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テーマ:暮らしを楽しむ(389994)
カテゴリ:ミニマルに暮らす
「暇なんでしょ!」って キレられたことがります。
セールスだったか、勧誘だったか、 訪問の貴金属買取だったか、 通信会社の乗り換えさせ詐欺だったか、 そういう、いきなりかけてくる種類の電話の人から、キレられた。 もうずっと昔のことですけれど。 今日の日記は、ご存じわたくしの「防災リュック」の画像、にてお届けいたしまーす ( ´▽`) ************************************ たとえばそういう迷惑電話にうっかり出てしまって 「げ!セールスだ!」と気付き なんとか早く切ろうとする時のこちら側のセリフで 「今忙しいのでごめんなさい」 って。 よくあるふつうのセリフだと思いますし、 そんな逆鱗に触れるようなものでもないと思うのですが。 たまたま腹の虫の居所が悪かったのでしょう。 その日の疲れや苛立ちのピーク、 断られっぱなしのピーク、だったのでしょうか、 それまでよそゆき口調だったセールスのお相手が突然豹変して、 「忙しいとか、そんなの嘘でしょ!」「嘘言わないでくださいよ!」 「あなた主婦なんでしょ!」 その後も、なにやらずっと、怒ってわめき散らしてる。 「どうせ暇なんでしょ!?」 って。 こっ、こ、こわー (;_;) なにこの人、どうすればいいのー!? だ、だ、誰かー ( ;∀;) 手に下げてもペタンとならない可愛い形。 防災時だけでなく、ペットボトルのお水4本など、重いものの買い出しにも活躍しています。 *********************************** 「暇」を。 暇な時間のある人を? いえ、もしかすると「(専業)主婦」という存在を? 心底憎んでいるような、そんなブチ切れかた、でした。 ふだん理性で抑えている感情が爆発しちゃったような。 疲れていたのかもしれない。 契約取れなさすぎてイライラしていたのかもしれない。 忙しすぎて、キャパオーバーで、限界だったのかもしれない。 ああ、この人、大丈夫かな。 かわいそうに。 あなた、とても「おかわいそう」ではあるけれども、 その吐き出し先が、ぶつけ先が、 なぜに わたくしなのー (;_;) 「し、し、失礼します。」と 小さく言って、逃げるように切ったあと、 怖くて動悸が止まらず、 またかかってきたらどうしょう!と、 すぐに慌てて着信拒否設定するも、 指が震えていてうまくいかないし、しばらくとても恐ろしかったです。 わたくしは、ただ、おとなしく自分の家に居ただけなのに、 とんだ災難、憂き目、だったのでした (;_;) わたくしの平和なはずの1日は、台無しになったのでした。 50代ってリュックを背負うと、元気な雰囲気が浮いてしまうことがあるんだけれど、 「黒い服に背負う黒いリュック」なら、一体化して、悪目立ちを防げる気がします ( ´▽`) **************************************** そのかたは、きっと「忙しい人」だったのでしょう。 そして多分、こういう電話のお仕事に向いていない人、 お仕事や日常がうまくいっていない人、だったのでしょう。 主婦なんて暇だろが!(だから話くらい聞けよ!)と、怒り狂っていた。 外で働くあなたは、とても素晴らしい人だけれど、 それと同じように主婦もね、やっぱりね、 とても素晴らしい人生だと、わたくしは思うんだけれど、 ああ、違うのかな (;_;) この一直線のリフレクターは、夜道ではかなりしっかり光って、存在を示してくれます。 反射の感度が、めっちゃすごい! 黒装束の歩行者には、とても大切なこと。 ************************************** 忙しいことは格好いいけれど、 暇なことは格好悪い。恥ずかしい。という時代は、 かつて、確かにあったように思います。 忙しいことは、すごいこと。 充実していることであり、勢いのあることであり、 周囲に自慢できたり、マウント取れたり、アピールできること。 けれど、いま。 今って、どうなんだろう。 「忙しいことがすごい」という価値観って・・・ もしかすると、もしかしなくても、 なんだか多分、もう・・・ 「古い」? 「忙しい」は、もはや「格好良い」の反対側に回ってしまったような、 いつも忙しい忙しい言ってると、 むしろ人も幸せも離れていっちゃうような。 あれ? 忙しいってしんどすぎない? 人生って、暇なほうが素敵? と。 多くの人が気づき始めてしまったのかもしれない。 