余計なモノは、もう　持ちたくないのです。　
すぐに要らなくなってしまうようなモノを買ってしまうのは、もう 嫌なのです。


だから、このクロスを購入するとき、わたしはしばらく悩み抜きました。
だって、これ、このタイポグラフィ柄・・・
ちょっとかわいすぎ、あまりにも わたしの好みすぎ、ではありませんか！？


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可愛すぎて、可愛すぎるせいで、わからなくなってしまったのです。


いつもの悪しき癖で　ただ可愛いからこれが欲しいのか。（そしてまたすぐ不要になるのか。）
それとも、ほんとうに必要で、暮らしに役立つと思うから欲しているのか。
前者なら、だめだ。ここは冷静に我慢だ わたし。しかし後者なのなら購入してよい気がする。

「自分がいったいどちらの理由でこれを欲しがっているのか」

可愛さに頭をヤラれ 自分で自分がわからなくなった すずひ、大混乱。　
「あぁあああ～、もう、わからんっ！なんか、なんかもう、ごめんなさいーっ！！」と、
ややパニック気味に カートに投入。　そして　白目で購入。






おおげさなようですが、モノひとつ買うのにも、わたしは、このくらい深く、慎重に、
いちいち時間をかけて考える（めんどくさい）人間に　なりました。
それを 自分でもめんどくさいと思っているので、本当に殆どモノを買わなくなりました。

そんなわたしのお買い物。滅多にしない、数少ないお買い物。
そのなかでも、この「mon・o・tone」 さんの「マイクロス２」は、
ここ最近の（と申しましても購入したのは半年以上も前ですが）わたしお買い物のなかで、
まさにトップクラスの　満足なお買い物。

パニック（＆白目）になりながらも購入して・・・　ほんと良かったのです。

半年経った今だからこそ、「買って良かった」ことを、改めて実感しているのです。
そう、購入したことが正しかったか否かが本当に判明するのは、わたしの場合、それは　おおよそ「半年後」。　届いた瞬間、ではありません。

「買ってすぐ」「届いたばっか」なんてのは、モノの良し悪しの判断など　まったく付かない。
手にしてすぐは、なんだって大抵「買ってよかった！」と思ってしまうのが人のサガです。　
目新しさや新鮮さ、買った興奮も加わり・・・　何でもそこそこ良く見えますものね。



洋書のようなボックスのなかには、大・小　２サイズの　マイクロファイバークロスが。


小さいサイズは、本来の用途に従って「メガネ拭き」に。
メガネ以外にも、スマホや電卓、パソコンや鏡・・・指紋や油膜のつきやすいもの、なんだってこれで拭いています。


大きいサイズのほうは、届いてすぐ、クロスとして使用してしまう前に「ＩＫＥＡ」の額に入れ・・・このようなリビングの「壁掛けフレーム」にしました。





さらにさらに　空き箱。空き箱と呼ぶのも憚られるほどの　しっかりとした、素敵なＢＯＸ。
こちらは、そのまま鋲で止めて、トイレの壁のアクセントに。　軽いので、鋲でＯＫ！







ミニマリストをめざし、モノを大量に捨てる過程で、ほとんどの「飾り物」を処分しました。
「置き物」「飾り物」こそ無駄の極み・ホコリの温床だと思ったからです。

しかし、何からなにまで全て排除したとき・・・・部屋は、壁は、やはりどこか寂しかった。


床置きや、棚置きではなく「壁掛け」。
掃除のときの余計なひと手間や　ホコリを増やさない・・・ミニマルなインテリア。

タイポグラフィに記されているのは、「白雪姫」の、有名なあの台詞の原語。
「鏡よ、鏡・・・」の、あの台詞。　そんなところも、もう、文句なしに素敵。



以前なら、このくらい気に入ってしまうと２個３個と買い込んでしまうのが わたしでした。
でも、これは、買ったのは、１個だけ。

浪費を、しなくなった。　おどろくほど　しなくなった。

遅々とではありますが・・・・　そんな自分の変化に、小さな成長を感じています。







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