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テーマ:暮らしを楽しむ(388327)
カテゴリ:すずひの本
わたしの本を。
大切な本に、読み広げた癖をつけたくなくて、ほんのちょっとだけの「半開き」にして その隙間から覗くようにして読みました! 読み終えた時、背表紙を抑える役目をしていた薬指が 攣りました、なんて・・・ありがとう。 届くのが待ち遠しくて、何度もポストを見に行きました!なんて・・・寒いのに、ありがとう。 届いた本を「嬉しくて ぎゅーって抱きしめました」だなんて・・・ 本当に ありがとう。 本を、嬉しくて抱きしめたことなんて・・・ わたし 今までの人生の中で あっただろうか。 広げないように、隙間から覗くようにして読んで 薬指が攣ったことも、ない。 ネットではなく、書店にまで赴いて手にしてくださった方も、いらっしゃるんですね(;_;) パラパラっと流し読みして戻してしまうこともできたかもしれないのに、 わたしの本を、あなたさまのお家に、お部屋に 一緒に連れて帰ってくださったこと・・・ 本当に、本当に、ありがとうございます。 コメント欄のないこのブログです。 わたしに「ずっと伝えたい」と温めてくださっていた、もったいないようなお優しいお気持ちに、胸がいっぱいになります。 涙が出ます。 読者さまの さまざまな熱い想いに・・・ 心から感謝しています。「感じて謝って」います。 わたし、まだ 実はあれから書店に 一度も行ってないんです。 ホントに、ホントに全国の本屋さんに いま「1日1捨」は 並んでいるんですね(;_;) ************************************ さて。 「1日1捨」を10倍楽しむ方法。 今日は 「後編」 です。 ミニマルライフ3年半の節目に こうして 読者さまと一緒に振り返ることができるのは、なんだかとても楽しいです。 すずひ家の変化を・・・ すごくものが減ってからの さらなる変化を・・・ どうぞ楽しんでご覧いただけたら とても幸せです ( ´▽`) わたしのうちは、とにかく「ものだらけ」だったのです。 飾っても、飾っても、飾っても 飾り足らなくて・・・ 余白が嫌でした。 敵でした。 全て「もの」で埋め尽くしてしまいたかったのです。 棚の隙間も。 そして「心の隙間」も。 わー、わー、20年前。 もう ホントごめんなさいー ヽ(;▽;)ノ ナンジャコリャー こんなにものにまみれて・・・どうやって掃除していたんでしょう。 きっと してなんかいなかったのでしょう。 いえ、やりたくてもできなかったのでしょう。 ************************************* まずは P.89 。 最後まで飾っていたタイポグラフィの額。 まだ「額」があった頃の写真。 今の、写真。 額なくて、全然いいです。 でも、ミニマル初期の頃は・・・「絶対あったほうがいい!!」と。 無いと寂しい!と。 クッションも まだ「最低でも2個 どうしても必要だぞ!」と。 多くのミニマリストさんや、たくさん捨てた経験のある方は、口を揃えて「そこが一番楽しい」と。 少し前に見直した時には必要だと感じていたものが ある日 ついに「不要」となる。 その自分の「変化」や「成長」、執着を手放せるようになれる あの瞬間こそが骨頂だ、と。 わかります。すごく同感です、そのお気持ち! (;_;) 続きまして。 P.94。 今は 玄関の小さなシューズボックスに、夫婦2人分の全ての靴が「余白たっぷり」で 収まっています、 の お話。 今現在のシューズボックス・・・ ご覧の通りです ( ´▽`)ノ オープン! おとーさんの スニーカーが new balance から VOILE BLANCHE へ アップデートしています。 アップデート(買い替え)はあっても、数は増えない。 2人共が、今は、そう。 靴も、服も、「足りている」と、わかりますと、そして「安心」しますと、人は、こうなります。 数が大きく変わるようなことが・・・ もう、ほとんど起こらないのです。 続きまして P.97。 わたしのがらーん の 記念すべき、はじめの1歩。 「キッチンの小さな引き出し」。 今朝の引き出しの様子です。 またまた オープン ( ´▽`)ノ 2016年。 整えたばかりのころは・・・ ちなみに こうでした。 あれ!? 全然整ってないのだが! 当時は自慢の引き出しだったんだけどな (;▽;) 続きまして。 P.101。 「食器棚を半分にぶった斬り、背面に塗装をし直しました」 の お話。 キッチンカウンターとして、大きな食器棚を、すっかり生まれ変わらせました。 その背面は・・・ 現在、こんなふうですよ ( ´▽`)ノ 「なべ敷き」がここにあることは、家事動線において、たいそう快適なのです。 熱いやかんなど、振り返ってすぐにここに置くことができますし、テーブルに出すのにも便利。 ちなみに、半分にする前の食器棚は、このような、とても背の高いものでした。 総天然木のパイン材ゆえに、棚は ほぼ空っぽであっても、その「本体重量」が、すごくて。 東日本の震災の時、この部屋も 大きく揺れたのです。 長い長い揺れに、この食器棚が、グラリと一瞬、傾きかけて・・・ テーブルの下に潜っていたわたしは、思わず慌てて飛び出し、食器棚が倒れてこないよう、揺れのあいだ中、必死で押さえました。 間違っていますよね。 その行動。 命が大切なのか。 棚や食器が大切なのか。 でも、とっさに、思わず 本当に「思わず」飛び出してしまった。 