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テーマ:暮らしを楽しむ(388862)
カテゴリ:すずひ食堂
結婚28年目!! わたしたち夫婦は26年目だ。 「安寧」の扉、とやらまで、 なんだあともう少しじゃないか ( ´▽`) ♪
えぇーっ! 何故!? Σ(゚д゚lll)
※ 引用は全て、黒川伊保子さん著「定年夫婦のトリセツ」より ************************************** 安寧の境地に辿り着くその一歩手前というのは、 夫婦が「へとへとになるとき」でもあるらしい。 それは 脳の仕組みからも、年齢的にも、 きっととても自然なことなのだろう。 26年目のお弁当作り。 気力体力の衰えや、 コロナ禍の、依然として沈みがちな空気感や、 夏の暑さの疲れもあって、 自分ではそれほど気づいていなかったのだけれど、 曲げわっぱを始めたら、途端に楽しくて、 ああ「曲げわっぱ前」は、ちょっと惰性になってたんだなあ、と 気づく。 苦ではないけれど、 ちょっとへとへとになっていたのかな、と、気づかされる。 道具が変わることで、 家事が楽しくなることってありますね。 お鍋やフライパンだってそうですし、 そう。 「お弁当箱」だって。 プラスチックやスレンレスのお弁当箱時代よりも、 このお弁当箱を、とても大切に、 愛おしく扱っている自分に気づきます。 天然の杉の木。 樹脂製のお弁当箱と比べてとても扱いにくいのかな? きっと扱いにくいのだろうな、と躊躇していました。 びっくりです。 ぜんぜんそんなことなかったですから ( ´▽`) ときどき「麦ごはん」を炊きます。 お弁当にも美味しいです。 【すずひ D 弁当】豚肉の大葉巻き・ちくわ天&いも天・ゆで卵・枝豆の麦ごはん弁当 ************************************** 世の妻たちは、 結婚して以来、夫のために何かをずっと続けている。 ご飯の支度やお洗濯もそうですけれど、 わたしの中での最たるものは やっぱり「お弁当」だ。 25年間作るつもりはなかった。 そのうちきっとおとーさんが飽きて、 「外で食べるわ」「なんか買って食べるわ」と言い出すだろうと思っていたから。 ところが、ついぞ、言い出さないのだ。 そしたら あれよあれよと25年が経ってしまった。 徹夜の授乳で眠れなくてどんなにヘロヘロの朝も、 顔も見たくないくらい大喧嘩をしている朝も、 わたしはお弁当を作ってきた。 つわりが重くてついに起き上がれなくなった20年ちょっと前のあの時以外、 ずっとずっと、ずっと。 保温のお弁当箱の時には無理だった冷たいおかず「マカロニサラダ」初登場の日。 【すずひ E 弁当】鶏の照り焼き・マカロニサラダ・ゆで卵・鮭ごはん弁当 ↑ お気に入りのお米です。冷めても美味しい「あきたこまち」 ( ´▽`)ノ ************************************** おとーさんが退職をする最後のその日まで、 わたしは朝早く起きて、こうしてお弁当を、きっと作るのだと思う。 「作りたい」と思う。 黒川さんのご本によりますと、 定年退職を迎えた夫が、 これだけは(妻から)言ってほしくない言葉、というのがあるのだそうです。 それはね、 「あ〜 もう 〇〇しなくていいんだ!」 という言葉、だそう。 「毎朝早起きしなくていいんだー!」 「私も主婦を退職しまーす!」 「朝ごはんはこれからは自分でお願いしまーす!」 そして。 「あ〜、もうお弁当作らなくていいんだー!!!(喜)」 嗚呼、これってつい言いたくなってしまいそうな、 悪気なく言い放ってしまいそうな言葉ばかりよの ( ;∀;) それぞれ続けてきたことにバリエーションがあるにせよ、 これを言ってしまうとどうなるかというと、 夫がそれまで「愛」だと思っていたことが たちまち色あせてしまうのだそうです。 「あ〜 もう 〇〇しなくていいんだ!」 これらの言葉はこれまでの30年間のあなたの頑張りを、 一瞬にして灰にしてしまう一言なのだ、 と。 ひー、灰にー !? ヽ(;▽;)ノ その悪気なくともデリカシー無きひとことは、 相手のことも、そして 自分のことも、 どちらもを深く傷つけてしまう、 ということなのでありましょう (;_;) お弁当のカツは、ささみカツ。 豚カツよりも、冷めても柔らかいのです。 【すずひ F 弁当】おとーさん大喜び。デラックスかつ重・ちくわとしめじのバター炒め弁当。 ************************************ 夫の定年、というのは、わたしにとって、未知の世界。 長年連れ添った夫婦にとって、それはとてもデリケートな・・・ 何か特別なタイミング、なのかもしれません。 大丈夫です。 伊保子先生のご本には、「正解の呪文」がちゃんと記されていますから。 「もうお弁当作らなくていいんだ〜!」の代わりに どう言ったらいいのか。 夫婦の30年を「灰」ではなく「ダイヤモンド」にする言葉。 灰が、ダイヤに〜!!! ヽ(;▽;)ノ その決定的瞬間が、何年後に訪れるのかわからないけれど、 わたしの30年を一瞬にして「灰」にしてしまうのか、 キラキラと永遠に輝く「ダイヤモンド」にできるのか。 まじ、分かれ目(笑) 最後の呪文を、すずひ、決して間違うわけにはゆかないわっ!! ↓ この世の全ての定年夫婦に贈りたい、伊保子先生からのメッセージが詰まった1冊 ( ´▽`)
本当にね。 その通りですね。 夫婦間の「ことば」は、本当に大切。 ************************************* 曲げわっぱのお弁当箱に、炊きたてのご飯をよそう。 ご飯はいっぱい詰めるより、 このくらいの高さの方が、 蓋を開けた時にきれいなのだと気づく。 ミニトマトの「赤」に頼らないことも増えました。地味な色味が似合うのも曲げわっぱの魅力。 【すずひ G 弁当】五目炊き込みごはん・肉団子・揚げ餃子・おひたし・ゆで卵弁当。 粗熱をとったおかずを詰める。 大葉は なくてはならない名脇役だな。 彩りに「赤」じゃなくて、紫色の食材も加えてみたいな ( ´▽`) ************************************** 曲げわっぱにお弁当を詰めているとね、 なぜだか心が「整う」のです。 朝の慌ただしい時間が、しんとした静寂に包まれる。 プラスチックのお弁当箱の時には感じなかった これはちょっと、不思議な感覚。 昇ったばかりの朝の陽の中で、お弁当の写真を撮る。 ああ、楽しいな。 とても幸せだな、と感じる。 定年を待たなくたって、この毎朝の時間こそが、 わたしにとって、 もう充分に「ダイヤモンド」なのかもしれない、と気づく。 そんなすずひの「お弁当日記」。 2回続けて読んでくださった あなたさま。 ありがとう。 おわり 今日もお読みくださって ありがとう。 ↓ いつもポチッとしてくださるお気持ちを、ありがとう ( ´▽`)ノ にほんブログ村 暑さ、台風、どうぞお気をつけてお過ごしくださいね。 お健やかでいてくださいね フォローをしてくださっている1255名ものみなさま・・・ 更新を楽しみに待っていて下さるあなたさまのことが、すずひはとてもうれしいです : お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.29 15:24:51
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