【久々！がらーんクローゼット画像】ミニマリスト夫婦の超・少ない服。装うことは、誰のため？

2017.12.15

【久々！がらーんクローゼット画像】ミニマリスト夫婦の超・少ない服。装うことは、誰のため？

テーマ：オシャレ大好き(190076)

出会ったころの　わたしたち夫婦の共通の趣味は「食べること」「呑むこと」のみ、でした。
それは、結婚２２年目の今も変わらずそうなのですが、
今、夫婦の会話で楽しかったり盛り上がったりするのは、食べ物よりも「着るもの」の話、です。
一緒にビールを呑みながら、服や靴の話をする時間が、とても楽しい。

いやはや、人って・・・　変わるものですねっ　(・∀・)！！

確実に着る服だけ、で　暮らす。　　わたしたち夫婦が目指したのは、そこでした。

制服化、とか　ミニマル、とか　数を減らす、の先にある・・・　我々の着地点は、そこ。
同じことを言っているようではありますが、少し異なりますね。「過程」と「目的」の違いかな？

確実に着るのなら、一時的に服の数が多くなる事も今後、普通にあるのかもしれませんし、ね！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（但しお父さんのみ・笑）

けれど、ひとたび「少ない数」の快適さを経験し、それでも楽しく装えるのだ、ということを
充分に知ってしまった、確信してしまった今・・・

「もう、あの頃には戻りたくないね」　っていうのが、お互いの　共通の見解です。

買ったけれど着ない服、というのを　大量に所有していた　わたしとお父さん。
家庭で手入れの可能な限られた「特に好きな服」にばかり手が伸びることに気付き、
滅多に着ない、日常的に着られない「持ち腐れ」だった　偽の「大切な服」を、一掃した。

どんどん減ることが面白くて、数減らし戦争みたいな時期もありましたが、
それぞれの適正量にたどり着いた時点で　いつのまにやら　平和的終戦。

そしたらね、　なんだかね、持っている服や小物の雰囲気が・・・　そっくりになっちゃった！

ね！（笑）

お互いが勝手に何を着たとしても・・・なんとなく夫婦っぽくなる。ちぐはぐには　ならない。　
わたしがボーダー手放したから、「しましま」がかぶる心配による攻防戦「ボーダー対決」も　
今はもう　する必要無くなったし、ね　(笑）

気付けば　いろんな「戦（いくさ）」が　なくなったということです。　実に平和であります。

わたしが、いわゆる「部屋着」のたぐいを一切持たず、
普段からお気に入りの服を惜しみなく着る様子に、そんなこと　よくできるよね、というお気持ちを抱かれておられる読者さまも　きっといらっしゃるのではないかな、と思います。

けれど。

我が家で、まず　それを先にやったのは・・・　実は、ミニマリストお父さん。
わたしじゃないのです。　先駆者は、まさかの、お父さん、だよ（笑）

「服は着てこそ、だろ！」とか言って、ね。　とある何でもない休日に、お父さんは　覚醒。

特別なことのなにもない日でも、スーパーや、パンの買い出しに行くだけの日でも、
「好きな服」を着るようになった。　
好きな靴を履き　とっても「おしゃれ」をしてくれるようになった。

それ見て・・・最初はわたしも驚いたんですけど、すぐに「ああ、いいな」って思ったんです。
へー、すごいなそれ。　え、わたしも　ちょっとそれ　やってみようかな、と。
というか・・・　お父さんおしゃれしてるのに、わたしだけヨレヨレの部屋着でいることの方が、
とても不自然で。　たとえ家の中とは言え、なんか　妙にバランス悪くて　(笑）

もう、これなんて・・・
もともとは「６段」の、イケアのコンパートメントを　タンスの尺に合わせて「３段」に
わたし　ハサミで切ったんですけれど・・・
　
もう、これ、寄せたら「１段」でよくない？！　　１コンパートメント、って（笑）

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ずっとずっと昔。
まだ　服も靴も、そして「どうでもいい服」も　大量に持っていたころ。

お父さんは、逆だった。　　
友達と逢うとか呑みに行くとかのときは　大切な服や靴を身に着けておしゃれをし、
わたしとそこらへん行くときは、ジャージとか、どうでもいい服、だった。

ちょっと複雑な気持ちになったことを　覚えています。
ジャージが悲しいというのではなくて・・・自分が粗末にされているような感覚、っていうのかな？　リラックスしているのだ、と　良い風に考えてはいましたが、友達と出かける時はあんなに格好に気を遣うのに、この差は・・・って、ね。　古女房が僻んでも、可愛くないですね　（笑）

おしゃれは　どこまでも自己満足な世界です。　それで全然かまわないとおもうのです。

けれど、そこに「相手への思いやり」が　ほんの少し加わると、
装うことは、もっと楽しく、途端に素敵になります。　「コミュニケーション」になるのです。

言葉は無くても　その装いだけで
「ああ、わたしと過ごす時間を大切に思ってくれてるんだな」って、分かる。
これは夫婦だけでなく　同性の友達同士だってそうですね。
自分の好きな格好してるだけ！文句ないでしょ！　では、コミュニケーションを損ないかねない。

本当はすごく良い人なのに、そこで損をするのは　もったいない。　もったいなさが　過ぎる。
どなたさまにも、頭に思い浮かぶ身近な人物が　１人、２人、おられるのではないでしょうか。

「服」は　そのひとの人生を体現する。　　着ている服で、顔も　姿勢も　違ってくる。　

大切な服はしまい込み、１日中　どうでもいい部屋着で過ごしていたころの　わたしたちは・・・

いま振り返れば・・・・　間違いなく、アレは正真正銘の、「ユニ〇ロ顔夫婦」でした　（笑）

冷え冷えビールを呑み交わしながら話せば、それもこれも懐かしき　笑い話・思い出話、です。

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　　　　　（すずひのボーダー無し生活１ヵ月目。この画像があれば・・・もはや満足！・笑）