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テーマ:オシャレ大好き(190106)
カテゴリ:捨て部
少し前。
わたしの靴のお話の日に、 おとーさんの手放すスニーカーの箱が 写り込んでいたことを覚えいてくださいますか? 箱の中身は、こちらと全く同じ「GOLDEN GOOSE / STARTER」のメンズサイズ、でした。 スニーカーだけを送るには少々大き過ぎた、 梱包用に用意した「きれいな段ボール」を・・・ 例によって例のごとく、 すぐに封をしてしまうことをせず 「罠」として、 しばらく室内に仕掛けておいたのです。 すると、です。 いっぱいかかりましたよ!獲物が! (笑) 今日はその。 服の買取査定における悲喜こもごも。 わたしの気づいたいくつかのこと、のお話を どうぞ聞いてくださいね。 読者さんを、 ちょっとびっくりさせちゃうかもしれないお話も、 最後に。 飛び出します。 *************************************** では、まずはじめに! おとーさんのスニーカー! とってもきれいで状態も良く、 とはいえ気に入って4年も履いたスニーカーです。 査定額、発表です! どこどこどこどこどこどこどこ・・・・・ なんと!8800円! おめでとう!! これは嬉しいです! 自分のものでなくても、 きれいに手入れして送った責任者として、嬉しいです。 それとは別件で。 この発送には間に合わず、 近所の買取ショップさんに 直接持ち込んだものがあります。 おとーさんが気持ちよく一気に手放した、 「AGデニム5人衆」。 これらは全て、1本の定価が およそ30000円前後のものだったのですが、 5本まとめて手放した買取査定額は・・・・・ どこどこどこ・・・ 「3400円」だったのでありました。 どこどこも、気持ち短め、です。 ************************************** おとーさんは、少しがっかりしていましたが、 まあしゃーない、と。 潔い。 デニムの中古市場は、 コロナ禍以降飽和状態が続いていて、 今、必然的に買取額が抑えられてしまうのだそうです。 とても恐縮の面もちでそうご説明下さいましたが、 「コロナ前」の手放しで持ち込んだ際も、 確かこのくらいでした(笑) *************************************** さて。 ここからが「びっくり」かもしれないお話です。 段ボールの「罠」に。 まんまと引っかかった人が、もう一人いるのです。 スニーカーを送っただけにしては 合計査定額があまりにもおかしいぞ!と 2枚目の画像からしてすでに気になっておられる読者さまもいらっしゃるかもしれません。 お目のつけどころが さすが、です。 えええええええーっ!!!! Σ(゚д゚lll) これはね、 ちょっとわたしが知りたかった、と申しますか、 一度査定をしてみてもらいたかったのです。 USEDで購入し、 とっても気に入って穿いて、かれこれ1年半。 生地もあちこち傷んできてしまいました。 これ、今どのくらいの査定額なんだろう、と。 信頼できるお店に送るのだから、 一度査定をしてみてもらおう! と、 そんな気持ちで同梱をしたのです。 すると。 その査定額! どこどこどこどこどこどこどこどこどこどこどこ・・・・(これは長いぞ!) 「4950円」!! これは、すごい。 わたしの利用料・・・およそ8000円だ。 この日の日記( ★)を。 これまた覚えていて下さいますか? USEDで「13000円」で買った、 定価45000円ほどのこのスカート。 もしも買取額が3000円くらいあってくれたら わたしは45000円のスカートを なんと「10000円ぽっきり」で利用できたことになるなあ、という、あのお話。 わたし10000円ぽっきりどころか、 8000円ほどで、およそ1年半もの間、 充分に「利用」することができたんだ。 そうしてもなお、これだけの「価値」がある。 これは「査定額」ですから。 改めて販売されるとなれば、 倍まではなくとも、 3割〜5割増しあたりの販売価格が、 きっと設定されるのでありましょう。 そう思ったら。 なんだかわからないけれど、 このスカートの健気な生き様に、 とても「じーん」としてしまって。