2019/09/16(月)09:33
【「貧乏」を表現する方法? 】久々!「わたしが証明です」シリーズ。今日は「食器」のお話。
世の中には。
まことさまざまなお考えをお持ちの方がいらっしゃる、ということは 重々存じておりますが。
「貧乏に見られたい」という人は、おそらく、少ないのだろうと想像するのです。
一方「お金持ちに見られたい人」は、きっととてもたくさんいらっしゃる気が。 ( ´▽`)
「高見え」という言葉が雑誌の表紙をかざり、魅力的な言葉として扱われるくらいですものね。
高くなくても高く見えるよ、という服。 ワンピースやニット、靴。 バッグやアクセサリー。
本当は安いのに 高く・・・「見える」 か。
仮にそう見えたとして・・・それは、いったい誰に対する、どんな幸せなんだろ (゜∀。) ??
ずいぶんと前に読ませていただいた、若き男性ミニマリスト「しぶ」さんの 御本に、
たいへん興味深く面白い記述がありました。
「貧乏を表現する方法」 というものです。
それは、以下の通り、なのだそうです。
貧乏ループのスタートは・・・「ものを買う」から始まりますよ! (やっぱそうか!)
ものを買う
↓
お金が減る
↓
お金のために時間を切り売りする
↓
物が増えたあげくに 整理整頓・物の入れ替え・探し物などの手間が増える
↓
片付けに費やす時間も、精神的な余裕も なくなる
↓
部屋がものだらけになる
↓
ストレスを発散するために、物を買う
↓
無限ループ
お金(と時間)は減り続け、ものは増え続ける。
なぜか満足できぬまま、資金の尽きるところまで無限に続くのかもしれない、この仕組み。
ここから抜け出したいのに、なかなか抜け出せない人って、たくさんいるのかな。
抜け出されないようにするための「罠」が、この世にはくまなく張り巡らされているのだから
無理もないです。
気づかれて、抜け出されると、死活問題ですからね。 お店や企業さん側のお立場からすれば。
美術チームの皆さんが、ドラマや映画内での「部屋」のセットを作り上げる際も、
貧乏人の部屋には、なるだけものの数を増やし、
壁に沿って隙間なく「ちぐはぐなタンス」を びっちり並べたりするのだそう。
そうすることで、「貧困感」や「豊かではない感じ」を表現することができるのですって。
逆に、「余裕」を表現したいのであれば。
なるだけものを減らし、なにも置いていない「がらーん 」な面を増やすのだそうです。
これは、「片付けブーム」や「ミニマル」云々、ここ最近の流行り、ということではなく
少なくとも30年くらい前から、きっと世の中は、そうだったのだと思う。
ものの少ないモデルルームやホテルの一室は「余裕」にあふれ、とても美しく見えた。
あんな中では暮らせない、あれは非日常だ、と長らく思われていたのかもしれないけれど、
ものが少なくたって(少ない方が)、おそらく多くの方は 快適に暮らせるのです。
もう、わたしなどがいまさら申し上げるまでもございませんが、
「ものが多いこと = 豊かさの象徴」ではないのです。 (団塊世代に届く日はくるのか!)
あとね、「持ち物を少なく絞れば、一つひとつにお金をまわせる」との見解もありました。
ほんと、おっしゃるとおり。 まさに。 仰せのとおり、です。
手ぶらで生きる。 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法 [ ミニマリストしぶ ]
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「食器って、知らないうちにどんどん増えちゃうんだよねー」
食器に限ったことではありませんが。
本当に「知らないうちにどんどん増えてゆく」のだとするならば、それは超常現象です。
ポルターガイストです。
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食器が増える理由って、おそらくは、ただ2つ。
【その1】減ってないのに、買う。(もしくは景品を手に入れる。)
【その2】要らない食器を押し付けるタイプの人が身近にいる。
それだけ。
このふたつを断てば。 食器は、増えません。 わたしが証明です。
家族の人数分が絶対に必要なのって、ご飯茶碗とお汁椀と・・・ 意外と少ないのかも。
このふたつの「増えちゃう行為」「増えちゃう事情」を 勇気を持って断ち切り、
さらには「減っても(割れても)買わない」という姿勢にどこかの段階からシフトいたしますと、
食器は、確実に減らせます。
定住する人員が増えた、という場合を除けば、
「食器の数の足りていないご家庭」「買い足さないとならない状況のご家庭」というのは、
きょうびの我が国において、極めて稀であろうと想像するのです。
今ある食器の数で、どなたさまのお宅も、まず、間違いなく足りている。
なぜかどんどん増えちゃうんだよね〜 というのは、
食べてないのに太るんだよね〜 と同じくらい辻褄の合わない話、です。
言い訳の意味も、よくわからないのですが
「お皿が勝手に増えました。(だから私は悪くないです!)」って ことなのかな?
食器が自ら歩いて勝手に家に上がってくることは ありません。
持ちすぎてしまった食器を減らしたいのなら。 今ある食器だけで暮らしてみる。
暮らせたなら、足りているのなら、何かしら理由をつけて安易に買うことをしない。
(「食器好き」さんには、ここがいちばん難しいところなのかもしれません。)
食器が少ないと・・・生活感の溢れやすい食器棚さえ「見ていたい風景」になります。
自分にとっての、暮らしの中のワンシーン、となるのです。
好きなシーンが、ここにある。
それでわたしは テレビ等をあまり必要としないのかもしれません。
少ないものの眺めに、満たされていると。 満足しちゃっていると。
「過剰なもの」を見ることがね、もう、たまらなくしんどいのです。(拷問のよう・笑)
シンプルライフ界隈で人気の、コーヒー豆がいっぱい売っているあのお店の店内も、
だから今はもう、実はちょっと苦手なの(小声)。 昔は大好きだったんですけれどね。
売りものが、足元から天井に届くほどまで、あまりにも多すぎて、頭がくらくらしてしまう。
(カルピスバターだけを、いつも命からがら買っている)
コストコにも、まだ、一度も行ったことがありません。(めまいを起こしそうで自信がない)
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ものの少ない暮らしは、「好きなシーン」の中で暮らせる暮らし、です。
大好きな家が、「どこを見ても好き」になる。 主人公は ものでなく、人間(わたし)。
見えるところだけじゃなくて、収納の扉を開けても どこもかしこも好き! になれる。
うわべだけじゃなくって、本当に 胸をはって「好き」と言えるって、そういうこと。
余計なものを手放すことができたなら、それは「高見え」よりもずっと素敵。
暮らしの、いいえ「人生の主人公」に なれますよ。 きっと。
おわり
昔は、和風丼用、うどん用、ラーメン用、洋風丼用と、4種×3=12個 。
丼ぶりだけで、今の4倍所有していました。 使用頻度は、当然1/4、でしたよね(笑)
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いつも、今日も、最後まで読んでくださって、ありがとう。
「格之進ハンバーグ」の話ですけどね・・・ すごかったよ!噂の「5段階肉汁」!(笑)
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