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2019.01.13
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カテゴリ:ミニマルに暮らす
ほんの数年前までは、ものにまみれて暮らしていました。

今、ここにこうして このブログを読みにきてくださるどなたさまよりも、たくさんのものを
抱えて込んでいたかもしれない、とさえ思います。

毎日のように「何か」を買っていました。 そう「何か」。

それが何だったのかを思い出せないほど、どうでもいい、記憶にも残らないような「何か」を。



さて。



厳選した必要なものを、必要な数だけ きちんと持ち、そのどれもが気に入っている。
全てのもちものを ちゃんと大切に使う。満足したり、傷んだりしたら、手放したり、買い直す。





温かさが頼りなくなった旧の保温のボトルを買い替え、新調しました。 
次はこれ!とずっと前から決めていた「%」のボトル。 アラビカの「% 20oz Bottle」。



 

そういう暮らしが その「気持ちの良い暮らし」が もうすっかり身についてしまったことで、
長らく使っていない、ずっとお世話になっていない「ある言葉」というのに ふと気づきました。気づいちゃいました。


それは・・・「せっかく買ったんだから」という言葉。 「せっかく」という概念です。


手に入れた何かを使うとき、せっかく買ったんだから、と声に出す。もしくは 心の声か。


「せっかく」 という感情の裏には

せっかくだから貰っておこうか、とか せっかくなら使わないと損だから、みたいな。
極めて消極的な、ネガティブな意思、というのが感じられます。 

本心の本心では 「是非とも喜んでそれを使いたい!!」わけでは どうやら ないのです。



だから ぶつぶつ「せっかく」って言う。 枕詞みたいに「せっかくだから」って言う。


「せっかくこんな高いの買ったんだから。」 「せっかく新しいまま取って置いたんだから。」
「せっかくわたしが買ってあげたのに!」   「せっかく!」 ああ「せっかく!」

もしも その言葉が頻繁に出るのなら 本当はこれ使いたくないんだけれど とか、 
本当はなくても別に大丈夫なんだけど、とか、 

本当は これじゃなくって、もっと他のものが良かったのに! と言う本音とか・・・

とにかく、その「もの」に対し そこはかとない不満や、納得のゆかない何かを抱えた状態で
どこかしぶしぶ使っている場合、また、使わされている場合 というのは きっと多いです。


実はそれって、単にそれを「捨てたくないがための言い訳」や「失敗を認めたくないだけ」
な場合も・・・ 意外と とても多いです。





今日の1日1捨は、だから「古くなったステンレスボトル」。十分に満足して、の手放しです。




 \このブログが1冊の本になりました。発売は1月17日。もう、まもなくです ( ´▽`)/




  *** ご予約をくださった読者さま、ほんとうに、ありがとうございます ***




それにしても、です。

買い物の失敗を自分で認めることって、なんであんなに悔しいのでしょう ヽ(;▽;)ノ
なぜ素直に認めることができず、どうにかしようと食い下がってしまうのでしょうか(笑)

かつてのわたしは。 
ミニマリストになる前のわたしは 暮らしの全てに於いて 常に 「せっかく星人」でした。              (あ、(超・食い下がり星人」でもありました。)


使えないわけじゃないですからね。
せっかくだから と使う自分の方が ものを大切にしている人ような、善人のような気持ちにも
断然なれますし。

「捨てずに済ます」ということに、どこか ホッとしたかったのでしょう。
無駄にせずに済んだ。 悪いもの扱いされずに済んだぞ! というような。 

わざわざ「悪者」になりたくない気持ちは・・・ 誰にもあって然りです。






こっ・・・この緩衝材は、ちょっと捨てられないぞっ! 可愛いが過ぎるっ! 困った!(笑)




捨てることは「悪いこと」という思いや、捨てないことこそ正義だ! という考え方って、
とても とても 根強く、強靭です。

ゆえに、自分だけじゃなく、どうしても周りに それをぐいぐい押し付けちゃうところも ある。

自分の理解と違うことに対し、人間って 漠然と不安になるところがありますから。
こちらが間違っているような、置いてゆかれるような気持ちにさせられるのは、誰にとっても、
それは とても心のざわつくことで・・・