(;_;) どなたかの手から離れ、わたしのところに来てくれて。 こんなにいっぱい楽しませてくれて、 それでもまだ、「終わり」じゃない服。 こんなにも価値のある服だったなんて。 そんな素晴らしい服を。 わたしで終わりにしてしまうことなく、 どなたかに、もう一度渡ってほしい、と思った。 この査定額を見て、 返却を希望することもできたのです。 けれどわたしの心は、 不思議と返却を求めませんでした。 わたしがとことんまで穿きつくして「価値なきもの」にしてしまうことと、 このスカートに次に出会うどなたかの笑顔や、 このスカートの、この世に誕生してここまでの、 そしてもう1度の、今度こそ最後かもしれない 新しい持ち主さんとの出会い。 それを天秤にかけたとき。 ああ、もうわたしはあなたから充分に幸せをもらった。 このままあなたを手放そう、と。 そう思えました。 「あなた」です。 もう、人間の扱い(笑) この写真を撮ったとき。 ああ、スカートなくても暮らせるのかもしれないな、と少し思ったのです。 なぜ手放せなかったのかといえば、 スカートがないと この秋ブラウスが着られない、と思ったから。 大好きなスカートだし、 ブラウスも着たいし、持っておこう、と。 けれど「秋」も、もうまもなく終わりです。 *************************************** おとーさんの、 ちゃんと新品で買った総額15万円超えほどの、 まだ新しい5着のデニムの査定が「3400円」で。 わたしの、 USEDで買った13000円のスカートが、 年代的にもおそらく5年落ちほどのスカートが、 たった1着だけで「4950円」という。 中古市場で強いのは、 やはりレディースの服なのかもしれませんね。 もちろんメンズにもすごいのはありますけれど、 なんとなく、総じてそう思うのです。 ************************************* 精鋭服のまとめ日記を書いて。 今日は、おそらくこれまでの「最短」での手放し日記となりました。 なぜこうなったのか。 それは「きれいな段ボールがそこにあったから」。 自分の張った罠に自分がかかった格好です。 こんな流れは予想だにしていませんでした。 あなた、今もこんなに価値があるの (;_;)!? それなら、もうひと花咲かせておいで。 どうかわたしのところで終わってしまうことなく、 もう一度、このスカートを大好きになってくださる どこかのどなたかを、幸せな気持ちにしておいで! 査定額を知って。 まさかこんな気持ちになるなんて。 USEDで買った服だったからなのかもしれません。 受け取ったバトンを、次に渡すような気持ち。 このブログを始めてから、USEDで服を買うのは、 実は「初めての挑戦」だったのです。 とってもいい「挑戦」でした。 手放す服に「ありがとう」と。 いい人の「ふり」でなく、心から、そう思えた。 少ない服で、少ないもので暮らすようになり、 全ての持ち物を「大切」に思えるようになり、 これまでも、 いつも最後は「ありがとう」って思ったけれど。 わたしに譲って下さった見知らぬあなたに、ありがとう。 次に手にしてくださる見知らぬあなたに、ありがとう。 受け取った大切な、 「スカート型したバトン」を次に繋げたような、 いいえ、リレーではなくこれは駅伝で、 スカート型した「たすき」を繋いだような・・・ わたしは果たして 第何走者だったのかはわからないけれど、 ついに最終ランナーに、アンカーに託したような、 そんな気持ちになりました。 しましまスカート、ありがとう。 あなたのことが、最後まで「大好き」でしたよ。 おわり 今日もお読みくださって ありがとう。 ↓ ポチッと「読んだよ」の合図をくださること、とても嬉しいです。いつもありがとうね。 にほんブログ村 わたしの服は「8着」になりました。 夏に着つくしてしまった黒いワンピースの時とはまた別の、じーんとするような手放しでした。 読者登録をしてくださっている870名もの皆さまが・・・大好きよー ( ´▽`) 今日も、書けたよー ( ´▽`) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.28 14:29:04
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