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広島カープ考察

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2026.01.11
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カテゴリ:広島東洋カープ


『高太一』

 引き続き広島の選手を見ていきたいと思います。
今回は高、シーズン開幕してからはピリッとしない状態でしたが、2.5軍で野村コーチと投球フォームの矯正を行った事で球速上昇に成功、1軍でも好投を続ける事が出来ました。
結果的には8試合に登板して3勝・防御率2.58の好成績を残し、今季は開幕ローテーションを目指します。

 まず奪三振率ですが、45.1回を投げて6.35とあまり高い数字ではなく、そこかで三振を奪うタイプではありません。
次に制球力ですが、14与四死球で与四死球率は2.78と3.00を切る数字となっており、制球で崩れるタイプではありません。
奪三振数は少なめなものの与四死球数が少なめで、K/BBは2.46と2.50に近い水準となっています。

 続いてbatted ballですが、56GB:48FB:11LD:10IFFB:3HRとなっており、GB/FBは0.92となっており、1.00に近い数字ですがLDを入れると飛球の割合の方が多いのかな?という印象です。
次に球威ですが、45.1回を投げて僅か34被安打に留めていますが、被IsoPは.118と少し高めの数字となっていますね。

 そして球種ですが、直球が45%、カットボールが23%、残りをチェンジアップ(12%)とフォーク(11%)といった投球スタイルとなっており、それ以外にもカーブとツーシーム、スライダーを投げてきます。
ただ直球は被打率.247、被本塁打も全て直球となっていますが、これは後程書いていきたいと思います。
変化球が軒並み優秀で、カットボールは被打率.128、チェンジアップは被打率.158、空振り率は15%を記録しています。
しかしながらフォークが被打率.313で空振り率は10%程とあまり有効ではないようですね。

 最後に投球フォーム(​youtube​)ですが、セットポジションから二段気味のフォームで腕の位置はスリークォーターです。
以前まではトップの時の体勢にて既に腕を振りに行こうとしており、過去記事にて「腕が離れている」状態として書きました。
それ以外にも野村コーチから軸足の使い方を指摘されており、実際に一昨年や昨季の2軍では被安打数が投球回数を上回っており、矯正前はこれらによってあまりパッとしない投手でした。
しかしながら野村コーチからの指導後は球速がアップしただけでなく、球の出所も隠れて押す事ができるようになっています。
ただ個人的に気になる点はあり、グラブが体から離れて投げている点(内外角への制球が甘くなりやすい)やリリースしている最中の左足甲も宙に浮いてしまっており、実際に投球を見ると割と高めに集まっている印象があります。
投げ終わった際の形は大きく右足が引き上がって本塁の方まで来ており、体重移動はしっかりとできています。
なのでこの辺りを改善していけば更にもう一段上の投手へとなれるのではないでしょうか。

 個人的にはかなり期待したい投手で、試合記事でも書きましたが、この投手は打者や走者の有無などを見ながら投球している点にあります。
走者がいない場面且つそこまで打者が恐くないと判断するとそこまでギアを上げずに投球し、ピンチの場面や強打者に対してはギアを上げて投げてきます。
直球の被打率が割と高いのもこういった側面があるからで、紹介したyoutubeを見ていただければ分かるかと思いますが、実際の試合ではピンチの場面で細川から高めに思い切りギアを上げた状態によって投げ込んだ高めの直球で空振り三振に打ち取っています。
また、それ以外にも浅いカウントの際は割と真ん中近辺に投げ込んで早いカウントで勝負を終わらせようという意図があり、逆に追い込むとコーナーギリギリを狙って投げ込んでくるなど投球術に長けた投手で、かつての前田健太を彷彿させる投手ではないでしょうか。
ただし、まだまだ課題はあり、終盤は失速して球速も最速こそ変わっていない登板があったものの、全体的に球速が落ち込み、秋季キャンプ時には野村2軍投手コーチから「今は軸足にしっかりと体重を乗せられていない」と指摘されていました。
なのでまだ再現性については課題がありますが、しっかりとフォームを固めてできれば上記の課題も克服すれば一気に3本柱の一角に食い込む事も期待したい投手ではないでしょうか。
個人的には過去記事でも触れましたが、岡本、高、黒原(リリーフとして投げそうですが)を次世代の3本柱として考えていますが、できれば今季から岡本と一緒に開幕ローテに入って次世代野手の育成が完了した時にエース格として成長していて欲しいところです。





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最終更新日  2026.01.11 00:00:06
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