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カテゴリ:野球
『最高の滑り出し・発展のために』 本日、いよいよ侍ジャパンの初戦が行われて台湾に13-0で大勝を収めました(youtube)。 初回に先頭大谷が高めの直球を振り抜いてライト線への痛烈な二塁打を放った事が功を奏したでしょうか? 台湾先発ジェンは直球の制球が定まらない投球で、2回に四死球とヒットで無死満塁となり、若月の打席でも2-0からボール球を2球振ってくれて何とかアウトを取ったものの、ここで交替した方が良かったのかな?と思いました。 この状態の中で比較的ある程度投げられていたのがスプリットだったので恐らく大谷はスプリットに照準を合わせていたのではないかな?と思います。 結果的にスプリットよりも更に球速帯の遅いカーブでしたが、合わせながらのフルスイングで打った瞬間それと分かる満塁本塁打を放ち、これでほぼ試合を決定づけたかな?と思いました。 台湾は昨日の豪州戦でも無得点でしたが、この試合では得点どころか僅か1安打に抑え込まれるなど苦しい展開となっています。 特に昨日は技巧派左腕に翻弄され、この日は剛腕投手達に捻じ伏せられており、完全に打撃の状態が狂ってしまっています。 逆に予選落ち回避のためにも何とか1勝もぎ取りたいチェコにとっては最大のチャンスとなるかもしれませんね。 そして広島勢では鈴木誠也が3番センターで出場、ヒットと四球を選ぶなど活躍しましたが、個人的には状態がさほど良くはなさそうなのが気になるところです。 鈴木誠也の調子が良い時は豪快に引っ張る打撃を見せているときであり、センター~ライト方向へ打っている時は調子が悪い時であり、昨季失速していた時もやはり引っ張りきれていませんでした。 また、小園は出場機会なし、源田がかなりの活躍を見せていたのでスタメン機会はなさそうかな?と感じました。 最後に台湾球界についてですが、臨時コーチで指導に当たっていたオリックスやソフトバンクでプレーした韓国の李大浩氏の話によると、「打者は長打力がある選手が多いが、自国の投手力に課題があって日韓と比べても差がある。なので上のレベルの投手と対戦すると脆さが出てしまう」と話しており、実際にこの試合でも僅か1安打に封じ込まれてしまいました。 台湾球界の最大の弱点はCPBLでプレーせずに直接マイナー契約してしまう選手が多い点にあると考えています。 日本の場合はNPBからプレーしてじっくりと育成していく事で順調に成長させているのに対し、台湾はトップ選手がマイナーへ行ってしまい、その選手たちが順調に成長せずに若い貴重な時間を過ごしてしまい、結果的にCPBLへ戻るも「鉄は熱いうちに打て」ができていません。 U18のW杯では台湾が日本に何度も勝利を収めるており、この時点ではそこまで大きな差がないにもかかわらず、トップレベルの国際大会でここまで差が出てしまうのはここに問題があるとみています。 実際この日スタメン出場していた海外組も殆どがマイナーの選手で、自国のリーグで活躍してからポスティング移籍してMLB選手として活躍している日本や韓国とは対照的です。 そう考えると、自国を経由せずにマイナーというあまり恵まれた環境とは言えない場所で何年も過ごしてしまう事の勿体なさを実感させられます。 逆にソフトバンクの徐や日本ハムの古林らはCPBLでキャリアをスタートさせ、そこで圧倒的な成績を残して海外への移籍制度を利用してNPBへ入団するなど順調な成長を遂げており、実際この日先発したトップ選手だったジェン(当時は圧倒的な評価でした)よりも徐の方が投手としては明らかに力量が上だと言えるでしょう。 もし彼ら2人が契約期間内にNPBでエース級の活躍を見せる事ができればMLBに挑戦して大型契約を結べる可能性が高いと思います。 そうなれば近年イ・ジョンフやキム・ハソンといった選手らが大型契約を結んだ事で「まずは国内から」という流れに戻りつつある韓国のように台湾も「まずは自国で活躍して数年でNPB、そこからMLB」という新しいルートが誕生するはずであり、台湾球界にとっても非常に大きな転換点となるのではないでしょうか。 もしくは佐々木麟太郎や豪州のバザナのようにアメリカの大学NCAAでプレーしてMLBのドラフト指名を受けた方が良いと思います。 アメリカの強豪大学ならばNPBに引けを取らない練習施設でしっかりと技量を伸ばす事ができ、実際にバザナだけでなくフランス人選手がドラフト指名を受けています。 台湾球界の底上げの為にはトップ選手のマイナー契約の流れを変える必要があると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.03.07 00:00:05
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