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テーマ:暮らしを楽しむ(388989)
カテゴリ:すずひ食堂
わたしの唯一の長所は、
「家事が好きなところ」だと思っています。 好きな順番、みたいなものはもちろんありますけれど、 ビリの家事のことも、決して「嫌い」ではない。 このワンピースにいちばん似合うのは、「レース白いのハンカチ」よりも・・・ **************************************** 勉強なら、 好きな科目の順番に並べたとすれば、 ビリの科目というのは いまだにテストで解けない夢を見て うなされることもあるほど大嫌いなのに対し、 家事は、ビリの家事のこともまあまあ好きなのですから、 家事全般を、わたしは、本当に好きなのだと思います。 こちらの「手ぬぐい」だと思うのです。 曲げわっぱのお弁当箱を毎日包みます。 ************************************* おかーさんが家事を好きですと、 だだそれだけで、 家庭をぱっと明るくするようなパワーがあるように感じます。 おとーさんも家事を好きだったなら、それはもう最強ですね。 最強夫婦の誕生、ですよ ( ´▽`)ノ ************************************** 家事には「お手伝い」と呼ばれる行為がありますが。 家事を好きであったり、 家族のごきげん麗しき状態であればそれは「お手伝い」なのだと思いますが、 本当は家事を嫌いな場合や、 どちらかが内心やりたくないと思っている時には、 それは「お手伝い」「助け合い」というよりも、 実際には「押しつけ合い」なのかもしれません。 嫌なことや、自分のやりたくないことの・・・押しつけ合い? 時に 逃げたもん勝ち(笑)のような。 さあ、ここからはお弁当の記録です。 初めて作ったのが こちらでした。 【すずひ A 弁当】「牛しゃぶ肉の焼肉・だし巻き・おひたし・鶏の磯辺揚げ弁当」 *************************************** 家事は楽しいものなんだよ、と 思えなくて。 誰からも感謝されず、評価もされず、 面倒くさくて、やるだけ損で、 終わりがなくて、ただただ疲れるもので、と ひたすら地味で、 なんという孤独な奉仕なんだ・・・と そう感じてしまう頃が わたしにもありました。 今でも、メンタルやらホルモン次第でそんな日ももちろんありますが(笑) 誰しもそんな気持ちになる日は、必ずあって、 人間なんだから、それでいいのだと思います。 いつもいつも楽しくなくたっていいのです。 楽しいと思える日や、そう思える「瞬間」があれば、それでいい。 それは家族に伝わるから。 必ず伝わっているから。 少し慣れてきて、ご飯エリアに細工をする余裕が生まれましたよ ( ´▽`) 【すずひ B 弁当】「2色そぼろご飯・さつまいもと蓮根の天ぷら・ミニトマト弁当」 ************************************* 家事は自分を裏切らないよなあ、と、つくづく思うのです。 掃除がいちばんわかりやすいですね。 やった分だけの結果が、そのまま得られる。 拭いたところはきれいになるし、 拭かなかったところはならない。 磨いた窓や鏡はキラキラ眩しく輝くし、 磨かなかったときは、どん曇りのくすんだままだ。 まるでそこに住む人の心を映すかのよう。 やったらやっただけの成果が確実に出ることって、 実はとても幸せな、心満たされる達成感。 だって、世の中には、 そうじゃないことの方が 圧倒的に多いでしょう? 人生には、 頑張ったのに報われないことが たくさんたくさんあるでしょう? 「うなぎ」なら素敵ですが、残念ながら「いわし」です(笑) ヘルシーな蒲焼き仕立て。 タレの染み込んだご飯が、いちばんご馳走。 暑くなってきたので、熱中症対策の梅干しも。 【すずひ C 弁当】「いわしの蒲焼き・青葱のだし巻き・トマト・ミニひれかつ弁当」 ************************************* 朝 早く起きる。 家族で2番目に起きる。 いちばん早いのは、いつもおとーさんだ。 もう少し眠っていたい朝もあるのだけれど、 もうとっくに起きて、ウォーキングしているおとーさんを思うと、 わたしも起きよう! 起きれる!! と思える。 お手伝いって、 必ずしも一緒にキッチンに立つとか 一緒にお弁当を作ることだけがそうなのではなくて、 何かを頑張る家族の姿に励まされて、 よし、わたしも頑張ろう!と思える、こんな気持ちの支え合いは、 時に「お手伝い以上」だ、と感じます。 目には見えない形で協力し合えている、ということ。 わたしは休まずウォーキングを頑張るおとーさんを、 おとーさんは休まずお弁当を頑張るわたしを、 言葉はなくとも、互いにちゃんと励まし合えている。 互いの得意なこと、好きなことを応援? 尊重? 