ある野手」、「まずまず動ける右の強打者」の3つの中から選ばれる傾向にあります。 前回の記事では勝田内野手(twitterで見るとスイング軌道も素晴らしい選手だと思います)を2項目の選手として名前を挙げました(ただ6巡目では残っていないのでは?というコメントをいただきました)が、今回はそれ以外の項目の選手を取り上げてみたいと思います。 まず左腕投手ですが、真っ先に挙がるのは白武スカウト部長がリストアップしていると明言したJFE西日本の岩本龍之介投手、最速152キロの直球とフォーク、新球チェンジアップを持っており、変化球で空振りを奪えるのが魅力との事で、チームではリリーフの役割を果たしています。 個人的に投球フォーム(twitter、youtube)を見る限りではセットポジションから振り下ろして投げてくる正統派左腕といった印象で、かなり広島が好みそうな投げ方をしているのではないでしょうか。 特に近年の広島は「空振りを奪える縦の変化球」を持っている左腕を好んでおり、辻の先発転向が見込まれているのならば中継ぎ左腕として指名する可能性が非常に高いのではないでしょうか。 ちなみにこの選手も所属チームが中四国地区というだけでなく、出身地が岡山県出身となっており、やはり今年は広島県周辺が多いですね。 そして強打者ですが、静岡産業大学の渡邉笑生内野手があり得るのではないかな?と思います。 静岡産業大学といえば大盛の出身大学で、当時は担当の松本スカウト以外の他球団は視察していなかった?リーグです。 情報によると左膝前十字靭帯と半月板を損傷する大怪我を負った過去があるそうで、本人も野球を引退しようと思っていたものの、それでもスカウトが視察に来ているという事を知ってプレー続行を決めたそうで、実際に調査書が届いているそうです。 当時と現在で他球団は視察に来ているかどうかは分かりませんが、これって松本スカウトの可能性が高そうなのではないかな?と思います(勿論宮原が巨人に指名されたので他球団かもしれませんが)。 本塁打王を三度受賞するなど大学通算13本塁打を誇る右打ちの強打者で、ポジションは主に一塁や三塁を守っていますが、大怪我の影響で指名打者としての出場も多いそうです。 ただ動ける強打者かと言われると微妙な印象で、その辺りはまずまず身体能力も評価されて入団した正隨氏や末包と少し違う点でしょうか。 どちらかと言えば2027年に指名打者制が採用されるので実験的な指名なのかな?と思います。 どちらかと言えば岩本投手の方が指名される可能性が高いのではないかな?と感じ、渡邉内野手はひょっとすると育成指名の方に回る可能性もあるのではないかなと思います。 しかしながら今年のスカウト会議にて高校生の指名候補は25人、大学・社会人・独立リーグは59人なので合計84人となっており、理論上では7巡目まで指名の可能性があります。 なので7巡目まで指名があるのならば渡邉内野手が最後の指名となり得るかも?しれませんね。 ただ内田や仲田ともろ被りじゃないかとツッコミがありそうですが、そもそも新井監督自身が2巡目で内田を推薦したのに2年で同じ強打者タイプの三塁手である佐々木が良いと言い出したり、仲田を獲ったのに翌年に渡邉(しかも新井監督が「必ず獲りましょう」と順位繰り上げを要望)を被せているだけに、新井監督なら平気でしてきそうですね^^;。 6巡目:岩本龍之介 7巡目:渡邉笑生 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.10.11 00:08:04
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