「人それぞれ」という冷静さも、そういう時って、なぜかどこかへ吹っ飛んでしまう。

みんな だから。
できることなら 身近な人には自分と同じ考えでいて欲しいところがあると思うのです。
同じ考え方だけを共有し、安心し ずっとそのままで、変わることなく 暮らしていたい。


社会や組織に散見する「同調圧力」と ちょっと似ていますね。
共同体やグループにおいて、なんらかの意思決定を行うとき、
少数意見派に対し、多数意見にあわせることを 暗黙の力で強制しちゃう「圧」。
変わったこと、新しいことや 勝手な抜けがけ(笑)をしないよう、
足並みをそろえるように また 自分を追い抜いてゆかないように かける「圧力」。 





この持ち手! ミニマリストだからね、バッグなしで、これだけ持って出かけたくなる!




ものをたくさん持っていたかった、もっともっと欲しいばかりだったあの頃に。

「ミニマリズム」をぐいぐい押し付けられたなら・・・反発しただろうな。 このわたしも。

逆に、今「マキシマリズム」な暮らしを強要されたなら・・・半日で発狂するかも(笑)


それをわかっていたから、ブログを書いたのかもしれない。
ぐいぐい攻めて どうなるものでもない、と わかっていた。
今のわたしの暮らし方が極めて「少数派」であることは・・・ はっきりと自覚していた。

でもね。  だからこそ、ね。

この「ミニマル暮らし」の快適さを
それを求めている方にどうか届くよう・・・
今まで知らなかった!というあなたさまに気づいてもらえるよう、わたしなりに 伝えたかった。




歯間ブラシや歯ブラシも、気に入ったものを永遠買う。辛い買い物の失敗は、本当に減りました。








人生の前半は。 わたしは、「みんなとおんなじこと」ばかり してきた気がします。
日本の学校教育とか、昔の価値観って とにかく「みんな一緒」が良しとされていたでしょう?
変わったことすると、弾かれる。 はぶかれる。 嫌われる。 丸め込まれそうになる。



みんなとおんなじこと は 本当に幸せなのかな。
みんなと同じことの中に  自分の本当に幸せがあるとは 決して 限らない。
大人になって、やっと わかった。  この歳になって、ようやく。

そこから 飛び出してみたら  新しい自分に なれるかもしれないってこと。

これまでの暮らしが、変わるってこと。 

「せっかく」今までこうやってきたから、もうこのままでいいわ、という暮らしが、変わる。

もう今更いいわ、とか もう遅いわ、とか、そんなことは 絶対に・・・ 絶対に、ないよ。



変わることを、どうか 諦めないで欲しいのです。



「せっかく」という言葉には ここまでのお話のとおり。
「残念がる」とか「わざわざ」とか、どこか「無理して」というような・・・
悲しみの努力を匂わせる要素や、期待した結果を得られなかったようなニュアンスが、
往往にして含まれている。


けれど 「せっかく」って。  とても とっても不思議な日本語で。


「せっかくの」 の 形で、体言に続けて使う場合には

「滅多に得られないようなこと」や「恵まれた状態を大切に思う気持ち」を表す素敵な言葉に 
一転して変わります。


「せっかくの休日だから」 とか 「せっかくのチャンスなのだから」とか、ね。


ミニマルな暮らしってね、
それと同じくらい、びっくりするくらい  あなたを「がらり」 と 変えるかもしれない。


不満ばっかりだった「せっかく星人」が・・・  真逆に。


「せっかくの人生なのだから」「かけがえのない毎日なのだから」って 


きっと そうなるよ。


わたしが 「すずひ」が 証明です。







                                    おわり







くらためちゃんのページで「木枯らしに抱かれて」を 懐かしさいっぱいの気持ちで聴きふけってしまいました。
ちなみに すずひのキューンな80年代ソングは・・・
大沢誉志幸(作詞:銀色夏生)の「そして僕は途方に暮れる」。および レベッカの「lonely butterfly」です。 聞かれてないのに答えてスミマセン ( ´▽`;) ♪

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楽しかった、嬉しかった、京都の旅を、使うたびに思い出せる、とても嬉しいボトルです。

とても寒い3連休。みなさま、どうぞお元気でいてくださいね。いつも、今日も、ありがとう。











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最終更新日  2022.01.19 07:53:59



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