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ご訪問 ありがとうございます。
しろくろ、シンプル、すくないモノで暮らす 
すずひのブログです。3人家族。ミニマリスト。

人生のさいごには、
葛籠(つづら)ひとつにおさまるだけ、の 
少ない持ちモノになっていたい。


 *** 読者のみなさまの おかげで ***

* すずひのブログが 1冊の本に なりました *


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2020.02.28
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カテゴリ:ミニマルに暮らす
ものすごい「心配性」でした。


まだ起こってもいないようなことを、どんどん、次々、心配するのが大得意でした。


「ゲリラ豪雨の中でのお葬式」を心配し、それ用の長靴を持っていたり、
「突然の家庭訪問の開催」を心配し、茶托付きのお湯のみを持っていたり
                         (家庭訪問のない小学校でした)
「土砂降りの入学式」、「大雪の卒業式」、心配から生まれる妄想はとどまることを知らず、
心配を作り出してはそれ用のものを買って備えてしまうせいで、


ものは、どんどん増えました。






使う目的のある「缶もの」は、その目的に適った商品をあらかじめ選ぶようにしています。


 

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服や靴が増えてしまったのも、そう。
これじゃ足りないんじゃないだろうか。急なお呼ばれの時に困るじゃないか! と。
起こりもしないパーティーや会食の席を想定したワンピースやバッグは、いつも準備万端だった。



実際には起こらないですから、結局1回も着ないんですけど、ね ( ´▽`;)



起こりもしないことの準備はしているのに。 異常なほどしているのに。


いつか必ず起こることの方の準備をしていないことに、呆然となった。


もっとずっと生きていてくれると思っていた父が、13年前、66歳でこの世を去った。


今日は、父の命日です。






何度もリピートしているこの「DEAN&DELUCA・ペパーミント」の缶の中身は・・・






急なパーティーなんて、起こらない。

一方、「死」は。 いつか必ず訪れるのです。 例外なく。


楽しかった思い出や記憶は、残された人の心の中の「宝物」で、一生の支えになる。

しかし、残された思い出の「もの」は・・・ 時にひどく残酷です。

「遺品の片付け」という作業は・・・遺族の心を、元気に励ましてなどしてくれないのです。

顔を上げて、前を向いて生きとゆこうとする遺族を・・・ ひたすらに うつ向かせる作業。


そう。 「心が滅入る」 のです。



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わたしがたくさんのものを捨てられたのは。

比較的若い年齢で「遺品整理」を経験したこと。
実家をたたんだこと。

これをなくしては語れないところがあります。

人は、死んでしまうんだなあ、何も持ってゆけないんだなあ、と本当に、ちゃんと感じたこと。



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たとえば自分がこの世からいなくなって、
自分の大量の持ち物を誰かに見られるのは、ただそれだけでも恥ずかしいのに、

それを誰かに片付けさせるなんて「絶対に嫌だ」と思った。

悲しかったから。 とても暗く悲しく滅入る作業だったから。

これを残った家族にさせるのかと思ったら・・・わたしは死んでも死に切れない。



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楽しく生きるためには、ものすごくたくさんのものが要ると思ってた。


でも、意外とそうでもなかった。


総数がどれほどたくさんあろうと、「お気に入り」のものの数って結局は同じで、
じゃあ、もう「お気に入りのものだけ」持っていたらいいじゃないか。

いっぱいは、いらないじゃないか。


布団、布団、とわたしがやらたと布団にこだわるのも、
布団は、残されて困るものの中でも とても「上位」に位置すると あの時感じたからです。
大きな布団を捨てるのは、遺族が年老いていた場合などには特に、本当に大変なことで。
溜めてしまって、いつかまとめて捨てることは本当にしんどいことだから、
毎年使いきって、自治体のルールに従って、小さく丸めて、わたしは、自分で、捨てる。

他の誰かにそれをさせたくはない。 大変なことを、押し付けたくはないのです。



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いつか自分がこの世を去ることよりも、

急に呼ばれるかもしれないパーティーの方が 大切で心配だったなんて、ね(笑)

