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テーマ:オシャレ大好き(189166)
カテゴリ:すずひの遠足
ちょっと遅めの「秋の遠足」に出かけました。
暦の上ではdecember でございますが、この日は11月中旬並みの暖かさでした。 街路樹の紅葉が美しかったです。 秘密にしたいようなCAFE。「ファーマシーコーヒーラボ」。 ここにしかないお店を訪ねるのって・・・大好きな人に会いにゆく気持ちと似ていますね。 ************************************** さて。 プチプラ服愛好家さんの界隈で よく囁かれている事情を見聞きいたしますところによりますと プチプラ服の「困るところ」の一つに「人とかぶる」というのがあるのだそうです。 「量販店で広く普及した商品」の、「そのシーズンの特に人気のアイテム」となりますと 周りの人の所有率が極めて高く、「かぶる」のだと。 そして それは とても「嫌」なことだ、と。 喜ばしくはないこと、なのだと。 そうなのか。 テイクアウトメインのお店ですが、店内のカウンターやテラス席でいただくこともできます。 かぶって「嬉しい」気持ちに、わたしは なるのです。 なったのです。 服がかぶることって、プチプラに限らなくても 起こり得ます。 この日お出かけするにあたり わたしの選んでいた服は、大好きなこちらでした。 すると。 お迎えに来てくれたお友達と、なんと「双子」 だったのでした(笑) グレーのざっくりニット。 黒のボトムス。 まっ白なレザースニーカー。 これはちょっとさすがにいかんよね ( ´▽`) と、ケラケラ コロコロ 笑う わたしたち。 ちょっと待っててね、と わたしは部屋に駆け戻り・・・ すぽん、とニットを グレーから黒に取り替えて、5秒でお着替え完了。 服がたくさんありすぎた頃のわたしなら。以前なら。 こんなことは 到底不可能だった。 一度決まった格好を変えるとなったなら、果たしてどのくらいの時間がかかったろう。 トップスを変えたとしても「なんか合わない、変だ!」となって、 じゃあスカートも変えよう、ってなって、そうなると靴も、となって・・・ 「全着替え」 だったと思う。 洗い立ての気持ちよく並んだ服の中から、 こんな風にぱっと手に取ることも、きっとできなかった。 頭に浮かんだあのニット、あれ? どこ行った? ああ、まだ洗ってないわ (;_;) 仕方ない。 とりあえずこっちのニットにしようか。 でもそうすると、このスカートのままではどうも変だぞ!! パニックでーす (;_;) と。 5秒で別のコーディネートになれて、そのどれもが洗い立て。 この日はトップスを替えましたが、スカートの方を替えてもよかったですね。 ※ 2019・最新の少数精鋭ワードローブの一覧はこちらです → ★ この日は 散策よりも「お食事」メインのお出かけでしたから、 テーブルで向かい合うことを考え、上半身の方を わたしは着替えました。 なんかね。 「かぶる」って、すごく幸せに感じた。 かぶるのって 究極の仲良しの、とことん気の合う証拠だなあ、って感じた。 スピリチュアルな話の中では「シンクロ」などと表現されるのかもしれないけれど、 その日、同じ目的の 同じお出かけをしようとした時に、 赤の他人同士なのに、同じ服を着ようと思った、ってことでしょう? それって、並大抵ではない、すごい「気の合いかた」、です。 そして、なんていうんだろう、嬉しいじゃないですか。 わたしは彼女と今日1日過ごすのに、こういう格好がふさわしいかな? こういう格好なら 彼女の隣に並んだ時、いい感じになるかな? 彼女に失礼に当たらないかな? わたしが考えるように お相手も わたしのことを考えてくれていた。 その日に着る服選びは、もうそこからして「彼女とのお出かけ」が始まっているし、 服装は大切なコミュニケーションの一部だし、 お相手と行き先が決まっているのなら、 「その人と過ごすのにふさわしい格好」「そのお店にふさわしい格好」を 選ぶでしょう? ふつう、選ぶでしょう? コンクリ打ちっぱなしのビルを、昔から こよなく愛している。 