2021/10/26(火)17:22
【あなたこそ!の魔法】専業主婦と兼業主婦、と、菅波先生の、お話。
昨日、すずひは初めて。
「菅波先生」であるところの坂口健太郎さんを、
ついに、初めて拝見することができました。
初めて観られたのが全120話の最終週、という悲劇よ。
この1週間に、年間受信料の全てを注ぐつもりで、
菅波先生のご健闘とご活躍を、熱く見守る所存です (´;Д;`)
さて。
大好きな方のブログの中に、素敵な言葉がありました。
「あなたこそ!」という言葉の魔法、のお話。
すごく褒められてしまって、どう返したらいいか困った時には
「あなたこそ!」っていう言葉を返すのがとてもいいよ、
というお話の紹介があって。
この日の遅いランチはかぼちゃのポタージュ。ローリングストックの試食会でした。
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わたしが子育て真っ最中だったころは、
わたしの周りのママは「専業主婦」の人が殆どでした。
そういう時代であったこともありますし、
わたしが専業主婦なのだから、
自然な成り行きの環境、だったところもあると思います。
同じような人が周りのほとんどでしたから、
働いているかいないかを詮索されたり、
区別されているような気持ちになることも、
だから全くなかったのです。
ところが、です。
お子がもう少し大きくなると、
どこかのタイミングでお仕事を再開されたり
新しく始めたりなさる方がちらほら出てきて、
その頃から「区別」みたいなものを、何となく感じ始めました。
目には見えない壁、のような。
埋められない溝、のような。
トッピングのナッツ付き。かぼちゃゴロゴロ。しっかりとした濃度。 採用決定 ( ´▽`)ノ
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多くの「働くママ」は、
平日に働いて、土日は家族で過ごされるライフスタイル、だったように思います。
平日に働いて、家事もして、
土日も家族のために家事して、
一体いつ休むんだろう。
当時、育児と家事の他に、
ちょっとしたお付き合いや用事だけで精一杯だったわたしは、
ただただ「すごいなあ」と思うのでした。
時間が違うので平日のお迎えで会えることもなく、
土日はご家族との時間優先だから、もちろん誘えない。
スマホもない。(私はガラケーもまだでした。)
働いているママさんと仲良くなることは、
当時は、だからとても難しかったのです。
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そんな中。
同じ働くママさんの中で、
逆のことをしている方が1人だけいらっしゃいました。
「私は平日は家にいて、旦那が休みの土日だけパートに行くことにしてるのよ」と。
そうすることで、
土日の家事育児はパートナーに任せられるから。
私もちょっとだけ家事や育児と離れられるから、と。
(離れないと精神的にもたない、と。)
私が居れば、子供は「ママ!ママ!」だし、
結局ほとんど全てを私がする羽目になるでしょう?
この家から完全に居なくなる時間が、だから私には必要。
そうしないと、
ずっと自分ばっかりが休みなく家事育児することになる。
日中の家事と育児の両立の大変さを、
旦那にも少しは思い知って欲しいし、ね!
「私ね・・・家事が実は大っ嫌いなのよ(笑)」と。
平日の、幼稚園のあとの公園で。
とっても美人の彼女は、いたずらっぽく笑った。
それすごい!! (;_;)
お仕事に行くのだから
土日のそれはぜんぜん「お休み」じゃないのに、
そうすることで「私は家事育児を堂々と休むのだ」と。
それしか方法はないのだ、と、言う。
確かにそうかもしれない。
それすごい。
そして「めっちゃ強いな!」と思いました。
あの頃って、まだね、
たとえば奥さんが外で働きたい、と言い出した場合、
「家のことちゃんとできるならいいよ」や、
「家事や子育てに支障が出ない自信があるならやれば?」などと、
奥さんがお願いして旦那さんが許可を下す、というような、
そんな「古い時代」だった、
「ひとつ前の時代」だった気がするのに。
大好きな服と、スープ。 こういう静かな時間が全く取れない時期が、人生にはありますね。
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専業主婦とか、兼業主婦とか、
そういう区別を やたらとされるようになって、
わたしがとても感じたのは・・・
違っていたらごめんなさいね、
働いているお母さん(兼業主婦のママ)は、
働いていないお母さん(専業主婦のママ)と一緒にされることが、
どうやらとても「嫌」なのかな? という気持ち。
一緒にしないで!!! というような。
わたしは専業主婦でしたけれど、
一緒にされたくない気持ちは何となくわかるなあ、
無理もないよなあ、と
区別されるたび、そう思っていました。
働くお母さんの毎日は、想像を絶するほど忙しく、とても大変そうに見えましたから。
専業主婦って、1日中家にいて何やってるの www ? という、
あからさまに侮蔑するような、
皮肉めいた言葉を投げかけられ胸にグサリと刺さることは
一度や二度ではなかったけれど、
家庭とお仕事の両立は、
本当は優しい人であってもそう言いたくなるくらい大変なのであろうことも、
容易に想像できましたから。
わたしは専業主婦になることが 子供の頃からの夢で、
「夢を叶えられた自分の人生」を 大切に思っていたけれど、
思っているからこそ?
