2024/03/11(月)20:11
「産まないほうがコスパがいい」 と判断する本当の理由? の、お話。
こういった記事を目にする機会が、
ここ何年か、とても増えたように思います。
こういった記事、というのは、たとえばこういった記事のことです。
★「どんな子育て支援があっても産まないほうがコスパがいい」
若者が "子どもは無理" と判断する本当の理由
他にもたくさん、たくさん見かけるように思います。
あなたさまも、きっとお読みになられたことがあるかもしれません。
みなさまこんにちは。 すずひです。
若者が "子どもは無理" と判断する理由。
大人ひとり、
あるいは大人同士のカップルが暮らしていくなら、
いくらでも「社会や他人に迷惑をかけない」という
現代社会の倫理的責務を達成できよう。
迷惑をかけてしまった時の制裁が恐ろしい、という気持ち。
ああ、わかる。
そうならない為にずっと緊張してなけりゃならない、という気持ち。
それも、とても、わかるよ。
経済的なことよりも、
子を持つことで親として背負わなきゃならないそういう「精神的な負担」や「リスク」が
無理だし、きついし、恐ろしいのだ、と。
だから、なんらかの支援や3人目大学無償化などで、
仮に経済的に多少ピンポイントで助かったのだとしても
子育てにまつわる多くの精神的な負担については、
「殆ど何も助からない」と・・・
若者は「わかっている」ということ。
*************************
こないだの「マルハラ」の一件もそうなのかもしれませんが → ★
Z世代のお子たちが
こうしてなんだか「やたら冷めた感じの世代」として取り上げられるたび・・・
その根底に、3.11で見たあの景色が。
やっぱりあるのではないかな、って・・・
わたくしは、ふと思ってしまうところがあります。
13年前の3月11日。
とても多感な、心の柔らかい時期に、あの恐ろしい光景を見た世代。
****************************
もしも将来子供を持ってしまったら
こんなことが突然起こって子を失う悲しみや
想像を絶する喪失感に耐えなければならないのか、という・・・
ここからいっぱい勉強して、社会に出て、
例えば結婚して、せっかく築いた家庭や暮らしだって
こんなふうな自然の大きな脅威のもとでは、
跡形もなく失われてしまうこともあるのだ、という・・・
もちろん、嬉しさも、幸せもたくさんあることも想像できるだろうけれど、
本能的に「危機」や「不安」を想像する方が得意なのが
人間ですから。
********************
責任を背負うことの、怖さ。
大切なものを失うことの、怖さ。
持たなければ、背負うものも、失うものもない。
まったく皮肉としか言いようがないが、
いまほど社会が安全でも快適でも自由でも平和でもなく、
親の責任も子どもの人生もはるかに「雑」に扱われていた時代のほうが、
たくさんの子どもが生まれていた。
命を大事にするからこそ、命が生まれない
大切だからこそ、
大切になりすぎたからこそ産まない(産めない?)時代、という・・・
その記事でのこの結論づけは、とても心に残りました。
ああ、大切に思うから子を産み、
大切だからこそ欲しい、と思えたのが昭和(やギリギリ平成?)なのなら、
令和のどこかの段階でひっくり返って
大切さに対する思いが「逆さ」になっちゃったのかもしれません。
少子化って、ずっと言われてますけれど
今も十分深刻で、
そんな中、将来子どもを持ちたいと思っている若者も、
この国にはたくさんいてくださることはもちろん承知の上で。
「子どもは無理」と判断する若者が増えていることの、これが理由?
ここからさらにもっと、
もっともっと加速することは止められないだろうといわれる・・・所以?
その通りなのかもしれません。
違うのかもしれません。
かもしれません、の羅列ばかりで・・・ごめんなさいね。
産まない方がコスパがいい、の「コスパ」。
コスパって「費用対効果」のことなのだと言われますから
まずは「金銭」のことを想像するし、
そして主に「時間」や「労力」のことを指して使われると思うけれど、
実際には
とくに若者にとっては、
そこにまつわる「精神的負担」がどうかってことが
ほとんど全て、なのでしょう。
ツラいか、ツラくないか、ということ。
*************************
日本人は太古の大昔から、自然とともに生きてきて
災害と復興とを、幾度も幾度も繰り返し、
そして今もなおその渦中にあり、
それでもなんとかこの国で、
この地で、何世代も暮らしてきた長い歴史があるのだと思います。
どんな状況の中であっても、
どんな中でも「感謝をするべきこと」はきっと見つけられると思いたくても
そう思うには、まだ記憶に新しすぎるし、
心を立て直そうにも・・・あまりにも次々と起こってしまう。
子供のときにあの光景をみることになった世代の気持ちは。
大人になってから
そして「親」になってから見たしわたくしにはわかり得なくて。
みんなの降り立つ大地が、どうか穏やかであることを。
平和であることを。
毎日 ただただ 祈りながら。
亡くなられた多くの方のご冥福を
心からお祈りしながら
そして自然への「畏敬」の心を忘れることなく・・・
1日1日を、大切に生きようと。
よく晴れた空を見上げながら 今日は、そんなことを思ったのでした。
うまく書けなくて、ごめんなさい。
お読みくださって ありがとう。
おわり
↓ いつもポチッとしてくださるお気持ち、ありがとうございます
にほんブログ村
↓ あなたさまにとって、穏やかな1日となりますように・・・
にほんブログ村
たくさんのフォロー、いつも励みになっています
: