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テーマ:暮らしを楽しむ(383437)
カテゴリ:ミニマルに暮らす
桜は、今年も、ちゃんと、こうして帰ってきてくれました。 ************************************** 山中伸弥教授の。 ノーベル医学生理学賞受賞者であり、 京都大学 iPS細胞研究所所長であられる山中伸弥教授の。 今回のウイルスに対し、静かに発せられたメッセージが、 とてもわかりやすく。 甘く考えがちな上に、不安に陥りがちな心に・・・ とても優しく染み入りました。 新型コロナウイルスとの闘いは短距離走ではありません。 ご自身のご趣味であるマラソンにたとえ、 「長期戦であることの覚悟」を、わたしたち国民に要求されておられました。 まだ始まったばかり。 そして先は長い。 この覚悟って、わたしには、明らかに足りていなかった気がする。 なんとなく、あと数週間もすれば落ち着くんじゃない? とか、 夏ころには、さすがにもう大丈夫でしょ?とか、 なんて都合の良い、希望的憶測。 そんな風に思っているところ、甘い気持ちで願っているところがありました。 近所に咲いていた「令和最初の桜」です。 なんて美しいんだろう。 **************************************** また、「今、求められる対策」と銘打たれた項目では、 新型コロナウイルスを制圧することはもはや困難です。 とも。 「現実を直視するように」 と。 *************************************** 以下は、山中教授が iPS細胞研究所所員のみなさんへ送ったメッセージ、だそうです。 「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません。」 こちらは去年の4月に見た「平成最後」の美しい桜。 来年も再来年も、桜はいつも、こんなにも優しい。今年を最後に逃げたりなんか、しない。 ************************************* 「長期戦」であることに対する理解が・・・ わたしには、足りていなかった。 現実を直視する覚悟も・・・ まだ、全然、全然、足りていなかった。 *************************************** 興奮気味に話されたり、(政治家) 偉そうに話されたり、(政治家) 「お肉券」とか「お魚券」とか、 (「こんな経済対策は嫌だ!」というネタなのかな?) 大きな声で叱られたり、上から命令されるよりも。 オーバーシュート。クラスター。 分かりづらいカタカナ言葉をふんだんに盛り込みながら、 マシンガンのようにうるさく捲し立てられるよりも。(政治家) いま。 こんな「静か」で「知的」なメッセージこそが。 心に ずっしりと、恐ろしく。 そして、どこまでも 優しく。 深いところに、沁み入るのでしょう。 これが「本当のこと」なんだ。 もう、覚悟しよう。 初めて、心の底から そう思うことができました。 おわり 「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません。」 このメッセージを読者のみなさまと共有したい。 その想いを込めて、書きました。 ↓ 「一緒に乗り越えようね」のポチッと・・・ たくさん、ありがとう。 にほんブログ村 お読みくださって、ありがとう。 来年の桜を「みんな一緒」に、どうか見られますように。 いいえ、一緒に見ましょうね。 必ず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.03.29 21:58:27
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