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カテゴリ:広島東洋カープ
『菊池涼介』 引き続き広島の選手を見ていきたいと思います。 今回は菊池、昨季は新人以来の規定打席未達となり、打率.251・4本塁打・OPS.618を厳しい成績となりました。 まず打撃内容を見ていきますと、355打数70三振でミートは5.07と2013年に次ぐ悪い数字となり、四球は僅か14四球でIsoD.029とかなり低く、BB/Kは.200とかなりの低水準となり、打撃内容がはっきりと落ち込んだシーズンと言えそうです。 特徴ともいえるパンチ力に関してもIsoPは.087と一昨年の.101から落ち込んでおり、全ての打撃内容がここまではっきりと落ち込んでいるのを見る限りだと衰えが顕著に出たシーズンと言えるのではないでしょうか。 続いてbatted ballを見ていきますと、137GB:97FB:22LD:27IFFB:4HRとなっており、GB/FBは1.07と記念フライの方が多い傾向にありましたが、昨季はややゴロが多かったようです。 ちなみに打球別打率ですが、GB打率が.299、FB打率が.258(内F抜きで.287)、LD打率が.681となっています。 GB打率が高いですが41安打のうち内野安打は11本となっており、単純計算で4分の1が内野安打だったようですね。 FB打率は低いですが、元々それほど高い打率を記録するタイプではなく、ライナー性の打球を打っていった方が良いタイプで、一昨年の.197からは大分改善されています。 そして外野への打球方向ですが、レフト方向が67、センター方向が50、ライト方向が28となっており、レフト~センター方向への打球が多くなっており、逆方向への打球が非常に少ないですね。 次に打球方向別打率ですが、レフト方向が.657、センター方向が.460、ライト方向が.357となっています。 傾向的には一昨年とさほど変わっていない印象ですが、センター方向への打球の割合が増えたように思います。 最後に打撃フォーム(youtube)ですが、近年で最も高いOPSを記録した2021年の打撃フォーム(youtube)と比較してみたいと思います。 何となくですが、以前よりも腰が引けるようになってしまっているのかな?という印象でしょうか。 やはり年齢からくる下半身の衰えというのがあるのかな?と思われます。 打撃内容を見るといよいよ厳しくなってきたのかな?という反面、下半身の衰えなども考えての事なのかは分かりませんが、打球内容などを見る限りではモデルチェンジを模索しているのかな?とも感じました。 かつての菊池は二桁本塁打を打ってきましたが、ここ4年は一昨年に9本塁打こそ放ったものの5本塁打前後で推移しており、出塁率も高いというわけでもなく、苦しい数字になっており、OPSはレギュラーとして活躍するようになってワーストの数字となりました。 個人的には常時スタメン起用というのは身体的にも厳しいのかな?という印象で、規定打席到達させるのは難しいかもしれません。 また、昨季京セラで現地観戦しましたが、守備でも打球への反応が鈍くなってきたのか、菊池らしくない動きで弾いてしまった守備もあり、攻守共に衰えがはっきりと見えるシーズンだったのではないでしょうか。 それでもセンター返しの打撃を行った事で打率自体は一昨年の.241から.258へと上げる事には成功しています。 完全に打撃スタイルを変更してライナー性の打球を追求してミートの水準を2023年の頃に戻す事ができればもう一花咲かせられるかも?という期待はあるでしょうか。 それでも選球眼の部分でのはっきりとした衰えもあるだけに、今季は菊池にとって大きな正念場のシーズンとなりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.01.06 00:00:04
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