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2020.02.21
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カテゴリ:ミニマルに暮らす
大切な写真は、ちゃんと、残す。










捨てに暴走し、見境なくなってしまう時期は、もう、とうに過ぎ去った。

取り返しのつかなそうなギリギリのところまで捨てて自分を追い詰める「S」的な、
                          (あれ?「M」か?・笑)
そういう「ナイフのように尖って捨てる」も・・・ おさまった。

研ぎ澄まされた刄(やいば)が、丸き刄となったのか。

いや、違う。  これが「歳をとった」ということなのかもしれない。





もう要らないよ。 捨てようね。




昨日、わたしがそう思えた写真の枚数は・・・「884枚」でした。













884という この数を。

多いと見るか、少ないと見るか。

1枚1枚は小さなものでも、
束ねて持ち上げると・・・ なんという、ずっしりと重たいんだろう。

これが「思い出」の重みなのかな。 
それとも、わたしの「自己顕示欲の重み」なのかな。






お弁当の写真が、おびただしかった。 マジレンジャーのおにぎり。 ドラえもん弁当・・・。
「こういうことを頑張りました」という証拠を、こんなに残しておきたかったんだな、わたしは。



 *************************************



わたしの子育て期には SNS は まだそんなに発達していなかったんです。
本当に助かったとおもっているのですが、
このやたら写真に残す、という行為は SNS のない時代の代替行為だったような気がします。
何処にも発信はできないけれど、
「写真に残すこと」で、それに似た感覚を得ていたのかもしれません。

デカレンジャーおにぎり。マジレンジャーおにぎり。ドラえもん弁当。バルタン星人弁当。

お子は、きっと、何も覚えていないのです。

頑張った証を、写真に撮りまくって、わたし(だけ)が自己満足したかった。
わたしの中での承認欲求の繰り返し、だったのでしょう。

そういう自我にまみれた写真を、ためらいなく剥がしました。




 


ハンバーグは「初代ウルトラマン」。バルタン星人と闘っているのは「レオ兄さん」です。
が、悪の黒幕は・・・背後からそっと忍び寄る「アンパンマン」だ!という設定でした(笑)






884枚か。

1枚30円でプリントしたとして計算したら、26000円を超えています。

その時は、必要だった。 
実感として、その出来事の「証」としての写真。 
撮らないと気が済まない!というような気持ち。

その中の884もの「証拠」は・・・ わたしにとっては、今はもう、要らないものでした。

このアルバムを、他人さまが。 
家族以外の第三者が見ることは、ないのです。 
時々引っ張りだしてきて懐かしく見るのは、わたしか、おとーさんだけ。
仮に写真を残しておいたって、
マジレンジャーおにぎり凄い!特にマジレッドの海苔細工!とは、誰も言ってはくれない。

わたしが覚えている。
何度も失敗しながら前の晩に一生懸命に切った海苔の記憶は、これからも、きっと残ってる。 

だから、それでいい。

これを機に忘れてしまうものがあるのだとすれば・・・ それも、なお、それでいい。






 





ものも、思い出も、同じなのかもしれない。


心に大切に刻んでおける思い出の量の「キャパ」は 無限なのではなくて。
新しい思い出が増えたなら、思い出は・・・
古い順や、必要性の低い順から、少しずつ淘汰されてゆくのが 自然なのかもしれない。

なにがなんでも握りしめていたいのであれば、それは、思い出ではなく、もはや執着だ。

忘れたくないから写真に残すのか。
写真に残されているから忘れないでいられるのか。

「写真」がなくなったくらいで忘れてしまうのなら、所詮、その程度の思い出だったのです。


884枚捨てた!と さっきから わいわいやかましく騒いでおりますが、

写真の有無なんて・・・ 本当は、何にも関係ないのかもしれません。



 ****************************************



本当はね。 もっともっともっと捨てられると思っていたのです。
今回、2000枚捨て! くらいいけるんじゃないの? と。


大切な思い出なんて、わたしには、ちょっぴりしかないはずだから、と。


捨ててしまっても平気な写真ばかりだと思っていたのに・・・
1枚も剥がせないページも 実際にはたくさんたくさんあって・・・


あれ・・・?  大切に持っておきたい思い出が、わたしには、意外とこんなにもあるぞ?


とはいえ、884枚も捨てるんだ! ウェーイ ψ(`∇´)ψ
さあ、アルバムの冊数はどのくらい減ったかな。
半分か、それ以下くらいになったかしら。

わたしは いいお母さんではなかったし、いい人でも いい奥さんでもなかった。
いい友人でもなかったと思う。
だから残しておきたい「大切な思い出」なんて すっごくすっごく少ないはずなんだ。

大切なものだけ残したら、きっと1冊2冊とかになっちゃうんじゃないの!?
っていう意気込みで取り掛かったのに。



10冊分も、残ってしまった。









思い切って手放したのに、たった4冊分しか 捨てることができなかった。


わたしの人生には。 「手放せない大切な思い出」が。


わたしが思っていたよりも こんなにたくさんあったのだ、ということを、知った。



 **********************************




スカスカの虫喰いだらけになってしまったアルバムを、

きれいに寄せ直して・・・  美しく 整えましょう。


不要になった台紙は、約60枚。 
とても多いけれど、手元に残っている枚数の方が、はるかに、うんと、多いんだ。











アルバム作りは、とっても得意で大好きな作業なのです。

不要な思い出を淘汰しようと思って始めたはずなのに、
大切な思い出を再確認するための時間、に・・・ 思いがけず なってしまった。


けれど。 価値ある時間でした。


ものの捨てと、これも同じですね。




 *************************************



ああ、なんだか、とても清々しいな。
昨日、丸々1日、朝早くから日が落ちるまで、没頭していました。

こういうことに没頭する時って、お腹も全く空かないです。 ほぼほぼ飲まず食わず(笑)
あの必死になって捨てた10日間の夏の日の没頭の感覚を・・・ちょっぴり思い出しました。


写真なんか、よくよく見たら全部要りませんでしたー!
アルバム全部、捨てましたーっ!! って。


そんな報告ができるのでは?と思ったのに。











大切な思い出が、こんなにもたくさんあるのだ、ということを、認めよう。

わたしは、ミニマリストだけれど。

手放せないものがあるのだ、ということを、恥ずかしがらず、格好つけず、素直に認めよう。



わたしは。


自分で自分を思うほど「冷たい人間」では・・・ もしかしたら、ないのかもしれない。



いやいやいやいや、「歳をとった」「丸くなった」ということ、なのでしょう(笑)








                                     おわり






4年前の「500枚捨て」なんて・・・ぜんぜん甘ちゃんでしたね。
とても感情的になって捨てていたし、それでも500枚しか手放せなかったのですから。

 ↓ すずひの「思い出整理」の様子を覗きにきてくださって ありがとう。

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お夕飯の支度までには終わらせたい!と焦っているのに、
大好きな写真のページでは・・・なんども なんども その手が止まってしまいました。
大切な思い出ばかりの、とてもいい「家族アルバム 2020」です。

また4年くらいしたら、見直そうかな ( ´▽`)


オリンピックなのかな(笑)










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最終更新日  2020.02.21 14:50:17



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