h+and   ~ I want to throw away ~

2016/11/21(月)11:58

モノだらけだったウチから「なんにもないウチ」へ。モノがなくなると、こうなります(その1)

ミニマルに暮らす(439)

これは、この写真は、今から約20年前 結婚したばかりの頃の、わたしのウチの中の様子です。 す、すごいでしょう・・・? 言葉を失うでしょう・・・? モノを捨てながら、なんにもなくなってゆく過程をブログで連載できたらよかったんですけど、 わたしがブログを始めたのは、すっかり「なんにもないウチ」になってしまった後、でした。 ものすごくモノだらけだった頃のわたしのウチと、なんにもなくなったわたしのウチを、 アルバムの写真ではありますが、どうぞ見比べて、ひと笑いして頂けましたら嬉しいです。 結婚したての頃のわたしは、「アメリカンカントリー」なインテリアに夢中、でした。 その情熱と物欲は凄まじく、お目当ての雑貨や家具のためなら 東京や浜松まで繰り出す始末。 のちに、全部、ぜーんぶ捨てることになるのに、ね。(愚) このスチール写真は、当時「私のカントリー」というインテリア雑誌に掲載されたときのもの。 取材を受けることが嬉しくて、更にモノを買ってきて嬉々として並べ立てたことを思い出します。 カップボード(食器棚)は、信じられないかもしれませんが、20年前と今と 同じものです。 結婚10年目ころに、ガラスの扉を撤去し、ペンキで白く塗り、自分でリメイクしました。 インテリアの好みが、ガラリと変わったころです。(それにつきましては「その2」 で。) スチール写真にあるパーテーションも、雑貨も・・・今はもう、殆どなんにもない! あの世にもっていけないどころか、20年を待たずして「捨て」てしまうようなモノに・・・ いったい、いったいわたしは おいくら万円費やしたのでしょうかー(泣) 入居したときは、真の、紛れもない「なんにもない部屋」だったのです。 20年間のあいだに、沢山の家具を、モノを、服を、一生懸命買い散らし、散々所有し、 それなのに、いまは逆に、いちばん初めの「なんにもない」に、必死に戻ろうとしている。 わたしは、バカなのでしょうか。 服も、モノも、どんなに買っても終わりがない。キリがない。満足など、永遠にやってこない。 満足しないのは、まだ何か足りないからだ。もっと持てば満足が得られるに違いない、と、 買いまくって、持ちまくって、やっとたどり着いた境地。 モノは・・・要らない。 モノは、要らなかった。モノは、ほんの少しだけあれば、それで良かったんだ。 ほんの少しの、妥協のないお気に入りのものだけに囲まれた暮らしが、 どんなに快適で、どんなに愛おしく、どんなに心穏やかでいられ、豊かなものであるのかを・・・ だれか、だれか20年前のわたしにわかるように、どうかお願いです。 お願いですから、教えたげて。 アホのように散財してしまうその前に、どうか・・・(涙)                               「その2」へ 続く・・・。

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