下半分になった食器棚なら・・・そのように簡単にぐらつくことは、もう、ないです。 仮に倒れてしまったとしても・・・腰の高さなら。人が下敷きになるような心配は ありません。 \ お手にとってくださったたくさんの読者さまに、感謝の気持ちでいっぱいです(;_;)/ amazonさん は、こちらです。 *** みなさまのおかげで、このブログが1冊の本になりました *** 続きまして P.106. シンク下です。 そう。読者さまに宣言して向き合った・・・鬼門。 今のような 整った「がらーん」になる前は、 あああああ、 こうでした。 圧力鍋の存在感。 取っ手がひたすらに邪魔だった頃の、収納。 覚えていてくださる読者さまも、きっとたくさんいてくださるような気がします ( ´▽`;) 圧力鍋なくても、全然大丈夫でした。 塊のお肉は ちょっと「酢」を加えて煮たり、ね! 同じく 写真ページの P.107。 このページに掲載することのできなかった 頭上の扉。 久々に、オープンです! 軽いものだけ。 キッチンに立つ時は、わたしは この真下にいることが 一番多いです。 降ってきても、たんこぶ程度、イテテ、で済む程度のものしか、ここには収納しません。 続きまして P.110〜111。 水回りとストック。多めのストックは全て 洗面台の下の扉の中に、余裕で。の写真。 トイレットペーパーも、ここに置くのが意外と便利です。 トイレのすぐ隣、ですからねっ! 歯ブラシや歯間ブラシ、洗剤などのストックは 3つのボックスに スッキリおさめています。 続きまして P.136。 最新版の「5週ローテーション献立」です。 以前 このブログでご紹介させていただいた 2年半ほど前の「旧・献立」と比べ・・・ 「揚げ物」が ずいぶんと減りました。 胃の老い、ですね(笑) 1年中。 なにがなんでもこの通り! 規則のように守り抜くような厳しさは、ないのです。 旬の食材を その時々で取り入れたり、頂き物のお野菜を優先的に使ったり。 E週 MON. の「白菜と豚バラ肉の重ね鍋」(加熱前の仕込み状態) この時期は、「れんこん」を 表面にたっぷり仕込みます。 しゃきしゃき美味しい! B週 THU.の「ナムル盛り合わせ」は、多めに用意してお弁当2個の頃に大活躍! そして お弁当1個になった今。 すずひ興奮!大好物・昼ごはん「石焼ビビンバ」。 ↓ 石焼きビビンバやひとり雑炊、ひとり鍋焼きうどんなどに、とっても便利! これをすると、焼肉行きたいーっ!の燃える気持ちが、相当おさまるのが 不思議(笑) 外食費が 節約の意識なく、満足しながら 自然と ちょっと浮くことにもなるのです。 献立の「ベース」がある、ということが、本当に安心なのです。 年齢や暮らしに合わせて見直しながら・・・わたし、多分 一生このやり方を続けます。 毎日毎日 夕方に献立考えることを とにかく サボりたい。 「サボるためなら、5週分だって考えてみせる!」という極端な思考、気迫の持ち主。 それが すずひです。 そして、いよいよ これが最後です! P.142。 1人分13個の食器。 <1人分食器の内訳> ご飯茶碗 1 汁椀 1 ディナープレート 1 スーププレート 1 レタープレート 1 取り皿 3 小鉢 2 お丼ぶり 1 マグ 2 計13 このように、食器棚の左半分に・・・ すっきりとコンパクトに おさめています。 marimekko の しましまマグは、このとき漂白中。いつもは下段の奥が定位置です。 この眺めが好きで。 よくここに 体操座りしています。 ずっと見てしまうの(笑) ミニマル初期は こうでした。 もうね、どの口がミニマル言うてるの? 米びつもここにあったんですね。今は冷蔵庫のなかです。乾物ストックも、今の倍のサイズ! 少ない持ち物での暮らし。 がらーん と暮らすのだから、そのほとんどを 日ごろ「どこか」におさめている。 どこに 何を どのように おさめているのか。 このように おさまっています、という画像を 今日は たくさんお届けしてみました。 書籍の撮影や下見の時に、嬉しかったこと。 全部が本当なんですね!って とても驚いてくださったこと。 どこを開けても「がらーん」 なんですね! 本当にこうして 少ないものだけで暮らしているんですね ((((*゚▽゚*)))) こんな暮らしが、本当に可能なんですね、 本当に 現実にできうるのですね。 この気持ちの良い暮らしを ぜひ本にして 沢山の方々に、すずひさん、伝えましょう!って。 今はもう、わたしにとっては。 これが 普通の、本当に「普通の日常」でしたから、驚かれたことに 驚いたのですが・・・ 己を欺いたような収納を、ものの持ち方を。 ずっとずっと 20年かそれ以上 していましたから。 ずっと苦しかったから。 わたし ようやく「素」に「本当」に なれたのかなって・・・ とても 嬉しかったです。 おわり おとといの前編と比べ、今日の後編は 恐ろしく長くなってしまいました。 区切るべきところを、完全に間違えたと言えましょう。 読者さま、 ごめんなさい(;_;) にほんブログ村 にほんブログ村 また これからも時々「本」のお話を ここで どうか させてくださいね。 わたしの変化を 一緒に振り返ってくださった読者さま。 本当に、ありがとう。 すずひ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.05 12:35:16
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