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テーマ:暮らしを楽しむ(383418)
カテゴリ:ミニマリストの防災準備
昨日の晴れ間に あんなに洗って洗って洗って、洗濯物を空っぽにしても、
3人暮らしていれば、今日、これだけのものを洗わずにはおられない。 新入りの文化が。 我が家の文化くんが、めらめらと、使命に燃えている。 「出番ですか!!!」 そうです!! 今こそ出番ですよ!!! 「しっかり働かせていただきます!癒しのマイナスイオンも、今日はサービスしときます!」 出番があるのも「電気」あっての、恩恵。 電気にこんなにも頼りきった、わたしの暮らし。 電気、水、ガス。 日本のインフラ、どうか、どうか、どうか、無事に頑張って欲しいです。 ***************************************** こんな時こそ、謙虚でいられることを忘れないでいたいです。 人間は、不満や文句や不安の言葉が出るうちは、まだまだ余裕が有る証拠なのかもしません。 本当に本当の「極限の状態」に陥ってしまえば・・・ 人は、たいてい、おとなしくなる。 声も出ないでしょうし、放心してしまうでしょうし、正常な思考も止まってしまうのでしょう。 何も考えられなくなってしまうのでしょう。 災害とは異なりますが、わたしは「つわり」の時がそうでした。 少量の水を飲んでも吐くほどであっても、 脱水症状で指先が震えるほどであっても、病気ではないのに、と 家事をできない自分を責める。 ふだんなら気になるはずの埃が、天井から20センチもぶら下がっていても・・・ 取り払う気力はもちろんのこと、体を起こすことも、立ち上がることもできませんでした。 安全な室内にいたのですから「極限」と呼ぶには程遠い状況なのですが、 「体力」の限界。 正常な思考や判断の限界。 自分の体の「極限」を感じた出来事でした。 大切な命がお腹の中にあるのに。 埃を払えない自分など、家事をできない自分など、旦那さんのご飯を作れない自分など、 生きている意味などないのではないか、という思いが・・・何度も 何度も わたしを苦しめた。 正常な思考が、失われてしまっていた。 じーっと、毎日 ふわふわ揺れる天井の埃を、ただ虚ろに眺めていました。 *************************************** 普通に生活ができることの、ありがたさ。 いつもどおりに体が動くことの奇跡。 これをすぐに忘れてしまうのが、わたしですし、人間です。 素直に準備する。 わかる範囲で、できる範囲で、知りうる、想像しうる範囲で、わたしなりに、災害に備える。 自分勝手にならないように。 みんなで、生きられるように。 「布団・衣類乾燥機」の出番はあっても。 買ったばかりのこの「ランタン」の出番は どうかありませんように。 せっせと準備をしながら、使わずに済むことを祈る・・・ この、矛盾。 不思議な気持ち。 お洗濯物がどうだとかこうだとか考えていられることが、どれほど平和でありがたいことか。 この辺りは、今のところ、まだ 異変なく過ごせておられますが、 この後、午後から夕方にかけては、東海に最も近づく予報となっています。 発達した雨雲が、長時間居座り、大雨・暴風・河川の氾濫、土砂災害等が懸念されています。 台風の進路にあたるお住まいの、広い範囲のみなさま・・・どうか、ご無事でいてください。 すずひ お水が出ていることの、ありがたさ。 あたりまえのことは、ひとつもないのですね。 にほんブログ村 お読みくださって、ありがとうございます。 どうかみなさま、ご無事でいらしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.10.14 15:05:44
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