見えない壁をぶち破って理解しあったり、
埋められない溝を飛び越えて仲良くすることは、
なかなか難しいものなのだな・・・と、力なく感じたものです。
今の時代は、もうそんなことないのかもしれませんね ( ´▽`)
わたしの生きた時代は、
その区別がもっとも盛んだった最後の世代、みたいなところがあるのかもしれません。
この日はダイニングテーブルではなく・・・「ソファー席」でいただきました。 わくわく。
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ただ、そんな「区別時代」を生きる中で気づいたことは、
仕事が大好きで働いているママさんは、
どんなに忙しくても、大変なときも、
専業主婦に対する意地悪を決して仰らない、ということ。
むしろ、信じられないような言葉をかけてくれる。
その言葉とは・・・
「専業主婦の時は、もっと大変だった気がする」
「専業主婦ができる人を、私はすごいと思う」 と。
「専業主婦の暮らし」「兼業主婦の暮らし」
そのどちらもをご経験されて、
どちらもを身をもって知った上で、
「専業主婦」のことを、リスペクトしてくれるんですね。
それって、すごいことだと思うのです。
もしもわたしが働いていたら、
そんな素敵なこと、果たして言えたかしら (;_;)
きっと言えないわ・・・ ((((;_;)))))
件の如く「あなた1日中家にいて何してるの?」と、
意地悪や皮肉を言ってしまったかもしれない。
50歳を過ぎて、
みんないつか「定年」や、
ご自分の意思でお仕事を辞される時がおとずれて。
みんな おばあちゃんになったなら。
そうしたら 壁や溝は、その時には なくなるのかな。
「過去の生き方が違う」という点での新たな区別となって、
やっぱりそれは永遠に続くのだろうか。
若い頃よりも老後の方が、より「格差」の様相を呈し、
もっともっと「相容れないもの」と化してしまうのか。
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少数派が排除されたり攻撃されたりするのは、
現実でもネットの世界でも、とてもそうなる傾向がありますが。
少数派の方にこそ潜んでいる可能性や、
新しい発見や創造性、希望。
そして強さ。
そういうものを感じ取ることが、わたしは好きです。
先述の「土日だけ働くことにしているママ」も、
当時の働き方としては「少数派」だったため、
同じ働くママさん同士の中でも「私ってかなり孤立しているのよ」と。
「ミニマリズム」のブームも、そうだったように思うのです。
本当にただの「ブーム」なら、5年はもっても10年は続かない。
楽しいから。
暮らしやすいから。
たとえ少数派でも、逆流でも、
自分の選択を信じて目指した仲間が一定数いた、ということ。
会えなくても、
ネットや書籍の中に「ミニマリストのお仲間」が
いつも、いつも いてくれた、ということ。
ブランケットとソファー。ぴったりの色。ソファーの買い替え・・・延期したくなってきた。
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「あなたこそ!」という言葉の魔法。
あたたかな言葉や思いや、優しい言葉を放つと、
(逆の言葉や思いもまた然り、です。)
地球を1周回って、いつか自分に必ず還ってくる、と言われますが、
すぐに目の前の人から還ってくるのが、
そしてこちらからお返しすることもできるのが、
「あなたこそ!」の素晴らしさ、なのかもしれません。
すごく褒められて、どう返したらいいか困ってしまった時、だけでなくて。
専業主婦と、兼業主婦が、お互いに、お互いの立場を。
「あなたこそ、素敵!」「あなたこそ頑張ってる!」
そう思え合えたなら それって本当に素敵なこと。
今日の日記は、ここで書きました。ほうじ茶の冷めないスレンレスマグが、大活躍です。
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見えない壁なんて、本当は、最初からなかったのではないかしら。
埋まらない溝がもしもあるなら、
せっかく溝があるなら、土を盛って種をまいて一緒に花を咲かせたらいい。
野菜を育ててもいい。
そんな気持ちになっている、50歳と8ヶ月。
ブログは、いろんな世代の方々の、
いろんな生き方や考え方に触れられて、とっても楽しいです。
そんな中で。 「生き方のひとつ」として。
こんな未曾有の世の中で、
わたしの日々の暮らしをここで発信せさていただけることは、
とても幸せなことだと、日々、感じるのです。
いつも読んでくださって ありがとう。
おわり
今日もお読みくださって、ありがとう。
↓ ポチッとしてくださったあなたに、いつもあたたかな言葉や思いが還ってきますように。
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同調するよりも、何年かの孤独を選ぶのが水瓶座、なんだって! まさに!!(笑)
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