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2019.03.06
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ミニマリストになる前は。

季節の変わり目は いつも 落ち着かなかったです。
着るものがない。 着るものがない。  この時期に着るものが、何にもない! と。





今年は お気に入りの「シャツ」がある。 去年の今頃には、まだなかった この「白シャツ」。





風の冷たさが少しずつ和らぎ 春が近づくと、
それまで あったかタートルや ぬくぬくコート、ぐるぐるストールで もこもこと越冬していたわたしは、途端にどうしていいかわからなくなって焦ることを 十何年も繰り返していました。


昨シーズンに買った服を今シーズンも嬉しく着られる、という経験をしたことがなかったのです。
うきうきする方法は、「毎シーズン新しいものを買う」の 一択でした。


着るものがない。何にもない!と言ったって。
そんな「昨シーズンの服」が 幾らかはあるのですから、「何にもない」は間違いです。
急に暖かくなろうと だから 実際には 別に大丈夫なはずなんだけれど・・・

昨シーズンの服に対し 心が 全く 喜べない。

喜べる服が1着もない。  ← それを「何にもない」と感じる。

どんなにキレイにして保管していても、出してきて 袖を通してみても、全然 嬉しくない。
当時はまだ「目新しさ」にしか喜びを見出せないライフスタイルの持ち主でしたから、当然といえば当然のこと。

やっぱり今年は今年で 何か新しいのを買わないと、これじゃやっていけない気がする。 
来週のランチにきてゆきたいと思える服が・・・ この中には、1着もない (;_;)


そんなわたしの 弱気を見透かしたかのような絶妙なタイミングで、メディアは巧みに煽る。


「昨シーズンの服なんて、もうダメですよ!」
「そんな古いの着るつもり?!」「恥ずかしいですよ!」 「まじダサいですよwwww」
「今年はこれですよ!ほら、もう あなた以外みんな持ってますよ!」


昨シーズン、あんなに勧めていたものを 
あっさり否定し、「恥ずかしきもの」「古きもの」 「ダサきもの」 とする。

なんたる 裏切り。 なんたる 無情。  (;_;)


だから、一生懸命 追いかけた。 (根が真面目なので)
おしゃれな人を。 憧れの素敵な人を。 目まぐるしく移り変わる世の中の流行を。  

お願い、わたしを置いていかないで! と。


流行を追いかけてしまう人って、ある意味 素直だったり 真面目だったりするのだろう。
もっとひねくれていた方が あそこまで振り回されずに済んだのかな。
いや違う。 単に臆病だったんだな。  怖かったんだ。  置いてゆかれることが。

今は。 そういう買い方・持ち方から。

「脱落した」といえば そうなのかもしれない。 
わたしは、ついてゆけなくなった人、だと言えるのかもしれない。
永遠に繰り広げられる し烈で過激な、終わりなき「おしゃれレース」からの 脱落。



マラソンの先頭グループから、だんだん離されて 画面から消えてゆくみたいな感じ。
自分のペースではないものに 無理してしがみつくことの 苦しさ。 


そして、そこから ようやく 自己との対峙。 
自分の走り。 目標に向かって、マイペースを貫く。 自己ベストの更新を ただ 目指す。


わたしの ミニマルワードローブって・・・ どこか そんな感じだ。 


わたしらしく 「ミニマル人生」を完走できたら、もう、それでいい。 それが一番いい。


自分のペースは、自分で作るんだ。










買っても、買っても 翌シーズンには着られなくなる。 そんな服ばっかりを 買っていた。

だったらもう、高い服を買うことは あまりにもコスパが悪すぎる、と 感じた。
                         (まともな気づきだといえましょう)

プチプラの服に走ってみた。 プチプラ、いいじゃないか。 もうわたし、これで充分だ!

って。  プチプラの服を着ると、 一瞬は いつも、そう思えるのです。  一瞬は。


1回着る。 2回着る。  1回洗濯する。  すると 一気に 服の様子が変わる。
2回しか着ていないとは思えないような着用感に・・・ 心が、しぼむ。
いくらプチプラだと言ったって、2回しか嬉しく着られないんじゃ・・・
3回目の手が、なかなか伸びなくなる。 そのまま 要らなくなる。

翌シーズン、それを 着たいなどとは 到底 思えない。 あるのに、ない。 そう感じる。

買って、着て、手放す。 そこまでの段階で、1度も満足をできていないことにも気づく。 
最初っから妥協した自分にも 気づく。
その服に対し、なんの愛情も なんの思い入れも持てなかったことに 気づく。
そこが、一番 悲しい。 プチプラとはいえ、わたしはちゃんとお金を払ったのです。
それに懲りて、今度こそ ちゃんとしたものを買おう!って思う。 
けれど それにも 当時は ことごとく失敗し・・・


とにかく しょっちゅう服を買い続けていると、何か間違いに気づいても、なんか違和感を感じたとしても、軌道修正をするのが とにかく難しい。 どこを修正していいのかがわからない。
行き当たりばったりの 悲しい失敗、後悔、散財のループから 逃れられない。

はっきりと立ち止まることが わたしには 必要でした。

ここ最近ですと、180日、つまりは 丸っと半年。6ヶ月間 わたしは服を買っていません。
それがふつうになりました。
しょっちゅう買っていた感覚は、もう わたしの中では、少々懐かしの、終わった感覚(笑)

