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テーマ:暮らしを楽しむ(388605)
カテゴリ:すずひの本
ミニマリストの皆さんって・・・ 家族関係が とてもいいです。
垣間見るだけで、それぞれの良さが、なんだかもう、スゴい。 圧巻。 それも、一方通行な押し付け なのではなくて、 お互いがお互いを大切に思っていることが、尊重できていることが とても伝わってきます。 ミニマリストになる前は。 そういうご家族をみては いつもいじけていました。 僻んでいました。 ふんっ! なにこれ 自慢 ( *`ω´) ?! この人は たまたまそういう星の下に生まれた運のいい人なだけでしょ! もともとそういう才能に長けてるんでしょ! なんでもうまくやれてきたんでしょ! ふんっ( *`ω´) ! ふんっ ( `ω´* ) ! ふんっ( *`ω´) ! ふ・・・ ふ・・・ ふ・・・ ううううううううう (;_;) って。 自分もそうなりたい! 見習いたい! とか、そんなふうには なかなか思えなくて。 素直になれないことって、大人になると たくさんある。 そういう苦しい時って、前向きになれない時って、どなたさまにも きっと あるでしょう? いただいたお花を小分けのブーケにして。お隣のマダムにおすそ分け & つつしんで、の 献本。 やっぱり、それって。 「家族関係の風通しの良さ」「家庭の健やかさ」みたいなものって。 「衣食住の環境が、気持ちよく整っている」ことに まず裏付けされているんじゃないのかな。 自己満足で無駄に飾り立てたり、見えないところに隠すように不用品をしまい込んだりするんじゃじゃなくって、「整っている」とか「清潔である」ということ。 暮らしが整っていると。 自分は 整ったそこに住まうにふさわしい人間だ、と。 「価値ある人間だ」と 自然と、不思議と、思える。 大人はもちろん。 きっとそれは 小さな小さな お子さんであっても。 自分が大切にされていることを感じられるから、相手のことも大切に思えるようになるんじゃないのかな。 ひっちゃかめっちゃかの家の中でも 仲良し家族! ってのも もちろんあると思いますが、 整えたら、きっと もっと、よりいっそう仲良くなれるのかもしれない。 今、まだそれを知らないだけで。もっとどこまでも 果てしなく突き抜けられるのかもしれない。 誰だって、大切にされたい。 大切に思われたい。 価値あるものとして大切に扱われたい。 人だって。 ものだって。 服だって。 同じ。 それに 気づきました。 ようやくそれに気づき、歩んでいる途中、なのが わたしです。 わたしは ゴールに すっかりたどり着けた!というわけでは 決してなくって、 まだ、まだ、歩みの途中。 「道の途中」、なのです。 秋の佳き日に。エリさんに撮っていただいた「EAT棚」の写真。 今だけは、期間限定で・・・ 「大切なものだけに囲まれて暮らすことは、自分を大切にしている証拠です。」 こういうことをおっしゃる 片付け大先生は たくさんたくさんいらっしゃって、 でも、こうして活字にされると 全く素直に入ってこない時期が わたしにはありました。 そんな話、どれも「きれいごと」にしか 思えなくて、ね。 なにそのおとぎ話。 証拠は!? みたいな。 ますますいじけた、陰口言いたくなるような、揚げ足を取りたくなるような、歪んだ気持ちになるばかりで。 自分で納得しない限り、そんなこと 信じてたまるか ( *`ω´)! って、ね。 人様との比較の中で、暮らしをそうとうこじらせ、すっかり自信を失い、消耗、屈折していた。 何を信じていいのかわからず・・・心の中は、なかなかの ドロドロっぷり、でした。 どんな本を読んでも、どんな話を聞いても、そう簡単には 這い上がれなくて。 気持ちよく暮らしている人が ただただ 羨ましかった。 心が落ち着かず、そんな不安から逃れたくて・・・ また「何か」を 意味もなく、買った。 「もの」が、増えた。 今日だけ「1ミニ棚」に。1日1捨 ミニマルな暮らしが続く理由・・・略して「1ミニ」(笑) 今。 ようやく ここまで。 自らの経験として 納得できたのが わたしです。 「本を、今なら書ける気がする。」・・・小さな、でも確かな勇気を持つことができました。 石の上にも3年、とは 昔の人は よく言ったものですね。 ミニマルな暮らしを「3年半」続けました。 1年目や2年目では、きっと 書けなかった。 そもそも疑り深い わたし。 ものが大好きだった わたし。 買い物が大好きだった わたし。 元々は 掃除も片付けも どうでもよかった わたし。 自分のことを ぜんぜん 好きじゃなかった わたし。 