h+and   ~ I want to throw away ~

2020/08/11(火)14:21

【2019年に失ったもの】もう戦いたくない。安心したい。そんな「48歳」の、お話。

ミニマル ワードローブ(421)

2019年。 画質の良いスマホにようやく目が慣れて。 50倍くらいの緊張感を持って「自撮り」に挑むようになりました(笑) 2019年なんて、つい去年のことなのに。 去年の初めの頃は、 まだ世の中はそんなに「キャッシュレス」な雰囲気じゃなくて、 お財布にはいつも現金や小銭が必要で、 そうでないと心配というか、落ち着かない気持ちがありました。 小さいバッグ用の小さいお財布が必要だ、と。 ふつうにまだそういう価値観の中で生きていました。 なのに、もう今は。 違うのです。 たった1年前のことなのに。  ************************************** 2代目の「ゴールデングース」を買いました。 なぜならば。 ここが裂けたからです。 こういう「逝き方」は、初めてでした。 汚さないように履いていたのですが、それとは関係なくこういうことは起こる。 たくさん履いた証、なのだと思います。 新しいものには新しいものにしかないエネルギーがあるなあ、といつも感じます。 たとえ汚れていないスニーカーでも、 たくさん履けば、やはり「新しいエネルギー」は、日々刻々と消耗されていて。 ここが破れなければ、 わたしはこの後も、まだまだずっとしつこく履くつもりでいたのです。 なぜならば、「高かった」から (´;Д;`) けれど。 靴でも、服でも、本当の「寿命」って、そういうことではないのかもしれません。 キレイに見えていても、問題なく使えているように見えても、もうエネルギー切れですよ。 「もうそろそろ替え時ですよ、あなたのために。」 というのを 靴が教えてくれたような気がしました。 このスニーカーは、2年、履きました。 ******************************************* こんな感じで暮らしていると・・・ 「柄」が、少し恋しくなってきたのも、そういえばこの頃です。 この頃くらいから。 かっこいい雰囲気のトップスを着ているときよりも、 柔らかい雰囲気のトップスを着ているときの方が、 なんとなく似合うように、自分らしくいられるようになりました。 年齢的なものでしょうか。 心が丸くなったのでしょうか(笑) この時 わたしは48歳。 お子は大学1年生。 ふつうに入学式もできて、ふつうに楽しく通えていた。 たった1年前のことなのに。  たった1年前の「ふつう」を、前世の奇跡のように感じます (;_;)  **************************************** 45〜46歳ころまでの自分とは、大きく変わりました。 恥ずかしいんですけれどね、 40代の半ば頃までは、 わたしはまだまだどこか30代と変わらない気持ちでいたのです。 30代までの万能感でもって、これから先もなんとかなるわ、という勘違い。 それまで平気でできたことができなくなったり、 昨シーズン着ていたものが似合わなくなったり、 人付き合いに対するスタンスが変わったり、 ものをたくさん手放して、暮らしは変化しているんだけれど、 どこかまだまだ30代のようになんでもできる!という気持ちのままだった、というか・・・ ここへきて。 48歳になって。ようやく。 30代よりも、 自分は50代の方に大きく近づいているのだ、と 自覚させられるような変化がたくさんありました。 見た目とか、体力、とか そういうことばかりではなくて、 どんどん活動するための「意欲」や 「ストレス耐性」みたいなものが落ちてくるんだな、という実感。 心の無理がきかなくなる。 やりたくないことはもうしたくない、という気持ち。 目をそらすことのできない確かな実感です。 けれども、これは、わたしにとっては、嬉しい変化でした。 もうそんなに頑張らなくてもいいや、という・・・自分を許すような、そんな変化。  そういう衰え?を  自分の中の何かが、闘志のようなものが失われてゆく、と 悲しく感じる人もいるのかもしれませんが、 わたしはどこか反対で。 自分の中の毒が抜けてゆくような。 解毒されてゆくような。 心が安らぐような安堵がありました。 楽になったのです。  ****************************************** 40代のうちに、何もしなかったら。 わたしの50代は、とても不安なものになったかもしれない。 「40代のうちに何もしない」ことの、リスク。 意欲を失うその前に、 ストレス耐性が残されたうちに、 わたしはわたしの暮らしを、そして自分を大きく変えることができた。 50歳を過ぎた頃から、 人は「変化に対応すること」がとても大変になってくる、と聞きます。 変わることが、いっそう難しくなる。 年齢を重ねれば重ねるほど、考え方の柔軟性は失われ、 それまでよしとしていた「古い価値観」のままで、 ガチガチに固まってしまう。 そう簡単には方向転換がきかなくなる。 人は、いつからだって変われるとわたしは思うのですが、 「心身への負荷」が少しでも軽いうちに変わるなら、 やはり早い方が。  1年でも、1ヶ月でも、1日でも若い方がいい。 30代の若いミニマリストさんを見ていると、だから眩しいのです。 早く気づいて、早く変化した、みんな、みんな、みんな。 わたしの30代は、まだまだ「他人との戦い」の真っ最中で。 自分自身のあり方を見つめることや、 自分と戦うことができなかったんですね。 40代の半ばを超えると。 「無理のある人付き合い」に対する耐性を、いい意味で失うときがきます。 大切な人間関係だけに絞られるときがきます。 冷たいとか、そういうことではなくて・・・自分の心を、いいかげん守りたくなる。 「安全でいたい」という気持ち。 自分の住む世界を守っていいんだ。  「自分のことは自分で守る!!」という気持ち。 もう十分にやってきた、という気持ち。  *************************************** ものの少ない暮らしだって、はじめのうちは、より少なく、少なく、と、だれかと戦っていた。 他人との戦いから距離を置いてようやくわたしは。 しっかり自分と向き合えたんだと思います。 本当の幸せは、もう「ここにあった」と気づく。  幸せ探しにも、戦いにも、もう疲れた(笑) それが「48歳」だった気がします。                                      つづく 今日もお読みくださって ありがとう。 ↓ 只今、常軌を逸するほどの日差しと暑さなのだが、    お天気予報によりますと、今日は午後からは大雨なんだって! にほんブログ村 お洗濯急げーのポチッと、ありがとう! みなさまも天気の急変にお気をつけてー ヽ(;▽;)ノ お外に干したまま出かけちゃだめよー ヽ(;▽;)ノ

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