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カテゴリ:広島東洋カープ
『来季期待の星は?』
本日は広島のフェニックスリーグの投打成績について見ていきたいと思います。 twitterにて詳しくまとめてくださった方がいらっしゃるので、そちらを参考にして取り上げてみたいと思います。 その前に「フェニックスリーグの成績はアテになるのか?」という疑問を持たれる方もおられるかと思いますが、基本的に投手はあまり参考にならないかな?といった印象です。 しかしながら打者はかつての丸や會澤らが打撃内容の良さによって来季の活躍に繋げた事もあり、強いて挙げれば野手の方が参考になるかと思います。 まずは投手ですが、先発転向した岡本や辻は適応に時間がかかるかと思ったものの、やはり1軍でしっかりと好成績を残しただけあって目立ちますね。 岡本は奪三振率(ツーシームに頼らない投球をしていたとか)がやや低いものの、四球が僅か1つで打たせて取る投球を実践し、K/BBが24.00と凄まじい数字を記録しており、被安打は31回投げて僅か12被安打と寄せ付けていませんね。 逆に辻は奪三振率が高めな上に四球が何と0(死球1)と負けず劣らずの凄さを誇りますが、一発を浴びるなど防御率が3.26と長いイニングを投げる上での課題は残っているでしょうか。 それでも今季1軍2軍すべて中継ぎ登板だった事を考えると上出来だと思います。 そしてリリーフでは益田が活躍、7.1回3被安打8奪三振1四球で防御率0.00とこちらも見事な成績と内容、聞いた話によれば腕の位置を入団当時の位置に戻したそうで、ようやく1年目の終盤に見せた輝きを発揮してくれるでしょうか。 野手ではやはり佐々木が別格の存在で、ミートや選球眼が別次元の領域となっており、本当に後はスタンドインさせる事だけでしょうか。 次に渡邉が三振僅か1つで3四球とミートやBB/Kが優れており、こちらも後はもう少し長打を打つようになって欲しいところです。 他には名原や前川らが同じく三振が殆どなくミート抜群、四球も選ぶなど打撃内容が良く、期待したい存在でしょうか。 ちなみに矢野が打率こそ.125ですが、打撃内容は6三振・11四球とこちらも内容自体はまずまず良く、立て直しに期待したいところです。 そしてtwitterにて渡邉や内田、名原らの映像が見つかりましたが、個人的な印象として渡邉は構えが少し固そうな印象で、テイクバックも依然ややぎこちないくて時間がかかっている印象はあるのかな?と思います。 その影響なのか結果的に二塁打になりましたが、内角球に対して若干遅れ気味でセンターの方へ飛んでいます。 個人的にはバットの構えはこの後の内田ぐらいの位置にした方がテイクバックもスムーズにいき、この球も豪快に引っ張る事ができるのではないかな?と思います。 それでも良い形で打てていそうな印象で、来季楽しみな打者なので注目したいところです。 内田は以前書いた通り体格が逞しくなり、一見格好良いフォームになっていてスイングも豪快さを感じさせます。 しかしながら依然として反動を大きくつけて右手が背中側からはみ出すぐらい捻っており、スイングも遠回りしているなどやはり課題が多い印象です。 しかしながらようやく強く振れるよう地盤は整ってきただけに、一つずつ解消していけばよいのかな?と思います。 最後に名原ですが、内田とは逆で一見何やら貧弱そうな打ち方に見えますが、案外反動をつけていない上にスイングも悪くなさそうで、下半身もある程度しっかりと使えていそうな印象で、だからこそ一見弱々しそうに見えて案外鋭い打球で外野まで飛んで行っていますね。 個人的には今季で引退した上本ぐらいの位置でも良いですからもう少しバットを引いてみても良いのではないかな?と思いました。 来季はまだ契約していませんが勝田内野手や育成ではあるものの岸本内野手など楽しみなチャンスメーカータイプの選手が加入する事が予想され、そうなってくると長打力のある打者の台頭が望まれます。 佐々木や渡邉には大いに期待したいところですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.11.05 13:00:05
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