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すずひ hd-09

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*** みなさまの おかげで「5刷」です ***



*  日本で、中国で、1冊の本に なりました *



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2020.08.02
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彼女は、最初は「ママ友」でした。

それぞれのお子は、まだ3歳で。

そういう出会い方、だったのでした。


彼女は今月。もうすぐ49歳になるのです。

お互い、もうすぐ50歳になる。

50歳になった時に友達でいられる友達こそ、本当の友達なのかもしれない、と


最近、ふんわりと思うのです。










もっとお若い読者さんにおかれましては、

何さ!今の年齢の友達だって友達だわ!と どうか怒らないで聞いて欲しいのです。


わたしも、その時その時は、本当にそう思っていました。

今仲良しのみんなみんなみんなと
わたしも変わらず、みんなも変わらず、
今と同じ気持ちで、同じテンションで。

いまと同じまま楽しく。

このままずっと永遠に続いてゆくような、そんな気持ち。





ついに解凍の儀。すずひ家の家宝、長谷川稔氏監修の、御クリームチーズチーズケーキ様。




 *****************************************



母親と子が、なんとなくセットで行動するような年齢の頃までは、
母親同士としての、
また、子を取り巻く出来事を通しての「共通の話題」というのは事欠きませんね。

それがなくなるのが50歳頃なのだと思います。

そう。子の大学受験が終わった頃。

子を通して知り合った友達とは、
子に関する情報交換みたいなものがどうしても会話のベースにあり、
それ失ってしまうと、パタリと話すことがなくなってしまう時期がくる。

高校受験、大学受験までは、
なんとなく互いに足並みが揃っているというか、
共通の知人や、共通の不安や喜びや、
つまりは「話題」がある、というか、
話がもつところもあるんだけれど。

そこを過ぎてしまった時。
よほどしょっちゅう会えるわけでもないと、
こちらの知らない近所の人の噂話とか、
お勤め先の愚痴とか、
そういう話題しか残らなくなることがある。

それが互いに楽しければいいのだけれど、

どちらかが苦だと、たいそうしんどい。


「あれ?」「あれれ?」という感じになる時がくる。


「ママ友」の・・・ これが、限界?






こんなサイズです。大きいか小さいかいえば、「ちっさ!」です(笑)



 **************************************




これは自然なことだと思うのです。


お互い「母親」というベールが剥がれ、「一人の人間」として向き合うのなら。


わたしも変わるし、みんなも変わる。


どちらのせいでもなく、そういうもの。


変わらない方が、むしろそれは人として不自然で。


子の就職がー とか 結婚がー とか、初孫がーとか、


仮にこの先そういう話題だけで繋がってゆくこともできるのかもしれなくても、

そういう話題って、いよいよ難しいです。


だって、いよいよ足並みが揃わない(笑)


興味だけで知るのには、そして知られるのには、


それはあまりにもデリケートな領域で。









包丁を温めて、緊張しながらカット。本当に柔らかくて、お皿に移動するのも怖かった(汗)




 ***************************************



およそたいていのトラブルは、

男女間においても、女性同士であっても。

もともと成り立っていない関係性や、
終わりかけた関係を、
無理に継続させようと、どちらかが一方的にあがいた時に起こる。


相容れない価値観を擦り合わせてまで付き合い続けるエネルギーを発露するのには、


わたしが思うに、ある程度の「若さ」が求められるのです。

50歳には、もう、そんな余力は、ない。

そんな疲れること、もう、できない(泣)


これ以上は難しいのかな、と気づいたら、
もう無理はしないで、そっと終止符を打ち、
お互いを傷つけ合わないのが大人。 


なのだと思う。






小さなスイーツばかりいただくようになったので、小さなフォークを3本、MUJIで買いました。






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人間として。

互いにどれだけ興味を持てるか。


一緒にいるとホッとできるか。 安らげるか。


そして尊敬できるか。


これが全てになる。


わたしは、そして周りも。 もう、そういう年齢だ。


したくない話も、聞きたくない話も、
会えばしなければならない。
聞かれれば答えなければならない。
せっかく会ってるのに何時間もおし黙っているわけにもゆきませんから、
自分の情報を話すことになる。

それがもうどこかしんどいのは、きっとお互いさまなのです。

一緒の時代に助け合い、子育てを頑張ってきた。 

本当にキラキラと輝く、眩しい思い出なのだけれど。

その「魔法の粉の効力」だけで、一生関係を続けてゆくことは、難しい。




 ***************************************



今、辛いことがあった時に、つつみ隠さず話せるか。
その人の前で泣けるか。
それを面白がって他言される心配なく、
心から親身になって聞いてくれるか。

嬉しいことを知らせたい、と
聞いてもらいたい!とまっすぐ純粋に思えるか。
ともに喜んでくれるという安心があるか。
(これです。嬉しいことを言いづらくなるのは「黄信号」だとわたしは思う)


元気のない時、不安な時には
元気出せ!とか 気にするな!とか 
贅沢な悩みだよ!とか そんなのみんな一緒だよ!とか
身もふたもないような攻撃的なことを言うことなく、
抱えている辛さや心細さに、ただただそっと寄り添ってくれるか。


誘って断られることがお互い怖くないか。
 (だからお互い誘えるし、だからお互い断れる) 

断っては悪いから、と無理して会って疲れたり、
都合が合わずに断ったことで気まずくなることなども、一つもない安心。


メラメラと友情の炎を、火柱のように燃やすのではなく。

穏やかに、静かに、灯火のように信頼しあえるか。


健やかなるときも、病めるときも。


ああ、この人がいてくれて良かった、と 心から思えるか。


わたし自身も、彼女にとってそういう存在であれるよう自律できるか。






小さくても少なくても、こんなに満足。まるで「ミニマルライフ」みたいなケーキだ! 



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そういう友が、いま、わたしには いてくれて。



今はお互い家族があるけれど。
   (彼女にはワンコもあるけれど)


この先 もしもお互いひとりぼっちになった時も、


うんと年老いた未来にも、そばにいてほしいと思うのは彼女で。



ほんとうに大切にしたいと、思うのです。



わたしは血管、もとい 欠陥だらけの人間ですが。

ご存知「変人」いいえ 偉大なる変人 な訳ですが。


こんなわたしを嫌いにならないでいてくれて、ありがとう。



 *****************************************



彼女は、最初は、「ママ友」だった。


お互いに、たくさんあるママ友の中の一人、だった。



「ママ友の限界」を突破することのできたわたしたちは。



サバイバーなわたしたちは。



今、ようやく。 



本当の「友だち」だ。







                                    おわり







今日もお読みくださってありがとう。

少し前に、彼女のお嬢さんの嬉しい「合格」のニュースがありました。
家族と同じくらいにいち早くわたしに知らせてくれたこと・・・嬉しかったなあ (;_;)


↓ 49歳の思いの丈を読んでくださって、ポチッとしてくださって、本当にありがとう。

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コロナ禍で、なかなか会えないのですが、不思議と淋しくない。
互いの無事を願い、互いに思いがかようだけで心温まる。

そんな大切なお友達が、読者さまにの心の中にもいらっしゃるんだと思います。

これから出会うことも、きっとあるのだと思います。












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最終更新日  2020.08.02 15:51:06



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