あのまま、ものにまみれて。 気持ちよく暮らす人々を妬んだままで、羨ましさに心を歪ませ、家族に依存し、迷惑をかけ、 自分を毛嫌いしたままで生きてゆくとしたら・・・人生は、どんなにしんどかっただろう。 男性の方が持ってくださっても馴染む表紙を目指しました。(撮影協力 : おとーさんの ニット) ものを捨てたことが きっかけだった。 ものを捨てたことで、大切なことが見えてきた。 そこから 一気に変わった。 あくまでも、わたしの場合、です。 簡単には信じてもらえないのかもしれない。 それでも 伝えたい。 知ってもらいたい。 大人になってから「変わる」ことって、 本来、ものすごく「難しいこと」でしょう? わたしはこう見えて、たいそう「頑固」です。 そう簡単に 人間 変われてたまるかよ、と。 自分の間違いを やすやすと認めてたまるか! と。 そういう未熟者なのです。 許容範囲がものすごく、(思春期の中学生並みに)狭いのです。 ← しいたけ.仕込み・笑 そうじ力とか、引き寄せとか、本を読めば 割と素直に試してみる方ではありますが・・・ 自分自身が納得できなければ・・・そんなの全く。1ミリも おくびにも信じないのが、わたし。 そんなわたしを初めて変えてくれたのが「捨て」でした。「ミニマルな暮らし」でした。 \いよいよ発売の日を迎えることができました。みなさま、本当にありがとうございます/ amazonさん は、こちらです。 *** ご予約をくださった読者さまのお手元にも、まもなくお届けできるのかな? *** 今まで なにやっても変われなかった方が、 ついに変わる、それも「ふわり」と変わるきっかけに、この本が もしもなれたなら、嬉しい。 そんな思いを込めて 書きました。 完璧な人の話すことは、とても完璧で、素晴らしいです。感服するし、ひたすら 勉強になる。 そんな、素晴らしすぎる、正し過ぎる本なら・・・ もう 既に きっと たくさんある。 だからこそ。 わたしにしか書けないこと、未完成なわたしにしか書けないことを・・・ 遠回りしたことや 失敗したこと。葛藤まみれだったことを「自分の言葉」で、書きたかった。 192ページの本とは思えないほどの「文字の多さ」に 驚かれるかもしれません。 写真も多いですけれど、とにかく 文字は ぎっしり、です。 それでも、足りない! ページが全然足らないっ!! ってなって、 切なくて。 すずひさん、あのね、 もう文字数が 既にパンパンなんです。 本のページというのは「4」の倍数にしかできないんです。 2ページ増やす、とか、だから、できないんですよ、って・・・ 優しく教えてもらいました。 え! そうなの!?!? 2ページ増やすの ダメなのっ (;_;)!?!? って(笑) こ、こんなに 写真 撮るの? ひとりで準備できるかなあ、って不安でいっぱいだった、撮影。 ちょ、46。 す、す、すずひさんの動きのあるイメージカットぉ!?!?(震) Σ(゚д゚lll) ㈱KADOKAWAの担当の今野さんに。 ライターの野口さんに。 カメラマンのエリさんに。 みなさんに たくさん助けてもらいながら、やり遂げました。 撮影が終わって、ホッとしたのか。 最後、わたし、コーヒーの「粉」を 床にぶちまけたんです。 開封したての200g 全部。 そしたら。 さささっと 素早く走って、野口さんが 掃除機 持ってきてくれた。 まるで 自分の家のような迷いのない その行動に、嬉しくて、おかしくて、みんなで笑った。 たった2日間一緒にいただけで。 この家の どこに何があるか、体が自然と覚えてしまう。 その 圧倒的とも言える 暮らしやすさ。 「ミニマルな暮らし」の素晴らしさ。 どうか どうか 届きますように。 本日。 発売です。 本当に、ありがとう。 おわり 「1日1捨」は、自分の未熟さを日々忘れないための、わたしの 大切な、大切な習慣。 「1日1捨」をタイトルにしましょう!と思いついてくれたのは、担当の今野さんでした。 「ミニマルな暮らしが続く理由」というサブタイトル部分を提案したのは、実は すずひです。 にほんブログ村 未完成な「すずひ」のブログを、いつも読んでくださって、ありがとう。 本を 今日まで 楽しみに待っていてくださったこと、本当に、本当に、ありがとう。 書籍への思いをここに語らせていただけることの幸せを、読者さま ありがとう。 心から。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.17 18:18:42
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