|
テーマ:暮らしを楽しむ(383451)
カテゴリ:ミニマルに暮らす
無駄なもののない、
できればなるだけ少ないもので、 ミニマルに、すっきりと暮らそうと思うとき、 「物欲」は、とても悪い欲に思われがちです。 むくむくと湧き起こっては毎夜襲いかかってくるような、 自分の力では抗えないと錯覚してしまうくらいの、 「悪い」というよりも、むしろ・・・「恐ろしい」欲? 少ないもので暮らす暮らし = 物欲とひたすら戦わなければならない暮らし そういう時期が、わたしにもあって、 きっとどなたさまにもあって、 必死になって戦ってみてわかったことは、 戦っているうちは終わらない、ということです。 消し去ろう、無きものとしよう、と 抵抗すればするほど、それは大きくなるのだ、ということ。 戦うということは、ずっとそのことを考えてしまう、ということ。 逃げられない、ということ。 ************************************* 物欲を。 そんなに嫌ったり、完全に消し去ろうとしないで、 「自分の一部なのだから」と、ちゃんと受け入れてみる。 本当に叶えたいことなら、それはちゃんと叶えてしまう。 物欲に、素直に、堂々と「負けて」あげる。 すると、なんて申し上げたらいいのでしょう・・・ 物欲との、終わりなき戦いの舞台から、土俵から、ステージから? 「卒業」できるのです。
物欲なんて、本当は可愛くて。「可愛いもの」で。 とても個人的なもので。 手放すことは、だから意外と簡単で。 名誉欲を手放せないことの方が、 より自分を苦しめたり、身近な家族や周りを巻き込んだり・・・ より終わりがなくて。 もっと!もっと!となって。 うんとタチが悪くて。 より注意が必要なのは・・・だからそちらなのでしょうね。 今年のスワッグが届きました。 ここからクリスマスまでだけの、 ひと月ちょっとのお楽しみ。 そのあとは、自然に還ってゆく。 先ずはあっち向きに置いたソファーの影から覗きます。 か、か・・・可愛い (;_;) ************************************** そこに暮らす人の心を満たして、満たして、充分に満たして、 そのあとは、自然に、土に還ってゆく。 この世に何も残さない覚悟と潔さは・・・ 今年も、こんなに美しいです。 これが、もしもずっと変わらないとしたら、 わたしは 少しさみしいかな。 届いて数日。 ユーカリが、少しずつドライになり始める。 こういうことが嬉しい。 生きているんだな、と感じる。 それぞれの枝の緑色の濃淡が、毎日少しずつ変化してゆく。 同じものは、この世に一つもない。 生きているんだな、と感じる。 今度はこっち向きのソファーの正面から眺める。 す、す・・・素敵 (;_;) ************************************* 枯れてゆく過程さえも美しいなんて、素敵。 自然の変化に抗わないなんて、素敵。 ああ、人間も。 わたくしも見習いたいな って、そう思うのです。 ************************************** 空が、とても低い。 急に冬らしくなりました。 秋と冬の境界って いつもよくわからないから・・・ この部屋にスワッグがやってきた日が、わが家の「冬」の始まりの合図。 冬・記念日 2021。 うれしい。 ミニマリストなんだから、クリスマスは何も飾らない! (`・ω・´) そんな風に、イキっていた頃がありました。 見えない何かと戦っていた頃がありました。 戦って勝利する、という・・・ そういう名誉?が・・・ わたしは欲しかった? 少ないもので暮らす人として、ミニマリストとして、 そして「発信者」として賞賛されるような実績を、 爪痕を・・・? 残したかったのかもしれません。 それでは「心地よい暮らし」や「わたしらしい暮らし」とは、 とても・・・ とても、言えませんね。 戦わない方が楽しいし、 そんなに戦わなくたって、もう、 いたずらにモノは増えることはないとわかりました。 勝利よりも、卒業。 物欲と戦うことからの「卒業」。 戦う気持ちを卒業できれば、物欲なんて、怖くない。 物欲なんて、可愛いもの。 無視すればするほど主張するのなら。 「こっちを見て!」「無視しないで!」「かまってくれ!」と、暴れるのなら。 これからは、いつもここにいてもいいんだよ。 あなたの気持ちは、よくわかった。 無視したり、無きものにしたりはしないよ。 あなたはわたしの、大切な、大切な、一部。 欲しいものを買ってもらえなかった頃の、小さなわたしはもういない。 それを叶える力が、 今のわたしには、ちゃんとあるから。 だから、大丈夫。 焦らなくても大丈夫。 心配いらないよ。 安心してね ( ´▽`) そう、言い聞かせてみる。 語りかけてみる。 そういう優しい気持ちで、受け入れてみると、 「物欲の存在」を ちゃんと認めてあげると、 「物欲の居場所」をちゃんと心の中に用意してあげると、 なぜか大人しくなる。「すん」っと、静かになる。 とっても可愛い良い子になる。 そして、仲良くなれる。 それが「しくみ」? なのかもしれません。 物欲って、多分。 あなたに振り向いてもらいたいのです。 「物欲」側の・・・ 気持ち? 枝が柔らかいうちにほんの少し小分けにして、ダイニングの棚に、今年も小さなお飾りを。 *************************************** あなたをあんなに嫌ってごめんね。 わたしは わたしの物欲が、今はなんだか「可愛い」です。 本当にあなたが 本当に完全にいなくなってしまったら、 わたしはきっと、淋しいから。 わたしの人生は、つまらないから。 「よしよし」と、「いい子ね」と。 「あらあら、また来たの?」と。 とっても大切に、可愛がっています。 おわり ↓ いつもポチッとしてくださるお気持ちを、ありがとう にほんブログ村 すっかり寒くなりましたね。 あなたさまのお住まいの辺りはいかがですか? 今日も最後までお読みくださって、ありがとう ( ´▽`)ノ うんと暖かくして、どうぞお健やかにお過ごしくださいね フォローをしてくださっている1328名ものみなさま・・・ 更新を楽しみに待っていて下さること、とてもうれしいです。 ありがとうね : お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.24 16:41:41
[ミニマルに暮らす] カテゴリの最新記事
|