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2020.07.09
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カテゴリ:すずひ食堂
お弁当を作り続けて、はや25年目となりました。

四半世紀か。

そのうちの、
2016〜2018年までのお子が高校生だった3年間は、
毎朝のお弁当を「2個」作りました。
このブログを始めたばかりの頃ですね。



今は、また「ひとつ」です。











おとーさんが、
「明日は小さいお弁当でいいよ」という日が、
週に1回だけあるのです。

お休み明けの、
昼間っからの昼呑みを楽しんだ翌日のお弁当。
おとーさんの、これは、微調整?なのかな(笑)


そんな、週に1度の「小さいお弁当」の日に。


いつか作ってみたいと思っていた、
ミニマリストさん界隈でうわさもちきりの。
藤井恵さんの提唱される、おかず3つのお弁当「藤井弁当」を、
わたしも作ってみることができました。









ふだんの「通常弁当」は、
保温のタイプの、2段重ねの大きなジャーなため、
どうしても、おかずスペースの容量を埋めるための
おかずの品数&かさ高が求められます。


小さいお弁当の日は・・・すごく楽しい!


& おかず3品は、とっても楽  ( ;∀;)







このお弁当の中で一番美味しいところは、タレのしみた「ごはん」なのではないでしょうか。

↓ この「紙の米袋」がとても好き。おまけの「古代米」も、とってもおいしいよ ( ´▽`)ノ




 ***************************************



高校3年間のお子のお弁当も、
本当はこういうのが良かったのかもしれない。
わずか3年のことなのだから、とか。
通学が遠くてお昼や夕方にはさぞお腹が空くだろう、とか。

そういう一方的な気合いや母心を抱いて、
おかずいっぱいのお弁当を、
わたしは自己満足で「押し付けて」いたかもしれないなあ。



わたしはダメだったなあ・・・という こういう気持ちって。



手が離れて。 50歳を目前にして。

思い出せば思い出すほど、そういうことばかりで。


少しは良い方に捉えられるようになったり、

若かった頃の自分を責める気持ちが和らいだり、


ダメだったなりにも「自分を褒めよう」と思える日は・・・




そんな日は、




いつか、わたしにも、くるのかな(;_;)




いや、ダメな母親だった自分のことを

子どものその時の気持ちを無視して 自分を「正当化」するくらいなら。


それで「いい気持ち」になるくらいなら。



わたしは。 



このままの方が いいのかもしれないですね。




 ****************************************




わたしが感じている法則、というのがあって。

レシピ教えて!と、すぐにいう人は、
教えたとしても、まず、作らないです(笑)

何分もかけて一生懸命レシピ説明しても、多分、作ってはくれない(笑)

どぬこと! と感じてしまうようなことが、

やたら人付き合いが多いころには、よくあったのです。


が。


そういう先入観を捨てて、
注意深く思い出したり観察してみると。

「レシピ教えて!」というあの言葉は。

作る作る詐欺、でもなく、
作る気のある人を装って聞いているのでもなく、
ましてや決して悪気などもなく、
実は「本当にレシピが知りたい」というわけなのでもなく(えっ!)

それはただただ友好的で、好意的な・・・


「自分でも作ってみたくなるくらい美味しかった!」

「そのくらいめっちゃ美味しかったよぅ!」


という気持ちの集結なのか!ということに気づきました。

その気持ちをとっさに伝えるための役割として、の、
それをはっきり表明するための手段として、の

「レシピ教えて!」

という言葉の在り方もあるのだ、ということを知りました。


「美味しかった!ごちそうさま!」とお仲間のような・・・

とても優しい、

愛おしい言葉なのだ、ということを知りました。







本当は藤井弁当の「みどり」はブロッコリーが正解なのだと思うのですが、
この週は、残念ながらブロッコリーを買っていない週、だったのでした ( ;∀;)







何か手料理を振る舞って。
レシピを聞いてもらえることは、とても幸せなことですね。

教えたんだから作りなさいよ!作ってよね!

という気持ちこそ クソ というか、
意地悪というか、自意識過剰というか、高飛車というか・・・


わたしの性格の悪さゆえ、だったのか! と 


いつからか、自覚しました(笑)



美味しそうだなあ。 これいいなあ ( ´▽`) って思ったら。


本当に、心からそう思ったときは・・・

人は、見よう見まねでも、なんとしても作るのだろうと思います。


なぜなら、自分の「心」が。

「第一の感情」が 動いてしまっているから。


人は自分の第一感情には、抗えないのです。


だから。 心が動いた「おかず3品弁当」。



作ってしまいました。



あ!いかんいかん!  また長くなってしまうね!





                                    おわり







今日もお読みくださってありがとうございます。

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ジャーのタイプの保温のお弁当箱は、ものすごく大変なお弁当箱だったのだ、と。
25年目にして、気づいてしまいました(遅)

「いっつも小さいお弁当でいいよ」って、おとーさん、言ってくれないかなぁー。










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最終更新日  2020.07.09 19:07:28



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