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2018.09.22
テーマ：大好き無印良品(4906)
カテゴリ：ミニマルに暮らす
ミニマリストのみんなをも悩ます 手強きラスボス 「物欲」。
物欲の多くは単なる「衝動」なのだ、ということに気づいた、というお話を 先日いたしました。 （その日記は こちら → ★） 今日は、もうちょっとだけ 踏み込んだ・・・その「続編」っぽいお話、です。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 衝動買いの行為・・・これは 多くの方が手放したい「悪しき習慣」の一つだと想像します。 衝動買いを、この先一生し続けたいわ！！ などという人は 稀有だと思うからです。 決まった、限られた収入の中で衝動買いをし、後悔したり悲しんでいる人々だけ、でなく、 大金持ちの人だって、きっといつかは・・・モノを買うこと、所有することで得られる幸せの 「限界」に はたと気づく日が訪れるのではないでしょうか。 はたと気づいて。ものすごい勢いの断捨離している大物有名人の 近年 なんと 多きこと。 終活を視野に入れて、のことだとは思いますが。「死」を意識して、のケースが多いようですが。 いつか死ぬことなんて、生まれた時から決まっているのに。 全人類共通の運命、なのに、ね。  今から着られて、真冬・春、初夏まで着られる 二重ガーゼスリーパー（パジャマ）を購入。 真冬はフリースやレギンスと重ねれば十分暖かい。 スウェット素材は冬は乾かないからねー。 衝動は、過ぎ去る。ショウドウハスギサル。念仏のように、淡々と 心の中で そう唱える。 衝動的な物欲。すなわち「興奮物欲」は・・・その念仏だけで、しばらくすれば、ほぼ、去る。 逆に。 しばらく待っても。 一晩明けても。 ３日経っても、１週間経っても、１ヶ月経っても。 何年経っても。 どうしても消えない どうにも消えない衝動。 それが「冷静物欲」。 冷静な物欲って・・・すごいと思いませんか？ 物欲の種類を、意識したこと、ありますか？ 脳は、長い時間「衝動」を維持することが 元来、たいそう不得意なのです。 基本「忘れる」ように できているのです。 辛いことやショックな出来事を忘れ、その人が、なるだけ苦しまず生きて行けるように。 「衝動」も「物欲」も、ある種の「ショック」なのだ、と言えましょう。 「限定」とか「タイムセール」とか そういう商法は、その「ショック状態」につけ込んだ、実にわかりやすい、心理作戦的な お商売。 「今、今しかないよ。」「今、買わないと、もう買えないよ！」って。 逆に言えば、そんな風に煽らないと売れない程度の物だ、ということ。 時間を費やして、落ち着いてよくよく考えられたりしたら おそらく買ってもらえないこと、 買う必要なし！と気づかれてしまうことを・・・作った人も、お店の人も 充分わかっている。 その一瞬、お客を騙し、財布を開かせることに 懸けている。 言葉は悪いですが （笑）  このパジャマの素晴らしいところ、もうひとつ。かかとケアソックスとこんなにお似合い（笑） だって。 本当に良いものは・・・ そんな姑息なことしなくたって、ちゃんと売れるのですから。 本当に価値のある商品って、限定でなくたって、通常商品であっても、すぐに品薄になる。 簡単には手に入れられないゆえの希少性は、もはや 限定品をのそれを超えている。 セールになんてなっていなくても・・・ 定価なのに、ちゃんと「取り合い」になる。  今年買ったこの「CINHO」のニット・・・最初の入荷では、すずひは 実は買えませんでした。 こんなにお高いニット（わたしの感覚では）なのに すぐに 売り切れてしまったのです。 そこで 我が「衝動」は収束したのか。 そう、ちゃんと一旦消えたのです。 衝動は。 なのに なぜ買ったのか。 一度 売り切れたことが、むしろ逆に幸いだった。 クールダウンし、再入荷を待って、よく考えて、「興奮物欲」が「冷静物欲」になってから、 落ち着いて、買うことが 向き合うことができたのです。 奪い合いや順番待ちになるのは決して「安物」だけではない、ということを知る。 お買い物の厳しさを知る。 モノとの縁は「運」に大きく左右される、ということも 少ない服での暮らしの中で、嫌という程、わたしは知った。  運よく「３０％OFF」に。 ほんと、運。 昨日だったら、定価だったのかもしれない。 そうそう、タイトルの話。 