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テーマ:オシャレ大好き(194407)
カテゴリ:バッグのおはなし
考えが違う人って、考えが違うだけよ。 いつか、という日。 バッグが「ひとつ」で大丈夫になる日が、きたりして。 そんな日は永遠に来ないのかもしれないし、 本当にそうなる日がくるのかもしれないし、 自分のことであってもわからないし、 だから もしもずっと来なくてもいいように 「いつか」「もしも」という曖昧な表現で濁して。 目指しているわけじゃないからね!というような、 憶測的願望であるような弱い言い方をして。 そうやって自分で自分に「保険」をかけていました。 自信がなかったんですね。 けれど。 「いつか」は、来ました。 お出かけのバッグは、ついに「ひとつ」になりました。 ぽつーん。 「あの、おかーさん、四角い顔したあの子が、今朝は見当たらないんだけれど・・・」 **************************************** わたしがかつて「最後の砦」という気持ちで握りしめて もうずっと長いこと出番もなくなっているのに、 たまに持っても大きくて重くてしんどいのに、 それでもなかなか手放すことのできなかった「セリーヌ」のバッグのことを、 読者さまは、覚えていてくださいますか? 全く使っていないのに、手放せない。 それは高かったから。それは「セリーヌ」だから。 もうわたしには二度とこれを買えないかもしれないから。 いざという時に持つ「ちゃんとしたバッグ」がないと、大人なのに恥ずかしいから。 自信のないわたしを守る「盾」であり、 「見栄の象徴」だったのでした。 セリーヌのバッグ持ってないとセリーヌの店にも入れない!というような。 百貨店の2Fの絨毯のフロアを歩けないし、ショップにも入れない、というような。 わたしにとっての「ブランドバッグ」は。 まるで、特選サロンの通行手形・・・? とうとう、ひとりぼっちになってしまったね。 これからは「ひとり力」を心に!! ***************************************** なにそれ「通行手形」とか w 「そんな気持ち、全く理解できません。」と思われる方と。 「ああなんかわかるかも。」 「持ち物や服装で自分を品定めされてるのをひしひしと感じる、独特のあの感じ。」 と思われる方と。 きっと、分かれるのでしょう。 考えが違う人って、考えが違うだけよ。 悪人でも、敵でもないの。 **************************************** 昨日の日記を書きながら。 このバッグ手放すの怖いなあ、と、いよいよ思いながら。 昔、セリーヌのバッグを手放す時に一番強く感じたあの気持ちを、 どこか懐かしく思い出したのです。 これを持っていないと、恥ずかしい目に遭うかもしれない、というあの気持ち。 みじめな思いをするのは嫌だ。怖い、というあの気持ち。 デパートの2階の絨毯のフロアを歩けなくなるかも (;_;) というあの気持ち。 今ここに列挙してみても、 本当にくだらないとしか言いようのない、これらの気持ち。 これを、昨日は、全く感じなかった。 わたしは、そういうところ、少しは「変わる」ことが 成長することができたのかなあ。 「ひとり」だけれど。「ひとり」だって大丈夫! あなたにはいつだって仲間がいる!! 財布「このストラップは、本当は兄さんの付属品なんだよ!忘れたの?」 カーニバル 「弟よ・・・(;_;)!」 *************************************** そういう「見栄云々」への囚われ・執着を脱することができた その代わりに、 昨日のわたしが感じていたのは、 今度は「ブロガー云々」への囚われ、でしたね。 これ手放したら読者さんはどう思うのだろう、とか。 これから洋服の写真を撮る時、バッグが足らなくて困るんじゃなかろうか、とか。 何かを手放そうとして、 最後の決断をしようとして、 最後の最後まで引っかかる、足を引っ張る、 変わろうとしている自分を邪魔してくるものがあれば。 それこそが。 あなたの。 そしてわたしの「執着」の正体、なのだと思います。 ふだんは鳴りを潜めていても、 手放されそうになったとき、それは必ず暴れ出す。 手放させまい、と暴れ出す。 執着が牙を剥く。 わたしは 昔は「ハイブランドのバッグを持つわたし」に執着していた。 今は、じゃあ・・・ 「ブログに執着してる」ってことか・・・ あああ・・・ ああ・・・ 。・゜・(ノД`)・゜・。 「ひとり」はいいぞ!本当の自分になれるぞ! なにも怖くないし、自由だぞ!! ふだんの買い出しやでかいもののある時は、いざとなったら俺らがちゃんと助けるから! カーニバル 「ううう・・・み、みんな(;_;)!!」 **************************************** 昨日の手放しは。 ブログのために持っていないと。 ブログのために手放しにくい。 これ手放したら、わたしはどう思われるのかな。 そういう自分ごと、捨てました。 その「執着」を捨てました。 いえ、昨日捨てたんじゃなくて、 手放して、ようやくここから始まるんですね。 ここから わたしは 変わってゆくんですね。 **************************************** コロナの前の。 元どおりの日常が、すぐに戻ってくるかもしれない。 どうか戻ってきて欲しい。 そしたら読みかけの本の入ったこのバッグを持って、 大好きなあのカフェに行くんだ。 そんな日常は、きっとすぐに戻ってくる。 もうすぐ。もうすぐ。 きっともうすぐ (;_;) 昔が戻ってきてほしい。 そう願っていた気持ちも、一緒に捨てました。 元どおりを目指すのとは全く別の、 新しい時代は、もう始まっているのだから。 もう戻れないのだから。 世の中が変わってしまったせいだけでなく、 これは、わたしの気持ちが変わったんですね。 **************************************** 今回のバッグの手放しには、 恒例の「買取査定額の発表です!!」は ありません。 (もしかして楽しみにしてくださってましたか?) 発送の準備をして、 ダンボールに大切に納めて、 申込書をプリントして記入して、 集荷の依頼もしたのですが。 キャンセルをしました。 買い取りには出さないことになりました。 バッグは、お友達の元に旅立つことになったのです。 この展開も、かつてのセリーヌの時とは全く違いますね。 わたしの使っていたこのバッグを「ぜひ欲しい」と思ってくださる人のいることの、有り難さ。 とても嬉しかった。 セリーヌの時は、いなかったわ(汗) **************************************** 昨日と今日とでは。 もう、なんだか全く異なる気持ち。 やったぞ! ついに手放したぞ! でもなく。 ああ不安!バッグ1個でやって行けるのかな ( ;∀;) でもなく。 いい意味で「なんともない」。 高揚とも違う。 不安とも違う。 手放すまでは、苦しいです。 もう考えたくないとさえ思う。 けれど、そんな己と、とことん向き合ったなら。 恥ずかしいからと目を背けず、自分をごまかさず、 「執着の正体」を見破り、それを認めたなら。 心はこんなに晴れやかだ。 なんともない、という、この無敵な気持ち。 このバッグがあってもいいし。 なくても、いい。 わたしはわたし、だ。 ************************************** このブログを始めてからも、 バッグ手放したり、時には買ったり、また手放したりしてきましたけれど。 いちばん最初から、 このブログ始めるずっと前から持っていたバッグが、 今、こうしてたったひとつだけ、残りました。 おとーさんからプレゼントされた、このバッグだけ、が残った。 わたしは、これ1個あれば良かったのかな。 しみじみ触れる。 バッグはひとつだけ。 「いつかそんな自分になれたらいいなあ」と。 ぼんやり描いていた、 曖昧な憶測で、頼りない願望だった「いつか」が。 なれはしないだろうと思っていた憧れの「いつか」が。 いつの日にかそうなりたかった わたしの姿が。 今、ここにあります。 不思議な気持ちの朝です。 おわり 今日もお読みくださって ありがとう ↓ ポチっをしていただけることに「執着」はありません。けれど、いつも、本当に嬉しい! にほんブログ村 いや、それは嘘ですね (;_;) 一生懸命に書いた日の日記であればあるほど、やっぱりちょっとはあるのです(笑) そういう気持ちも、捨てていけたらいい。 もう何にも囚われず、わたしはただただ楽しく書きたいのです。 「すずひ読んだよ」といつもポチッと知らせてくださるお気持ち、本当に、ありがとう。 今日は暮らしブロガーさんの「1・2・3」で・・・ 嬉しい! ヽ( ´▽`)ノ ****** すずひのスーパーセール計画 ******* ↓ 自宅用と、敬老の日用と。クーポン使ってうれしく「鰻」を買おうと思います ( ´▽`)ノ ↓ 開始2時間の20%クーポンで。毎年の消耗品のこちらを2個買っておく! ↓ バターバターバターパイ。 これをこれをこれを、やっぱり食べたい! ↓ 御ビール ↓ お米 : お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.06 14:22:35
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