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カテゴリ:海外リーグ野球
『上々の滑り出し・6球団体制へ』 今回は中国の野球について見ていきたいと思います。 深圳のリーグ優勝によってCPBの立春リーグは幕を閉じましたが、今回はCPBについての記事を紹介させていただきたいと思います。 ちなみにMVPは地元選手である呉起瑞選手が選出され、レギュラーシーズンでは全球団が行った試合数の合計30試合で24本塁打を記録したそうです。 まずこちらの記事ですが、CPBの現地観戦の様子や興行面について書かれています。 個人的に気になった点としてはやはり国内の人々や企業の反応で、プロ野球として継続していくにはスポンサーの獲得や集客、視聴数を上げていく必要性があると思います。 記事によるとどうやら著名な国内外のブランドを含む多くのスポンサーを獲得できたそうで、チケット売り上げですが、総観客動員率は73%で、週末の平均観客率は82%となっており、上々の滑り出しと言えるのではないかな?と思います。 ちなみに開幕戦となった元旦やリーグ優勝決定戦シリーズではチケットが完売し、中国においては初?となる外野スタンドが設置されたそうです。 更に追い風となりそうな点としてはファン層が3人か4人の家族連れ、若者が中心となっており、チケット購入者は1990年~2009年生まれの世代が多く、女 そして視聴面ですが、リーグ優勝決定戦ではライブ放送枠が9から14に増加したそうで、1月31日時点で累計閲覧数は1000万かいを越えたようで、サッカーやバスケ、卓球と比べると、まだまだニッチなスポーツと称される野球での出来ならば十二分な結果だったのではないでしょうか。 また、これは以前にも書きましたが、観客を飽きさせない為にCPBガールズの導入や応援歌、CPBのテーマソングの作成などアジア各国のプロ野球を参考にしたような応援文化を導入し、様々な中国の有名人や他競技のレジェンド選手、そしてPITと契約したばかりの張も招待するなどbaseball unitedと同様の取り組みも行ったようですね。 更にファン向けの飲食販売やグッズの販売なども行われており、CBLにはなかった要素が盛りだくさんとなりました。 そしてこちらの記事では中国棒球協会会長のインタビューが掲載されており、CPBの滑り出しは100点中95点をつけられるのではないか?と満足げなコメントを残しています。 具体的にはCBLと比べるとCPBの運営は上記の要素を取り入れた事もあってファンの反応が大きく違っており、ほぼ沈黙状態だったCLBと比べて注目度が非常に高いと述べています。 これは過去10年間の中国野球の発展の影響も大きく、10年前と比べて全国大会の数、参加チームの数、球場の数、オンライン放送のクリック数は上昇してきており、ニッチなスポーツの枠組みから徐々に抜け出しつつあると力説されています。 また、最後に注目の情報としては立春リーグが閉幕した後に夏至リーグが開催されるのですが、何と立春リーグを辞退して底上げに注力した湖南省(長沙)のチームが参加するだけでなく、もう1球団が新規参入する事が濃厚のようです(twitter)(twitter)。 そしてやはり2028年にはMLBやNPBなど各国のプロ野球リーグと同様に本格的なリーグ戦を展開していきたい考えのようですね。 もう1球団がどこになるのかが気になりますが、記事では「蘇スーパーリーグ」と「湖南スーパーリーグ」とあり、湖南は上記の通り立春リーグの参加を見送った長沙のチームだと思われますので、恐らく江蘇省(蘇州市?か南京市?)にフランチャイズが置かれるのではないかな?と考えています。 確かに5球団体制だと今後を考えるとリーグ運営が難しいだけに、良い判断ではないでしょうか。 ただまだまだ課題は残っており、確かに観客動員率は高かったものの、如何せんまだまだ観客数が少なすぎる問題があり、プロ野球リーグを運営して収益を出していく為には席数を大幅に拡張していく必要性があるかと思われます。 また、現時点では中山のみでの開催となりましたが、今後はホーム&ビジター制を見越したリーグ運営をしていくという事は各都市にプロ仕様の球場が必要となります。 ただ現状では本格的な球場自体がない都市もあるそうで、以前の取り上げた記事の情報だと福州はゴルフコースを改修して本格的な球場を建設していく計画があるようですが、それ以外の都市も今からしっかりと検討していかねばならないのではないでしょうか。 特に2027年からはホーム&ビジター制ではないものの、各都市持ち回りのシーズンとなるので来年から本格的な球場が求められるだけに、その辺りはどうするのかも気になります。 他には南部にフランチャイズが偏っているとの事で、個人的に予想した江蘇省は東部にあるものの、今後発展していくには北京などの都市にも球団が必要となってきそうです。 しかしなが初年度としては上々の滑り出しで、個人的にはbaseball unitedよりも国内での普及や振興活動の積み上げてきた年数が違う事もあるでしょうが、CPBの方が上手くいったのではないでしょうか。 また、今年はアジア競技大会やプレミア16の予選開催国にも決まっただけに、その辺りも更なる野球人気を押し上げる為の転機としたいところです。 中国野球がこの先どのような発展をしていくのか、楽しみですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.02.07 00:00:07
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