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2020.01.26
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カテゴリ:ミニマルに暮らす
「ない」のスカートの、今日はその後のお話です。









「ポケットのなさ」に ある日もう耐えられなくなり、手放しました。

「堪忍帳」という名のスタンプカードが、おそらくどなたさまの心の中にもあって、
耐えがたいことが起こるたびに 1つずつ、時には「スタンプ3倍デー」で貯まっていって、
いっぱいになってしまった時「ああもう無理だ!!!」となるのが、女性性。

男性から見ると、なんの前触れもなく突然ぶち切れたように見えるそうなのですが、
実際には、全然そうじゃないんですよね。今日 スタンプがいっぱいになったんだよ ( ´▽`)爆弾


ドラッグストアなら、
スタンプ貯まると、500円分とか1000円分とか、嬉しい商品券になりますね。

なんか、そんな感じの気持ちになりました。

手放したスカートの、査定額が出ました。



******************************************



査定額は・・・「5500円」でした。 嬉しかった!


手放してみて、
このスカートは、わたしの最後の1着の「deuxieme classe」だったことに気づきます。

それまで着ていた服が何もかも似合わなくなった、40代のはじめ頃。
deuxieme classe に 救いを求めました。 

自分の着るものを 本当に冷静に選ぶ習慣が身についたのは このブランドのおかげなのです。


なぜならば、「高い」から。












もっとお高い服のお店はいくらだってありますが、わたしにとっては十分に高価な価格帯で、
商品を触るのも、試着するのも、お値段尋ねるのも だから、どこかおっかなびっくり。


でも、それが 結果的に 非常に良かった。

どんどん買うことのできない価格であること。

失敗しないよう、後悔や妥協のないよう、本気で試着し、ちゃんと怖がりながら、選ぶこと。


そして。 試着して 少しでも「違う」と感じたら。

「やっぱりやめます」

「もう少し他を見てから考えます」

「思ってた感じと違いました」と、ちゃんと断ること。



これね・・・ 当たり前のことなんですけれど。 これがすこぶる苦手だった。 

試着させてもらって、言葉を尽くして褒められて、
つかの間とてもいい気分にさせてもらって、すっかりいい気分にさせてもらって、
そうするともう、買わないなんて、とんでもなく悪いことのような気がしてしまって。


それじゃいけない。 そんなことしていたら、ずっと変われない。


ふわふわとした気分のままに買ってしまう長年の悪癖を、deuxieme classeで、治した。


そう。「荒治療」した。


ふわふわ買って失敗するのには、deuxieme classeの服たちは、あまりにも高すぎる。

気軽に買ってしまえる価格帯のお店では決して感じることのできない、切実なる緊張感。


deuxieme classeのショップは、わたしの絶好の「治療院」だったのでした(笑)



 **************************************



とはいえ、このスカートを買ったときは、こういう格好がしたい!という理想がありまして、
こう、「憧れのイメージ」みたいなものが先行してしまう
夢見る服探しみたいな部分を、まだ少しばかり引きずっておりまして、





※ スマホから削除した写真ですが、楽天ブログの画像管理画面には残っています。 




そのために、いつかこういうショートーブーツを!という「朧(おぼろ)げな物欲」が、
我が心を悶々と、それでいてしつこくしつこく席巻していたのですが・・・

このスカートを手放す決心した瞬間、その「朧げ野郎」も、同時に消え失せました。


これ。


ほんと、こういうこと。


かつてはね、スカート買ったなら、「そのスカート用のブーツ」も買ってしまう。
そのスカート用のニットやバッグも、連鎖的に欲しくなってしまう。

そのスカートが(今回のはしっかり穿くことができましたが)、たとえば、仮に

ほわほわした気分で試着したときとは「なんか違う・・・」となって、
あんまり穿かない事態に陥ると。
それに合わせるために買った他のもの、何もかも要らなかったような気がしてくる。
                        (気じゃなくて、要らなかったのです)

それでも、ひとたび買って「自分のもの」にしてしまうと、
せっかく買った、という「もったいない精神」が邪魔し・・・・なかなか手放せない。

それで、ものが増える。

好きなんだけれど着ない。 履かない。 けれど、もったいないから捨てられない。

そういう「価値のあるような気がする(だけ)の不要品」が、家中に溢れる。


まだ新しいから、というだけで 価値があるような気がしてしまうのですね。

自分に必要か不要か、で判断することが、ほんの4〜5年前まで、まるでできない人間でした。




 **************************************



このスカートを買ったときにはそういう自分の習性をちゃんと理解していましたから、
こういうブーツをぜひ合わせてみたいけれど、今は買わないで待ってみよう、と思えた。

いま持っている靴で ちゃんと「足りて」いるんだから。

スカート買ったせいで靴が足りなくなることの方が、本来ならおかしいのです。


それにこのブーツを合わせてみたところで、
わたしがこのモデルさんのような素敵な感じになれるとは限らない。
(昔はなれると信じていました。同じようなもの着れば、限りなく近付けるはず!と。)