このくらい立ち止まりますと・・・自分の現状を 嫌でも正しく把握することができます。


足りていることに気づくし。 逆に足りていないものにも ちゃんと気づく。
買い替えどきにも、適宜、気づく。 何かに煽られずとも、自分で気づくことができる。
自分の暮らしに求められる 正確な判断ができる。 不安やストレスがなくなる。
無駄なものや的外れなものを繰り返し買っちゃうような間違いも、俄然 犯しにくくなる。


ちゃんと把握するための その「間」を、「隙」を与えないのが マーケットなんですね。
どんどん買わせることで混乱させ、飽和させ、不安にさせ、永遠に買わせる大作戦。
冷静に完結されちゃったり、知恵つけて お利口になられちゃうと 困るんですね。


季節の変わり目ごとに、そんなことを繰り返す。我ら消費者は、なぜか一生懸命に ついてゆく。
日本には四季がありますから・・・1年に最低4回。5年で20回。 50年なら200回。


ああ、もうやだよ。 こんなこと、いつまで続くの?  誰か、助けて!!!



やっと そこから 抜け出すことが できたよ (;_;)











流行最先端の「トップ集団」にいないと 幸せにはなれないと。
どうしてあんな風に感じていたんだろう。 どうしてあんなに頑張っていたのだろう。


脱落した先に こんな心地よい日々が待っているなんて・・・ 知らなかった。



大好きな服。 満足ゆく服、 似合う服を 少しだけ。  


大量に持つのを良しとするところから、少なく絞るところまでは 確かに ちょっと 試練だ。
でも、そこ超えたら・・・  ひとたび 少なくても足りることを知ってしまったら・・・


そこからは、「楽」です。  少ないことは、とにかく 全てが「楽」なのです。

多すぎて困ったことはたくさんあったけれど、少なくなってから困ったことなんて、ほぼ、ない。


急に暖かくなろうとも、急に寒さが戻ろうとも、 今はもう、少しも怖くない。


やれ 春ニットだ、カーディガンだ、あるいは重ね着で調節だ。
ストールは春夏・秋冬と素材を変えて色々、と持ちましょう。 
春のパンツ。 夏のパンツ。 冬のパンツ。 スカートもまた然り。
長袖と半袖だけでは足りない。 その合間に着る「7部袖」や「5部袖」だって要るぞ。
猛暑時には、「ノースリーブ」も 必要だ。

そんな風に あらゆる丈の「袖」や 季節ごとの素材のラインナップを揃えて・・・
そこまで細かく 被服気候 調節しなくたって・・・ わたしは ふつうに、生きて行ける。


多分、あなたも、生きて行ける。


複雑に、複雑に、わざわざ好んでややこしくして、ニットも気温に合わせて何段階にも区別し
用意して、クリーニング出して、管理収納して、次のシーズンにはなぜか要らなく感じて、
迷って、悩んで、手放して、また買って、散財して、苦しんでいただけだった 悲しき日々。


苦しかった、辛かった、と 今なら 正直に 言えます。
楽しかった、などとは言えないわ。頭が焼き切れていたから、楽しいのだと勘違いしてたけど。
先頭集団についてゆきたかったんです。 脱落したくなかった。  無理をしてでも。



あゝ 脱落 ばんざい!  マイペース ばんざい!  わたしの少ない服、ばんざい!







春に春色を着なければならない法律はない。雑誌は「ルール」とかいうけれど、罰則などない。
その時の自分によく似合うカラー + 白シャツさえあれば!  春なんて楽勝!






少ない服での暮らしを「制服化」と 呼ぶ人は多いです。
そう、制服こそ。 季節の変わり目の合服は・・・そういえば いつも「シャツ」だ。

冬が終わって、春。梅雨入りする頃まで。 そして 夏から秋への変わり目。
学生さんたちの制服が 「白シャツ1枚」とか「白シャツ素材のセーラー服」になるときって、
見てて、とっても好きです。  そして ミニマルに 理にかなってる。


日本の季節の変わり目に 服に慌てる必要なんて 本当は、ひとつもない。
実際の「制服」が 皮肉にも とっくに それを教えてくれている。


曖昧な季節は 何にも怖くない。細かすぎる調節アイテムは、ワードローブを複雑にするだけ。
 

もうすぐやってくる「白シャツ」を さらっと着られる季節。 とても楽しみな 今年の春です。 








                                      おわり










今日は、この記事を書き上げる過程で 絶望がありました。 長文ブロガーあるある です。

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心折れそうになりましたが・・・記憶を頼りに 一気に書き上げることができました(;_;)
無事UPできて良かった! そんな日記を 今日も最後までお読みくださり、ありがとう!






 




MacBookのトラックパッドって、2本指で滑らすと、すーって画面が左右に移動する便利機能があるんですけど、
3連発のくしゃみして、乗せてた2本指が横にすべったら・・・5000字の下書きが どっか行っちゃいました。 
どうやっても 戻ってきませんでした。   か・・・花粉 (;_;) ワナワナワナ



この素敵な ゼイコミ5マン6シェンエンは・・・
      この花粉の地獄から 日本国民を 本当に救ってくれるのだろうか (;_;)









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最終更新日  2019.03.06 18:39:31
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