余裕、というか、ゆとり、というか、のんびり、が幸せ、というような。 何かと時間に追われる忙しい生活と。 自分の時間がゆったり流れる生活と。 どちらの人生を幸せと感じられるだろう。 ということ。 忙しさを誇示するよりも、 外のお仕事でも、家庭の家事でも、きっと。 するべき仕事を、いかに効率よく、手際よく、 そして気分良く、ベストを尽くして ← 大切! 自分だけの自由時間、 すなわち「暇」を、どのくらい作り出せるかどうかが、 どれだけ笑顔で、ご機嫌でいられるか、が、 新しい時代に求められる、本当の「能力」なのかもしれません。 **************************************** この間の日記に「捨て期」という言葉を使ったとき。 「すてき(捨て期)」は「すてき(素敵)」と同じ発音だと気づきました。 漢字は違っても、発声すれば、どちらもが「すてき」。 必要のないものや余計なことを手放して、 自分の自由時間を増やしてゆけることは、素敵です。 捨て期は・・・素敵。 抱え込み期や、振り回され期よりも、きっと、ね ( ´▽`) こんな風にmarimekkoの「BUDDY」に、 「わたくしのものです!!」という目印用のキーリングをつけてるんだけれど・・・ 全然知らない人から「嘘つくな!」「どうせ主婦だろ!暇なんだろ!」と、 突然に噛みつかれたあのとき、 専業主婦は悪いこと(劣ったこと)だと思っていたのは、 本当は、わたくしの方だったのかもしれない。 忙しく働くことは、正義であり格好良い! 家にいる専業主婦は、怠け者で格好悪い! 当時、まだたくさん専業主婦がいた中でもそういう風潮は確かにあったし、 働いている人たちから責められても仕方ないこと、と。 勝手に電話してきた赤の他人から突然理不尽に怒られた、というとんでもない出来事なのに、 「専業主婦でごめんなさい」「わたくしが悪い」という気持ちになった。 専業主婦になることは、わたくしの唯一の夢で、ね ( ´▽`) 何かを諦めて仕方なく、とか、 成り行きでずるずる、ではなく、 若い頃からの、れっきとした、わたくしの「夢」だったのでした。 それをおとーさんが生涯かけて叶えてくれたというのに、 見ず知らずの他者からの激しい怒りと罵倒に、 わたくしの心は簡単に揺らいだし、そして不安になった。 嗚呼 あの頃の自己肯定感の低さよ。 (;_;) 今はね、もうね、自分のことをそんな風には思わないよ ( ´▽`) このミニマルな暮らしが、 自分の選んだ人生が、わたくしは大好きですよ ( ´▽`) 遠い昔の、あの日の電話の人にも、きっと何か。 あんなふうになってしまう事情があったのでしょう。 専業主婦であることに、どこか自信を持てなくて、 自分を好きになれないでいた若き日のわたくしにとって、 あれは必要な経験? 必然、だったのかもしれません。 誰になんと言われようが、自分の生き方に自信を持て! と。 そう思うと「ありがとう」ですね ( ´▽`) 感謝、ですね。 こういうことって、ずっと後になってからわかるものですね。 めっちゃ怖かったけどな!!! (´;Д;`) ↓ 2022AWの new arrivalsは・・・なんか最初から「目印」下がってる! Σ(゚д゚lll) ずっと忘れていたんだけれど、 なぜかふと思い出したので、日記に書きました。 自分を悲しませた相手への復讐は「幸せになること」ってよく聞くけれど、 もっと最大の復讐は。 「その相手を完全に忘れてしまうことだ」と、フロイトは言ってます。 復讐したいなんて、思わないけど、 そう。 忘れよう。 きれいさっぱり、忘れちゃおう ヽ( ´▽`) ノ ありがとね!と、感謝して、今日、気持ちよく手放そう。 1日1捨。 捨て期は、素敵!! 今日はそんな日記。 お読みくださって、ありがとう。 おわり ↓ ポチッと応援してくださるお気持ち・・・本当にうれしいです。 ありがとうね。 にほんブログ村 どうぞお健やかな、心穏やかな、佳き1日を ( ´▽`)ノ ↓ 「50代自分らしさ」のカテゴリにも新たに参加させていただいています。 にほんブログ村 自分らしく暮らす、素敵な50代ブロガーさんがいっぱいです ( ´▽`)ノ フォローをしてくださっている たくさんのみなさまへ。 更新を楽しみに待ってくださるお気持ち、いつも大きな励みになっています ( ´▽`) : お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.02 15:15:39
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