2020/08/11(火)14:21
【2019年に失ったもの】もう戦いたくない。安心したい。そんな「48歳」の、お話。
2019年。
画質の良いスマホにようやく目が慣れて。
50倍くらいの緊張感を持って「自撮り」に挑むようになりました(笑)
2019年なんて、つい去年のことなのに。
去年の初めの頃は、
まだ世の中はそんなに「キャッシュレス」な雰囲気じゃなくて、
お財布にはいつも現金や小銭が必要で、
そうでないと心配というか、落ち着かない気持ちがありました。
小さいバッグ用の小さいお財布が必要だ、と。
ふつうにまだそういう価値観の中で生きていました。
なのに、もう今は。
違うのです。
たった1年前のことなのに。
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2代目の「ゴールデングース」を買いました。
なぜならば。
ここが裂けたからです。
こういう「逝き方」は、初めてでした。
汚さないように履いていたのですが、それとは関係なくこういうことは起こる。
たくさん履いた証、なのだと思います。
新しいものには新しいものにしかないエネルギーがあるなあ、といつも感じます。
たとえ汚れていないスニーカーでも、
たくさん履けば、やはり「新しいエネルギー」は、日々刻々と消耗されていて。
ここが破れなければ、
わたしはこの後も、まだまだずっとしつこく履くつもりでいたのです。
なぜならば、「高かった」から (´;Д;`)
けれど。
靴でも、服でも、本当の「寿命」って、そういうことではないのかもしれません。
キレイに見えていても、問題なく使えているように見えても、もうエネルギー切れですよ。
「もうそろそろ替え時ですよ、あなたのために。」
というのを 靴が教えてくれたような気がしました。
このスニーカーは、2年、履きました。
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こんな感じで暮らしていると・・・
「柄」が、少し恋しくなってきたのも、そういえばこの頃です。
この頃くらいから。
かっこいい雰囲気のトップスを着ているときよりも、
柔らかい雰囲気のトップスを着ているときの方が、
なんとなく似合うように、自分らしくいられるようになりました。
年齢的なものでしょうか。
心が丸くなったのでしょうか(笑)
この時 わたしは48歳。
お子は大学1年生。 ふつうに入学式もできて、ふつうに楽しく通えていた。
たった1年前のことなのに。
たった1年前の「ふつう」を、前世の奇跡のように感じます (;_;)
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45〜46歳ころまでの自分とは、大きく変わりました。
恥ずかしいんですけれどね、
40代の半ば頃までは、
わたしはまだまだどこか30代と変わらない気持ちでいたのです。
30代までの万能感でもって、これから先もなんとかなるわ、という勘違い。
それまで平気でできたことができなくなったり、
昨シーズン着ていたものが似合わなくなったり、
人付き合いに対するスタンスが変わったり、
ものをたくさん手放して、暮らしは変化しているんだけれど、
どこかまだまだ30代のようになんでもできる!という気持ちのままだった、というか・・・
ここへきて。
48歳になって。ようやく。
30代よりも、
自分は50代の方に大きく近づいているのだ、と
自覚させられるような変化がたくさんありました。
見た目とか、体力、とか そういうことばかりではなくて、
どんどん活動するための「意欲」や
「ストレス耐性」みたいなものが落ちてくるんだな、という実感。
心の無理がきかなくなる。
やりたくないことはもうしたくない、という気持ち。
目をそらすことのできない確かな実感です。
けれども、これは、わたしにとっては、嬉しい変化でした。
もうそんなに頑張らなくてもいいや、という・・・自分を許すような、そんな変化。
そういう衰え?を
自分の中の何かが、闘志のようなものが失われてゆく、と
悲しく感じる人もいるのかもしれませんが、
わたしはどこか反対で。
自分の中の毒が抜けてゆくような。
解毒されてゆくような。
心が安らぐような安堵がありました。
楽になったのです。
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40代のうちに、何もしなかったら。
わたしの50代は、とても不安なものになったかもしれない。
「40代のうちに何もしない」ことの、リスク。
意欲を失うその前に、
ストレス耐性が残されたうちに、
わたしはわたしの暮らしを、そして自分を大きく変えることができた。
50歳を過ぎた頃から、
人は「変化に対応すること」がとても大変になってくる、と聞きます。
変わることが、いっそう難しくなる。
年齢を重ねれば重ねるほど、考え方の柔軟性は失われ、
それまでよしとしていた「古い価値観」のままで、
ガチガチに固まってしまう。
そう簡単には方向転換がきかなくなる。
人は、いつからだって変われるとわたしは思うのですが、
「心身への負荷」が少しでも軽いうちに変わるなら、
やはり早い方が。
1年でも、1ヶ月でも、1日でも若い方がいい。
30代の若いミニマリストさんを見ていると、だから眩しいのです。
早く気づいて、早く変化した、みんな、みんな、みんな。
わたしの30代は、まだまだ「他人との戦い」の真っ最中で。
自分自身のあり方を見つめることや、
自分と戦うことができなかったんですね。
40代の半ばを超えると。
「無理のある人付き合い」に対する耐性を、いい意味で失うときがきます。
大切な人間関係だけに絞られるときがきます。
冷たいとか、そういうことではなくて・・・自分の心を、いいかげん守りたくなる。
「安全でいたい」という気持ち。
自分の住む世界を守っていいんだ。
「自分のことは自分で守る!!」という気持ち。
もう十分にやってきた、という気持ち。
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ものの少ない暮らしだって、はじめのうちは、より少なく、少なく、と、だれかと戦っていた。
他人との戦いから距離を置いてようやくわたしは。
しっかり自分と向き合えたんだと思います。
本当の幸せは、もう「ここにあった」と気づく。
幸せ探しにも、戦いにも、もう疲れた(笑)
それが「48歳」だった気がします。
つづく
今日もお読みくださって ありがとう。
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お天気予報によりますと、今日は午後からは大雨なんだって!
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