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カテゴリ:ミニマルに暮らす
このあいだ「さがしもの」をしました。 お父さんから頼まれたのです。
探したのは、もちろん わたしのモノではありません。 お父さんの仕事関係のモノです。 「探し物を頼まれてしまっては いけなかった。」 探し始めて5分ほどで気付きました。 探し物は、本来、無くした本人が、それを必要としている本人がするべきことです。 決して 人に頼むこと、頼んだり 押し付けたりしてよいことではありません。 モノが見つからない、という状態が、もはやわたしには理解できない。 ところが。 お父さんという人は、わたしに その手の「用事」を申しつけるプロなのです。 いつも、上手に、すっと、ペロッと頼んで、去ります。 去る のです。 この日も、そうでした。 わたしが必死こいて探している姿を見もせず、去る。というか、必ず去り間際に、用事を言う。 ズルい ヽ(`Д´)ノ !!!! しかもこの日の「探し物」というは、よりによって、最悪な条件です。 どこに行ったか分からないものを探す、というのが まあ、一般的な「探し物」なのではないかと想像しますが、 この日 うっかり頼まれ引き受けてしまった探し物というのは・・・ 「あるかどうかわからないけれど、ちょっと探してみてほしい」 という・・・ 目的のモノの所在は おろか 「存在」「有無」までが不確かなものでした。 な、なんだよそれ (´;ω;`)ウゥゥ !!! 見つかるまで探せ、ということ? けれど、初めから無いかもしれないんでしょう? そんな不確かな探し物を人に頼むお父さんって・・・ まじ ズルい ヽ(`Д´)ノ !!! 遺言に書きたい。 有名な「保証人にはなるな」と併せて「探し物は頼まれるな」と。 わたしが日ごろ「探し物」なる不毛な行動に費やす時間というは、完全に「0」です。皆無です。 わたしは、モノを無くさない。家の中で無くすようなモノが、行方不明になるようなものが、 今のわたしのうちには 只の1個もありません。 ウチの家族だけでなく、それこそ毎日読んで下さる読者のみなさまも、すずひの家のどこに何があるのか・・・もう、ほとんどご存じですよね(笑) だって この「がらーん」だもん。 モノ無くしようが・・・ないよ、ね (笑) どこにあるか分からない、というものは、ウチには ひとつもない。 ヘアピン1本、紙1枚、ペン1本・・・・ 100% わたしは所在を把握している。 これはちょっと、我ながら誇りに思う。 この引き出しは、とても乱れやすい。みんなが使うから。要・改良だと思っています。 だから、探し物なんて行為は、わたしにとっては はっきり言うと「屈辱」でしかなく、 あまりにも不本意な、体質に合わない任務に、アレルギーが、「じんましん」が出そうでした。 30分探したけど、結局 無かったのです。 無いモノを探した30分って、なに (´;ω;`)? カトラリーは12本。あとこれに、バターナイフが1本。我が家の、これが適正数です。 お父さんは、自分の個人的な持ち物は、大変几帳面に(潔癖に・笑)管理のできる人なのですが、 唯一、苦手、というか「無関心」なのが、今回問題になった「仕事関係の雑多なモノ」の管理。 普段、わたしも一切手を出さないようにしています。だって、まったくわからないから。 主に押し入れの「天袋」に それらは無造作に、無秩序に放り込まれています。 今回、もう、だから 二度とこのようなことが起こらないように・・・ 全て出して、全ての品目と名称と個数を一覧にして 元通りに収める対策を講じました。 ふうっ・・・・ もう これで 大丈夫 (´;ω;`) こんな訳のわからないことになっていたから、お父さんはわたしに「探して」と言ったのだろう。 めんどくさいから、自分で探したくなかったのだろう。 そりゃあそうだ。こんな風になっていたら、わたしだって探せないし、触りたくない。関わりたくない。 しかし、今回ばかりは乗り掛かった舟。 不本意ではありながらも「全出し」という またとない機会も得た。 「無の証明」というのは・・・至難のわざです。 「無い」ということを証明するのは、「有る」を証明するよりも はるかに難しいこと。 (「無」を・・・探したけれど、どこにも無かったよ、ということを証明するために、 結局わたしはこの日、さらに30分を費やしてそれ関係のものを「全出し」したのです。) 次からは、お父さんが自分で探せるように、もう探す必要のないように収めたけれど・・・ 作業を終え、ほっとしたときに・・・・ ハッとした!! 戦慄が走った!! しまった!!! 自分以外の人のモノを、自分のやり方で片付けてしまった!!!! ね。これだから、わたしは「収納アドバイザー」にはなれない、向いていないのですよ。 やってしまった。 「わたしが分かるように」収めてしまった (´;ω;`)ウゥゥ ほんとは、これこそ本人がしないといけないことだった。 わたしがしてはいけなかった。 しまった。これはしまったことですよ! これでは この類のモノの管理が、永遠にわたしの管轄とされてしまう!!! 無くなれば「お前が探せ」と言われかねない。もしも見つからなければ わたしの責任に? それを使う本人が把握していないことには、どんなに美しく片付けたところで、無意味です。 そんなの、ぜったい避けたい。困る。 この課題を、なんとか本人の課題として返上しなければ。 ベースは作った。 一覧表も作った。 しまい込んでしまわず、ざっくりとした簡単な方法で収納もした。 わたしだけではなく、お父さんにもわかりやすい方法で収めた、という自信がある。 ああ、頼む。 だから、なんとかこれで 軌道に乗ってほしい。 天袋のモノの、管理の自立と自律。 お父さんなら・・・きっと、できる!!! できるよ、できる。 わたしはもう逃げる。逃げて見せる。 てか、逃げなければ!! わたしのためというより、お父さんご自身のために。 わたしは、完全にこの事案から手を引くからね。 天袋よ、さよなら~ ( - _ - )ノ ↓ にほんブログ村・ミニマリストランキングに参加しています。いつもありがとうございます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.09.24 08:26:37
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