ずっと自分は元気で生きていられて、パーティー行くつもりでいたのかな。



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たとえ命があろうとも、自分の体が思うように動かなくなることだって、
いつ突然そうなってしまうかは、誰にもわからないです。


老後の2000万円のことはみんなすごく心配するのに、
自分の遺品の「片付け」のことは、なぜかどうにかなると思っている。


災害だって、病気だって、何%かの確率で 自分の身に降りかかる。


けれど「死」は、確実だよね。 例外なく100%だよね、って、前向きに、思ってる。


今が、元気だから。 健康だから、そう思えるのです。

本当にどこかが弱ってしまってからでは切実すぎて
自分に訪れるであろう「死」を。 明るく前向きに捉えるのは、とても難しいと思う。


だから、今だ。


1日でも若いうちに。 そう思って、捨てた。


強い意欲を持って捨てることができた。 よりよく生きるために、という意欲。






貧血用の鉄剤です(笑) うっかり誰かが食べないように、自己管理しています。



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「死ぬ」「死ぬ」って、いつも物騒で御免なさいね。


けれど、永遠の命を持った人なんて、この世には、いないでしょ?


わたしは、立派なことは何一つできなかったけれど、
ついにわたしの「最期」の時が来て、お迎えがいらして、三途の川を渡って・・・


この世に残った「わたしの遺品」が・・・


まじこのつづら1個だけなの!?  マジで!?!?!? って


遺族を沸かせる(笑)ことができたら・・・・・


それって最高だ ヽ(;▽;)ノ !!!!   と、真剣に、思っているわけです。




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父がわたしに教えてくれたことは たくさんたくさん あるけれど、


人は、準備なく 急に命が終わることも あるんだよ、と。


これ以上の教えが、果たして、あるのかな。


「もの」の後始末のことだけじゃない。



1日1日の、今日という日の大切さ。



命のありがたさ。


一期一会。


そこに、全てが、詰まってる。



死んでしまってから気づいたって、もう、何も、本当に何も、何も、できないのです。


「誰にも見られたくないもの」を もしもあなたが今持っているとすれば・・・


それは、絶対に、自分で捨てたほうがいい!(笑)





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毎年、こんな気持ちになる、2月28日。

今、突然自分がふっと消えてしまっても、

この家の中には、誰かに見られて恥ずかしいところは、一つもないです。

わたしの「遺品」の片付けは、1時間そこそこもあれば、きっと済むだろう。


そう感じなから生きていることが、幸せ。


そう感じなから「生きる」ために、わたしは片付けた。


死ぬために片付けたのではないのです。


わたしが死んだら、このたくさんの服・靴・バッグ・食器・布団・本・アルバム・・・
一体、誰がどうするんだろう。どうなちゃうんだろうという「心配」を、捨てることができた。


この「心配」は


「突然のパーティー」なんかよりも、はるかに現実的で、かつ まともな「心配」だ。




わたしは今。 世の中がどんなに騒がしかろうと。


人生の中で いちばん「安心」して 暮らしている。




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どうしたら捨てられるようになりますか? と もう何百回聞かれたかわからない。


とくに「思い出のもの」。


思い出のものこそ、自分で捨てて欲しい。


自分が捨てなかったら、誰が捨てるの?  その辛い仕事、一体誰に押し付けるの?


とても冷たい言い方になってしまうのだけれど・・・ 心から、そう思う。


いつかそのうちやればいいわ。 


そう思っているのかもしれないけれど、



人は、準備なく 急に命が終わることも あるんだよ。



それを「確かに!」と思ってくれる人と、「またそんな大げさな・・・」と思ってしまう人と。



きれいに分かれてしまうのは・・・ 仕方ないこと、なのかもしれないね。







                                     おわり






今日も読んでくださって、ありがとう。

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↓ 「防災用モバイルバッテリー、ケーブル一式」を収める名目で、
                 この缶を買ってもいいですかー?  ヽ(;▽;)ノ















最終更新日  2020.02.28 14:21:56



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