ソフトクリームも美味しいんだよ。(もちろん頂きました& 夢中だったので写真なし・笑) この「ふつう」が同じって。 ふつうと思っていることの感覚が同じって、とても大切です。 今日、このカフェに、 こういうイメージのコーヒーラボに寄るとわかっているのに、 ゴージャスでキラキラしたような装いはどう考えても雰囲気が合わないし、 そこらへんのスーパーに行くような格好でも、それもあまりにも悲しい。 「ふつうこうだ」と感じるものが同じ、ということの、幸せ。 これね、ここが違うとね、どうしたって ずれてくるんですよ(笑) なんていうんだろ。 800円のランチの日と、6000円のランチの日なら、 どっちもそれぞれ楽しいけれど、 どっちも同じ格好、ということは「ふつう」は、しません。 その「ふつう」が異なってしまうと・・・ お友達関係の限界 というのを感じてしまうところが わたしにはあります。 またすずひが性格の悪いことを話し出した!! と どうか思わないでください。 選ぶ服や、選ぶカフェ、たまのランチを幸せに過ごすために選ぶお店。 そういう時に思う その人の「ふつう」って・・・ 全ての感覚に通づることなのです。 そこからして1から説明しあったり、ズレを補正しあったり、 お財布事情を心配しあったり、そういうのって ものすごく大変(苦痛)なのです。 若い頃は平気でも、48にもなったら・・・そんなことに神経使うのは アホらしくなります。 感覚の似たお友達。 こういうお店に行こうね! という感覚。 どういうお店を素敵と思うかの感覚。 コーヒー1杯の価格の感覚。 何をもって「幸せ」とするかの感覚。 少しでも安い方がいいのか、 そんなことよりも、せっかく一緒に過ごすなら「いい雰囲気」を優先したい、と思うのか。 何に「喜び」を感じるか、という、 もう、この歳になったら、どうにもならない、ゆずれない感覚。 この日の本当の目的は「カレー」だったの! ホールスパイスの本格的カリィ。 こういうカレーの価値を理解しあえる友のいてくれることの、有難さ ヽ(;▽;)ノ 同じ目的を前にした時に、「選ぶ服」が 自然と似てくるのは。 究極の「感覚のシンクロ」。 同じような価値観を持ち合っている、という証拠。 だから。 ケラケラコロコロ笑いながら。 階段を駆け下りながら、なんだかもうすごく嬉しかった。 双子のように「かぶった」ことが。 同じ気持ちで、今日を迎えてくれたんだね。 わたしに会うならこの格好!って 思ってくれたんだね (;_;) 楽しみにしていてくれたんだね。 こんな嬉しいことって、あるかしら。 かぶって嫌なのは。 気の合わない人とか、「この人と同じだなんて!!」と本能的に嫌悪を感じてしまう人とか、 もうそれぞれが着替えられない出先の待ち合わせで完全にかぶってしまった時、とかなのかな? そういう時は それこそ「ぶつかり合い」とか「冷や汗」なんでしょうけれど・・・ 年齢重ねて、気の合うお友達と そういうことが起こったなら・・・ それって、「本当の本当の心の通い合ったお友達」なんじゃないかな。 一緒にいることの心地よさが「互いに」保証されている素敵なお友達、なんじゃないかな。 そんな秋の遠足。 どうしてソフトクリームの写真を撮らなかったのか。 なぜ、最初のひとくちの、たった数秒の我慢が(大人なのに)できなかったのか。 ブロガーとしては そこに唯一の悔いが残る・・・(笑) 秋の日の 楽しい遠足でのお話、でした。 おわり 前回の日記には、本当にたくさんの「すずひ!!」の雄叫びポチッとありがとう (;_;) にほんブログ村 周りにいる人の服装がなんだか似てきたなら・・・そして ときどき「かぶる」なら・・・ あなたが「心地いい人たち」に囲まれている何よりの証拠、なのかもしれないですね ( ´▽`)ノ 更新をお休みした日にもたくさん訪れてくださって、本当に嬉しいです。 ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.12.20 16:32:40
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