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2020.09.14
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カテゴリ:ミニマルに暮らす
節約意識が高い消費者ほど、

なぜか「より価格が高いもの」を購入する傾向にある。


節約したいからこそ、高いものを買う。


一見すると矛盾したもののように思えるこの消費行動。

これが今、
じわじわと広がりを見せているのだそうです。



なぜか。



「売る」という前提でのもの選びをする人が増えている。


今、すごく。


とくにコロナ禍以降、
急激に増えてきているのだ、という興味深いお話。


そのお話は・・ 後半から じわじわと ( ´▽`)ノ




 **************************************




手放す時。


たとえば服やバッグや靴、
まだ使える家電のようなものを手放す時の「手段」というのは、


大きく分けて、おそらく


「売る」「あげる(譲る)」「捨てる」


このいずれか、ですね ( ´▽`)ノ




こういうお話をするときに、
わたしがこれから気をつけたいと思うのは、

自分のしているやり方が一番いいのだ!
こうすること(だけ)が正義なのだ!という、

排他的な文脈にならないようにお伝えしたい、
ということ。

なんども読み直しながら、

気をつけて書くからね ( ´▽`)ノ











服やバッグや靴や小型家電等を手放そうとするとき。

もうみなさますっかりご存知のとおり、
わたしは「売る派」です。

捨ててしまうにはまだあまりにも価値があると感じる、とか、
次に使っていただける未来があることが嬉しい、とか、
どのくらいの査定がつくのだろう、という純粋な興味、とか。

やっぱり お金が戻ってきてくれることが、
わたしは単純に嬉しいです。

お金が戻ってきて悲しい人っているんかな (゜∀。)?

捨ててしまえば、
せっかく手にできたはずの幾らかのお金を
むざむざとゴミ箱に捨てたのと同じことですものね。


自分にとって不要になったものが、誰かにとっては必要なもので、

少しでもお金となって、
対価となって手元に戻ってきてくれることは、

わたしにとっては、

素直に「嬉しいこと」なのです。


どこか尊いこと、なのです。




*****************************************




きっとね、どなたさまも、
すべてを一度は試してみたことがおありなのだろうと思うのです。


【 売ってみた!のケース 】

A) そしたら期待以上の査定額だった!
  嬉しい!これからも大切に使って、最後は売ろう!

B)10円とか買い取り不可とか言われ、もう最悪。
   二度と売るもんか!バカにしてんのか!
   もう懲り懲りだわ!

【 譲ってみた!のケース 】

A) めっちゃ喜んでもらえた!
  こちらまで幸せな気持ちになった。
  売ったり捨てるよりも、ずっと嬉しいかも!
 