誰かと同じ格好しても、わたしはその人にはなれない。
わたしはわたしでしかないのだから、
わたしがするべきは、わたしの選んだ、わたしに似合う格好。

真似して買ってみても、嬉しいのは、それは買い揃えた一瞬だけ、で。

揃えて、嬉しくて、つかの間興奮して、たいそう満悦して・・・
けれどわたしの暮らしには定着しない。そんなことばかりでした。


手に入れることと、それが定着することは・・・ 全然違う。



 **************************************



ですから 以前なら。 


メインのスカート1着手放してしまいますと、
「はて、これらはこの先どうすればいいのだ?」というような
副産物的なアイテムがたくさんたくさん手元に残されてしまって途方に暮れたわけですが、

今は。 もう、それがない。

いつものワードローブから1着減った。(完)   それだけ。

そのせいで合わせられなくなるような靴や、バッグは、ない。

そのスカートだけが要らなくなる、という当たり前といえば当たり前のことなんですけれど

「これに合わせるために買い」というような、
無駄な「トータル買い」「イメージ買い」「まとめ買い」のような買い方をいつの間にかしなくなっていたことは・・・


これはわたしの 小さくも大きな成長だ。





手放したスカートの有無に関わらず・・・ バッグも、ポシェットも、みんな必要。




あのふわふわした気持ちの正体って 一体、なんだったのだろう。

「とてもお似合いですよ」「サイズもぴったりですね!」「それ、私も持ってます!」 


「私も持ってます!」


この言葉に弱かった。

そっか、それならわたしも買おう! これ買えば間違いないんだな! という あと押し。

おしゃれで可愛い店員さんに褒められた上に、私も持ってるの、と告白(笑)されて。

なんか、あの告白は、本当に似合っているのか、とか、ちゃんと家で洗えるのか、とか 
そういう「本当に大切なこと」が どっかへ飛んで行ってしまうくらいの・・・すごい威力。

そんなこと、ほんとかどうかもわからないのにね。

ふわふわした気持ちだから。 少し時間がたてば、ふわふわふわっと消えちゃって。

帰宅すればもう当然のことながら可愛い店員さんはどこにもおらず、
魔法がとけたみたいに、ただ目の前には、さっき買ってきた「まあまあ似合う服」が。


2035年には、もう人々は本当に「お店で服を買うこと」をしなくなるだろう、という
予知みたいな話を何かで読みました。

2020年になったばかりですが・・・15年先取りして、わたし、既にそうなっています。

いま手元にある9着の服のなかに、お店に出向いてお店で買ったものは、気づけばひとつもない。

買い物に。 他者の意見は必要ないです。 むしろ邪魔です。

あ、これって「捨て」や「片付け」と とても良く似ている。

「自分の捨て」をしようとする時、
他者の介入やアドバイスなど、もはや邪魔でしかない、という あのひんやりとした感覚。  


口出ししないでくれ、という気持ち。  



 ***************************************



自信がなくて、店員さんの言葉に頼りたかった。 

deuxieme classe というブランドに頼りたかった。

試着室で褒められて、その気にさせられて ふわふわ買うことを「むしろ望んで」いた。


自分のスタイルを確立できた今、「捨て」にも「買い物」にも、他者の意見は必要ないけれど。
その全てにおいて、ついこないだまでは、他者の介入を、介添えを必要としていただなんて。


誰かのあと押しがないと、何かに頼らないと決断できなかったなんて (;_;)


自分らしさ、というものが全くなかったんですね。


もう いい大人だったのに。 


わたしらしい暮らしは、わたしにしか作れない。 


それがわかると。 それを見つけると。 なんかね。   

なんていうんだろう、ほんと、何かが 吹っ切れますよ。


服やおしゃれを楽しみたい、というわくわくする気持ちは以前と全く変わらないのに、


雑誌見て、なにか欲しくなる、とか。 SNSに影響されて何か買っちゃう、とか。


自分から漁場に飛び込んで釣られちゃう、みたいなことをね。そういう「悲しい散財」をね。


ほんと、断てちゃいますよ ( ´▽`)ノ





                                     おわり








スカート1着生活が始まっておりますが、何も困らないことにびっくりしています。

↓ わたしを治療してくれたdeuxieme classe のスカートに、ポチッとありがとう ( ´▽`)

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最終更新日  2020.01.26 14:25:45



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