|
カテゴリ:広島東洋カープ
『森浦大輔』
引き続き広島の選手を見ていきたいと思います。 今回は森浦、栗林の不調もあって抑えに配置転換されて25ホールド・12セーブを記録し、防御率は1.63の好成績を残しています。 まず奪三振率ですが、55.1回を投げて60奪三振で奪三振率9.76と9.00を越える数字を記録しており、奪三振率が9.00を越えるのは2022年以来となります。 続い制球力ですが、こちらは19与四死球で与四死球率3.09とまずまずの数字となっていますが、更なる安定の為にはできればもう少し向上させたいところでしょうか。 三振は多く奪えていてまずまず良い制球力(4与死球が響いています)なのでK/BBは4.00と高くなっています。 それでは球威の方を見ていきますと、44被安打と昨季の46.2回40被安打から向上しており、WHIPは1.07と島内同様に素晴らしい数字となっています。 ただ被IsoPは.092と3被弾した影響もあり、それほど安打を打たれていない割にはやや高いでしょうか。 続いてbatted ballですが、67GB:40FB:16LD:13IFFB:3HRとなっており、GB/FBは1.20とゴロの方が多くなっています。 続いて球種ですが、直球(約6割弱)とチェンジアップ(約3割)で90%弱を占めており、それ以外では時折カーブを投げ、カットボールやスライダーも僅かに投げています。 得意のチェンジアップは被打率.198で空振り率が20%を越えていますが、直球は空振り率こそ二桁に乗せているものの、被打率は.278と案外打たれています。 この辺りはもう少しカットボールやカーブを上手く使えるようになっていければ投球の幅が広がるのではないかな?と思いますが、中々上手くはいかないようです。 最後に投球フォーム(youtube)ですが、毎年の事ですが投げ終わった後に体がピョンと跳ねながら三塁側に流れるのが特徴的ですね。 ちなみにカーブを投げるシーンが出てきますが、他の球種の時と腕の位置が違うのでバレバレになってしまっていますね^^;。 個人的にはもう少し右膝が突っ張るタイミングを抑え込んで跳ねないようにした方が良さそうな印象なのですが、トップの時の体勢も左手は頭の後ろに隠れており、球速も150キロを計測しており、何よりこれで結果を残してきていますので変えない方が良いのでしょうか? ただやはりこれだと疲労してきた時に打たれてしまう印象で、実際2年連続で直球の被打率は.275以上を打たれており、跳ねない形にした方が良いかと思います。 2023年以外は新人の頃からフル回転しており、小柄な体ではありますがタフネスな左腕で、来季は中継ぎに再び戻るとすれば100ホールドに届きそうです。 今季は抑えを務めましたが、やはり直球の球威面の不安やはっきりと左打者を苦手としている事を考えると、やはり従来通りの中継ぎの方が良いかな?と感じます。 昨季まではピンチの場面で右の強打者をしっかりと抑える役割を任されていましたが、できればその役割を任せたいなと思います。 更なる進化を求めるのならばやはり跳ねる形になる下半身の使い方を見直せばより凄みを増すのではないかな?と思います。 他には左打者対策として床田や黒田アドバイザー辺りからツーシームを教わって左打者の内角に投げ込める球種を覚えるのも手ではないかな?と思います。 これまで十分な活躍を見せていますが、個人的にはまだまだ色々伸びしろがありそうな投手だと思います。 野球太郎No.057 2025ドラフト総決算&2026大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.12.01 00:27:50
コメント(0) | コメントを書く |