B) なんだかわからないけれど、複雑な感情が残った。
  「気持ちの良い手放し」とならなかったなあ。


【 捨ててみた!のケース 】

A) スッキリした!これぞ手放し本来のあるべき姿!
   もう同じ過ちを重ねないぞ、という自分への戒めにもなった。

B) もっと他の方法もあったのでは、と悔いが残った。
  譲っていればゴミにならず、誰かに喜ばれたのかも。
  売っていたら、幾らかのお金になったのかも。




手放す状況や、手放す量、
また手放す人の性格や年齢にもよると思いますが、

その人が1度やってみて
その人にとって「嫌な感情が残った方法」というのは、
やはり次回は避けるのだろうと思うの。


その人にとって「後悔のなかった方法」が、


その人のやり方として、


「その人の手放し方」として、採用される。



 **************************************



どの方法にも、それぞれに。

A)良さや喜びの記憶 B)悔いや心残りの記憶 

というのが刻まれるのだろうと思います。



今は、わたしは。

絶対に売る!とか絶対に捨てる!と最初から決めつけることをせず、

そのときそのときに見合った、
「自分が後悔しないであろう方法」を選ぶことを心がけています。

自分の心がいちばん納得して手放せる方法を、
その都度、選んでいます。













9月になって、バッグを手放して。

そのとき、一緒に服を1着手放しました。

バッグを引き取ってくれた友人に、
このニットを「おまけ」としてお譲りしました。

サプライズで持って行ったので、
「HYKE」を大好きな彼女は、
この「おまけニット」を見て叫び、もはやメインのバッグそっちのけの大喜びをしてくれて。


ああ、「譲る」って。


譲って喜んでもらえることって、こんな嬉しいことなのか。


いつも「売る派」「査定に出す派」のわたしにとって、


「譲る」の嬉しさをじんわりと感じることのできた、


心温まる出来事だったのでした。











コンパクトなサイズ感だった HYKEのニット。
ワンピースの上から羽織ることができないため、
この秋いっぱい楽しんだら、冬の前に手放そうかなと思っていました。

そのときに売って手放すよりも。

お友達にあんなに喜んでもらえて。


いちばん自分に納得のゆく「嬉しい手放し」ができたように感じています。






新しいご主人のもとへ一緒に旅立ってゆきました。先週のある日のできごとだったのでした。



 ***************************************




さて、いよいよこのお話です。


消費経済ジャーナリストさんの間では。


近年、「節約の概念が大きく変わり始めている!」と囁かれていることを、


読者の皆さまはご存知でしょうか。


節約意識が高い消費者こそ、より価格が高いものを購入するようになっている謎の傾向。


昭和の そのもっと前の昔から。

それまでの「節約」と言えば、
買うなら1円でも安いものを!というのが常識で、
限られた予算内で、その中で気に入ったものを、
安くていいものを探して買う、というのが
お買い物の醍醐味でもあったはずなのに。


けれども最近の節約法は、もはやそうではなく。


買ったあとどうにもならない安いものを買うよりも、


「必ず売れるとわかっている価格高めのものをあえて買う。」


という人が、とても増えているのだそう。


ほう・・・ 


これが「新しい時代」の、新しい節約術?



そうなってまいりますと、
「失敗したら売ればいいや」との気持ちでの安易な衝動買いが、
今度は懸念されるところではありますが・・・



それが、意外とそうでもないらしい。



見栄を張って高いものを買う、ということではなく

もちろん借金やリボ払いまでして身の丈以上のものを買う、ということでもなくて


自分の暮らしや収入に見合った範囲内で、


大事なお金を使うのなら。


せっかく買うのなら。


服でも。靴でも。バッグでも。時計でも。

キッチン家電でも。生活家電でも。車でも。


その選択をした自分自身に満足できて、

「豊かさ」を感じることができて
     ( ↑ これは本当に大事!)

品物も保証もしっかりしていて、

願わくば最終的に手放す時にも「価値がある」ような、

はっきり申し上げれば「売れる」ような。

そういう、
いわば「資産」を持とう、というような感覚?


安易な衝動買いはむしろ意識的に抑えられ、


消費行動が「変わる」らしいのです。


将来的に本当に売るかどうかは
その時点ではまだわからないとしても。

買う前に「これは果たして売れるものなのか」と
一旦立ち止まって冷静に考えることで

「買うこと」に対し、人はとても慎重になり、


結果として「節約効果」につながるらしいのです。



後半に続きます。








                                    つづく




 

今日もお読みくださって ありがとう。


↓ 更新を楽しみに待ってくださってありがとう。いつもポチッとありがとう ヽ(;▽;)ノ

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なんども読み直して、なんども表現を見直しながら、3日かけてこの日記を書いています。

ああ、わたしは時間をかけて、
ひとつひとつこういう日記を書きたかったんだ、と 
今、つくづく感じています。 

最後まで読んでくださってありがとう。 今日もここへきてくださって、ありがとう。 



                                    すずひ








↓ 全ての「季節のフレーバー」を1年費やして網羅して。色々と楽しんだ結果。 
  やはり「プレーン」がいちばん美味しいのではないか、と気づいてしまったすずひの秋。













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最終更新日  2020.09.14 13:34:59



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