わたしは「無印良品」のお店や商品が 大・大・大好きですが。 無印良品で「自分の服」を買うことは もう、おそらく ないと思います。 この先のわたしのMUJI人生は、家電とか、パジャマとか、日用品を買う人生、だと思います。 なぜか。 ずばり「似合わないから」です。 昔から、そうでした。 MUJIの服のパターン（型紙）は、わたしは どうも似合わない。 ボーダーのカットソーも、リネンのカーディガンも、そして特に「パンツ」は絶望的に（笑） MUJIの服って、とってもベーシックで、お手頃価格で、可愛くて・・・ どなたさまにも、もちろん自分にもきっと似合うのだ！と つい安易に錯覚しがちですが・・・ 果たして本当にそうでしょうか。MUJI の服は、実際には、結構 着る人を選ぶ服だと思う。 そんな「MUJI」の服が 一番似合うのはね・・・ 一体 誰だと思いますか？ それはね、「MUJIの店員さん」です。 これは、間違いない。 MUJIの服を着て、統一感に満ちたMUJIの店内で働いておられる、あの様子が いいのです。 服と店が 「服と居場所」とが ものすごく あっているから。 （← これ大事。） 同じ格好して 自分の家にいても・・・ なんか違うでしょう？ あのお似合いな感じにはならない。買った後、あれ、何か違うって感じるのは きっとそのせい。 試着室もね、何にもなくて 壁は白くて、相当に「無機的」ですものね。 まっ白な試着室では、だからとっても似合った気がしてしまうのです。ひとつの錯覚です（笑）  エプロンも、MUJIのはどうもわたしは似合わないのです。ゆえにDEAN&DELUCA 派。 昔は これが欲しい！ となると 寝ても覚めてもそのことばかり。 ものすごい執着心、なおかつ興奮したままで判断しているから・・・本当に失敗が多かった。 １着１着を 真剣に買うようになりました。 服だけでなく、このような、お寝間着も。 そしてもちろん「エプロン」も。 ペン１本 消しゴム１個でさえ・・・ どうでもいいものは もう 決して買いたくない。 衝動が去った後・・・ 本当に買うべきもの・必要なものの場合の・・・ 冷静な、妙に静かな物欲が ひたひたと忍び来る感覚、というのは、なんか恐ろしくも愉快。 欲しい！ 欲しい！ きゃー コレ買うーっ！ っていうバカっぽいのとは 全く別人の・・・ 「これは必要ですね」という・・・ 無表情で、淡々とした 眼鏡かけた感じ（笑）の 人。 そう。そういう人がやって来て、ポンと肩を叩かれる感じ。 これは、買いですよ、と。  １回洗うと、見て、こんなにふっくら。 このふっくらが、被服気候を調節してくれる。 夏はさらっと涼しく・・・ 秋冬には 体温を蓄えて、あたたかい。 二重ガーゼは天才。 ↓ ネットストアですと もうチェック柄しか ないのかな （；＿；） 二重ガーゼスリーパー／婦人Ｍ・ネイビー×チェック  そういう 「眼鏡の人が来た状態（笑）」で買ったものは、 ほぼ間違いなく、長く愛せます。 服なら、２年とか、３年。 モノならそれこそ 傷んだり 壊れるまで。 一生使えるものなんて 日本の暮らしの中では、本当に限られたアイテムしかない。 家電なら１０年〜１５年。 家具も２０年か３０年くらい？ 家具だけじゃなくって、家屋そのものだって、そのくらいで相当なガタがきますものね。 そんな中、服は やっぱり せいぜい「２〜３年」なんだな、ってことに、最近 気付きました。 この「気づき」のお話は・・・ ぜひ またの機会に ( ´▽｀)ノ おわり 「最新・少数精鋭ワードーローブ」の日記を 着々と準備中です。 そこに書きたかったことを・・・ 今日は、ちょっとだけ 先走って書いちゃった！（笑）  にほんブログ村 このキッチンに立って似合うパジャマ、ということも大切。服と居場所はつながっているから。 今日もここを訪れてくださった読者さま、ありがとう。 長いの読んでくださって、ありがとう。 ＊すずひ 地味に走る お買い物マラソン＊ ↓ なにはなくとも 「新米」 ( ´▽｀)ノ ↓ apple 純正 光学ドライブ。これさえあれば・・・旧パソコンを捨てられる！ ↓ 油の選択はとても大切。 メリリマ の米ぬか油。 クーポンが嬉しい！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2018.09.22 10:56:37
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