尊敬し合えている、ということ? もしも、もしもですよ? もしも朝からおとーさんに、 お弁当作りをガチで手伝われたりしたなら、 わたし多分、ものすごく嫌かもしれない(笑) わたしはお料理に関しては黙って従事したい、 放っておいてほしいタイプの人間ですので、 あれこれ聞いたり喋りかけてくるおとーさんに、 「うるさい!ちょっと黙って!」とか 動線に立ちはだかれたなら「どいて!」とか言ってしまいそう(笑) 手伝おうとしてるのにねぇ。 なんてひどい妻なのかしら。 ************************************** お弁当に限らず。 やたら「手伝って欲しい」と思わなくなってからの方が、 わたしはなぜか楽になれました。 これはちょっと50歳の摩訶不思議、です。 これはわたしの性格によるところや、 専業主婦であることもきっと大きいのでしょうけれど、 誰かがやらなければならないなら、わたしがやりたい。 食器洗いなどは とくにそうです。 食器を洗うことが、わたしは多分好きなのです。 各々の食器を自分で下げて欲しいとも 全く思わない ( ´▽`) 食器って、洗う人の洗いやすいように下げないと、 勝手な順番で下げられるとシンクはすぐにいっぱいになっちゃうし、 コップはコップ、平皿は平皿で重なった状態じゃないと、 かえってものすごく洗いにくいでしょう? だから、何もしないでほしい。 ひとりで楽しく洗うから、ただ放っておいて欲しい。 そしてできれば話しかけないで欲しい(願) 我が家のキッチンは壁に向かった造りなので、 おしゃべりしながら作業するのに向かない構造なのです。 換気扇が回っている中で水をつかうと、 すごい声張らないと伝わらないし、相手の声も聴こえない。 そうまでして話したいと思わないし、 おしゃべりをするなら、 洗い物済んでからでも、全然いいですよね。 食器の片付けって、 ただ片付けているようでいて、 本当は、全てが「次への準備」なのです。 洗いやすい順番で下げることも 水切りかごにおさまりやすい順番であらうことも、 食器棚に戻しやすく積み上げることも、 全てが次の自分に向けての準備。 そこを部分的に他者から介入されてしまうと、 その「次への準備」の仕組みが崩れてしまって、 助かるようで、助からない(笑) 食器洗いはひとりでやるのが、 我が家の場合、わたしの場合、多分、いちばん快適なのです。 いちばんごきげんなのです ( ´▽`) こんな人もいるのです(笑) ****************************************** 女性の力でできないことは助けてもらえたら本当に嬉しい。 けれどできることは、なるだけ自分でやるのも、また幸せなこと。 それでしか得られない至福の達成感や満足感ある。 食洗機などはもう、世の中のほぼ当たり前なのかもしれませんし、 人間の代わりに家事をこなしてくれる便利家電の発達はめざましく、 近い未来、ご飯とおかずとお弁当箱をセットしたなら スイッチひとつでお弁当を格好良く詰めてくれるような そんな夢のような家電も登場するかもしれません。 そんなすごいマシンが登場して、 もしも一般家庭に広く普及しても・・・ やっぱりわたしは お弁当は、 自分で詰めたいかも。 ************************************** 曲げわっぱ弁当は、楽しい。 お昼を楽しみにね。美味しく食べてね。 元気に家に帰ってきてね、という純粋な気持ち。 温めるだけの西京漬けの鰆とか、 美味しそうなのがあれば今後ぜひ買ってみたいな、と思う。 お魚って、曲げわっぱに似合うでしょう? ご飯作りやお弁当作りにいちばん大切なのは、きっと。 手作りでも、便利なお惣菜に頼る日があっても、そういうことはあまり関係なくて、 その時わたしの心が穏やかだったか。 それともイライラと不機嫌だったか。 どんな気持ちでわたしがキッチンに立てたか、なのだと思います。 毎日のご飯でも、お弁当でも、掃除でも。 楽しく取り組んだ気持ちは「良い波動」となり、 そうではない気持ちは そうではない波動となり、 家族には、いつも。 必ず伝わっているのだと思います。 つづく 今日もお読みくださって ありがとう。 ↓いつもポチッとしてくださって、本当にうれしいです。 ありがとう。 にほんブログ村 暑い日が続きますね。 あなたさまが、どうか日々お健やかであってくださいますように 曲げわっぱ弁当の日記は、次回も続きます。 「すずひ弁当D・E・F」です ( ´▽`)ノ フォローをしてくださっている1254名ものみなさま・・・ 更新を楽しみに待っていて下さるお気持ちを、いつもありがとうございます ( ´▽`) : お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.27 14:44:04
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