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広島カープ考察

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2026.01.08
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カテゴリ:広島東洋カープ


『テイラー・ハーン』

 引き続き広島の選手を見ていきたいと思います。
今回はハーン、昨季は抑えに抜擢された時期もあったものの状態がイマイチで、最終登板も打ち込まれて炎上してしまいました。
それでも55試合に登板して防御率3.35と最低限の成績を残し、一旦は自由契約となったものの再契約となりました。

 まず奪三振率ですが、51回を投げて54奪三振と奪三振率は9.53と9.00を上回っており、一昨年の6.69から大幅に引き上げる事に成功しています。
しかしなが制球力ですが、20与四死球で与四死球率は3.53とそこまで悪くはないものの、一昨年の1.80から2倍近く悪化してしまいました。
それでも上記の通り悪い数字ではなく、奪三振率が高いのでK/BBは3.18と3.00を越えています。

 続いてbatted ballですが、69GB:47FB:10LD:17IFFB:3HRとなっており、GB/FBは1.03とほぼ同じぐらいとなっていますが、LDを入れればゴロよりもそれ以外の方が多い計算になりますが、そこまで極端に飛球が多いタイプではないようです。
次に球威ですが、54被安打と投球回数を上回っており、被IsoPは.105とやや高めとなっており、四死球数が増えたのと合わさって防御率を悪化させてしまったという事でしょうか。
また、右打者を苦手としており、対左は.226ですが、対右は.302となっています。

 そして球種ですが、直球が6割、スライダーが19%、ツーシームが11%、スプリットが9%となっており、直球系が7割占めていますね。
その直球とツーシームが優秀で、それぞれ被打率が.221と.179と抑え込んでおり、直球の空振り率は12%に迫るなど非常に有効です。
反対に変化球が課題となっており、スライダーやスプリットの被打率がそれぞれ.359、.414と打ち込まれており、実際に観戦していても直球で押せば良いのに何故か変化球を多投させて結果的に打たれるというケースが目立ちました(大逆転負けした日本ハムとの試合でもレイエス相手に直球で押せば良いのにスライダーを投げて打たれてしまったのを思い出しますね)。
それでもスライダーの空振り率は20%近くと高く、如何にしっかりと投げ切れるかが課題となりそうです。
ちなみに一昨年の被打率はそれぞれ.087、.167と抑え込んでいました。

 最後に投球フォーム(​youtube​)ですが、​過去記事​でも触れたように基本的に上体で投げるタイプで、登板が嵩んで来るとどうなるのかな?と懸念していましたが、そのような結果となってしまったのかな?と思います。
ただ、何となく見比べて見ますと、一昨年の方がより手元でリリースする事ができているように見え、この辺りも影響したでしょうか?
他にはもう少し体重移動を改善できればもっと圧倒的な投手になれるのではないかな?という印象はありますが、まあ今季も同じような投球フォームで行くのではないでしょうか。

 今季は栗林や岡本、辻らが先発に転向するのでリリーフ且つ左打者を得意とする左腕投手は貴重なだけに、今季も引き続きリリーフでフル回転して欲しいところです。
個人的にはリリースを一昨年の時のようにもう少し手元で離すように戻したいところです。
個人的には左の強打者を抑えに行く時に登板して欲しい印象で、森浦とは逆の運用となるでしょうか。





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最終更新日  2026.01.08 00:00:04
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