海を渡れ!みんなとわたしの「1日1捨」!の、お話。
祝日「海の日」の移動、というのを、知りたてホヤホヤの すずひです。スポーツの日と山の日?も(山の日とは!?)移動したとのことですが、それらはもともといつだったのでしょう (゜∀。)?みなさん、こんにちは ( ´▽`)ノ さて。「1日1捨 ミニマルな暮らしが続く理由」という本を出版させていただいたのは、もう2年半も前のことになります。矢場町のコンランショップのカフェで待ち合わせて初めて担当の方とお会いしたのは、もう3年ちょっと前。初めて会う日の目印はバッグ。「カーニバル」でした。すずひさん、お若くてびっくりしました!と仰っていただけた47歳のあの日から、わたしはもう、3つ、歳をとりました。「1日1捨」が、まさか海を越えてゆくなんて。2019年の年末、海外翻訳出版の決定のお知らせがあって、少しだけメールのやりとりさせていただいて、そのあとずいぶんと音沙汰がなく・・・あれ、もしかして無しになっちゃったのかな? 嘘かな? と (笑)ちょっと忘れかけてしまっていたところへの見本誌。うわぁ、本当に本当の話だったのか! (´;Д;`) **************************************わたしは今年、50歳になりました。本を書くことと向き合ったことも、頑張ったことも、日に日に「過去のこと」と、3年も昔のこと、と感じ始めています。けれど。過去形でなく「進行形」のメッセージとなって、いま。2021年、「1日1捨」は、大陸へ。わたしの行ったことのない国で、わたしには「こんにちは」と「ありがとう」くらいしか言葉のわからない国で、この本をいま、手に取ってくださる方がいてくれる奇跡。日本語版「1日1捨」は 縦組みの右開き、でしたが、翻訳版「1日1捨」は 横組み(左から右に文章が書かれている)の左開き、なのです。 ****************************************わたしの人生に、こんなことが起こるだなんて、今こうして ここに証拠が、現物があってもどこかの誰か知らない人の身の上話を聞いているようなとても不思議な、離人的な、生きてるんですけれど、幽体離脱的な気持ちです。カバーには、「箔」が。 キラキラ輝く「知足」「惜物」の、金色の文字 ( ´▽`) **************************************ブログを書いていると、いろんなことがあるのだけれど、ブログを書く人生と、書かない人生を選べるのなら、わたしは書く人生を選ぶ。わたしは、選んだ。 人生は、「選択」の連続ですね。5年前の夏の日、ブログを書く人生を わたしは選択しました。その小さな選択によってもたらされた、その後の数々の「奇跡」や「幸せな出来事」は、迷っていたときのわたしには、なにひとつ予想できなかったことばかりで。もう、本当に。 本当に驚くべきことばかりで。カバーを外した表紙がまた可愛い! 茶封筒のような、とっても素朴な雰囲気 ( ´▽`)「〝生活智慧” 系列」! これは「生活の知恵シリーズ」ってことかな!? ***************************************どんなことにも光と影とが必ずあって。そのどちらもを知ることこそが「人生」なのだとわかっていても。けれど「影」は、誰だって怖いのです。まだ見ぬ何かに怯えることなく、臆することなく、目の前に広がる大海原を渡っていった「1日1捨」。あなたは、著者のわたしなんかよりも はるかに・・・ はるかに勇敢だ。みんなのおかげで 誕生することができた本。たくさんの方に助けていただきました。わたしの本だ!などという意識は、いまはもうない。1日1捨は お手に取ってくださった、読んでくださった あなたの本。みんなの本。 みんなとわたしの「1日1捨」。わたしがある日一人で思い立って、「わたしは本を書きたい!」と、どんなに強く、「そして翻訳出版もされたいんだ!」と もしも切実に願ったとして、どんなに願ったとしても、そんな大きなこと、ひとりの力で叶えられるものではないでしょう?わたしひとりがどんなに願おうと、叶えられるものではなかった。3年前、本の製作に入る少し前、ふと思い立って、手相を見てもらったことがあるのです。「すごく多くの人に支えられてる相が出てるよ、なんで?」 「あなた何かしてるの?」と 訊かれました。それはきっとこのブログのことだ!と、心が震えた。 みんなのおかげです。この本が、「海」と。そして「言葉の壁」さえも越える力を持つことができたのは、わたしのブログを見つけてくれた、みなさんの、お一人お一人の「あなた」の、おかげ。一生懸命伝えようとして、初めて言語化できた気持ちがたくさんありました。自分の言葉で伝えようとすることでしか向き合うことのできない、たくさんの、溢れる思いや、苦しい思い。「1日1捨」は わたしの思いだけでなく、お手に取ってくださった方お一人お一人のお気持ちを乗せて海を渡ったのだと思います。水面を馳せる風のように、 ふわりと大海を越えることができたのだと思います。本当に、ありがとう。 si-zhu-xi(すずひ)中国には、正式には、日本語の「ひ」にあたる発音が無いのだそうです。(ヒルトン:希尓頓 Xierdun ・ヒューズエアクラフト:休斯飛机公司 Xiusifeijigonsi)「ひ」の発音ともっとも近いのが「xi」であり、これも「ひぃ」と「しぃ」の間、みたいな音、なのだそうですよ ( ´▽`)当時、偶然にも第二外国語に中国語を「選択」していた息子が・・・とても頼りになりました。↓ 「1日1捨」に、ありがとう。 もうすぐこのブログは「5周年」です。にほんブログ村8月からは6年目、なのです。ずっと続けてこられたのは、いつも読んでくださる あなたがいてくださったおかげ。こんなに長い間、ずっと読者さまでいてくださったこと、本当にありがとう。: